ミヒャエル・エンデのレビュー一覧

  • モモ(絵本版)

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    ネタバレ

    【この本を一言でいうと】
    心に染みる系の本

    【きっかけ】
    この本を読もうと思った理由は本屋の児童書コーナーで小説モモを良く見かけるのでいつか読んでみたいとずっと思っていたが、その前に絵本でどんな感じの内容か知りたかったから。

    【読んでみて】
    絵が綺麗でびっくりした。
    絵本の割には文字量が多いとは思うが、何回も読み聞かせをしたくなるような教訓本?のように感じた。以下のベっぽの引用のところが、事がぐっと心に響いた。
    小説モモも読んでみたい。


    【好きな絵本の引用】
    「一度にその道路全部のことを
    考えちゃいけないんだ。わかるかい?
    ただ、次の一歩、次の息、次にほうきで
    はくことだけを、考える。

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    2025年06月15日
  • 魔法のカクテル

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    ミヒャエル・エンデさんの童話ですね。
    ミヒャエル・エンデさん(1929~1995)
    ドイツの児童文学作家。
    訳は、川西芙沙さん(1939年、東京生まれ)翻訳家。

     『モモ』『はてしない物語』で有名なミヒャエル・エンデさんの初読みです。
     登場するのは、魔術師と魔女、猫とカラスの二人(?)と二匹だけです。
     地獄の魔王と契約した魔術師と魔女ですが、景気内容の履行期限が年末に迫り、契約の達成が(すべての悪事)出来ないので、焦ります。契約の達成が出来ないと命がありません!
     一方、二人の悪巧みを見張るために、二人のペットとして近づいた猫とカラスは(じつは最高評議会のスパイ)、何が起きるか見届けよう

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    2025年05月09日
  • ロドリゴ・ラウバインと従者クニルプス

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    ネタバレ

    おっミヒャエルエンデだーー
    しかも表紙が JUNAIDAさんーかわいいーーっと思って手にとる

    クニルプスがロドリゴ・ラウバインが自分が思っていたような盗賊騎士でなかったことに気付かされた時
    そもそもがこっちの思い込みだったわけだけど
    普通なら騙された!と腹を立てるんじゃないかと思うんだが、すぐに自分がしたことでロドリゴに迷惑がかかるんじゃないか、と心配するところにびっくりした
    えっ、なんかめっちゃいい子やないかーーー

    ロドリゴが天職を得られてよかったなーー

    最後まで読んだところでこれ、実は未完の作品で
    エンデジャない人が完成させたとあってびっくり
    そーなんだー
    どの辺までがオリジナルなん

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    2025年04月01日
  • はてしない物語 下

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    途中どうなるんだろう?とハラハラしながら読み進めてたけど、最後でとても感動しました。バスチアンの成長する姿が見れてホントによかった!アトレーユがいい人すぎ、友情って素敵だなぁ。

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    2025年03月04日
  • はてしない物語 上

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    壮大すぎる…!
    何の予備知識もなく読んでみたけど、とても引き込まれました。自分が子ども時代に読んでたらもっとハマってただろうな。今大人になってから読むと、親目線で読んじゃって別の意味でハラハラしちゃう。
    バスチアンが下巻でどうなっていくのかとても楽しみ。

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    2025年03月02日
  • モモ(絵本版)

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    小学生の頃エンデが書いた物語ばかり読んでいた。これはモモという少女ついてのお話で、時間泥棒は出てこないけど、モモ読んでみたいなと思わせる空気感がいい。対象年齢が高いからまだ一歳の息子には早いけどいつか絶対読んでもらう

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    2025年03月01日
  • ロドリゴ・ラウバインと従者クニルプス

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    ネタバレ

    人形劇団の息子クニルプスと偽の騎士ロドリゴ・ラウバイン(優しくて闘うような人ではない)の物語。自分の世界に閉じこもっていたロドリゴが思いがけず外に出ることになり、最後は人形劇団をすることになります。鳥のソクラテス(オウム)がよかったです。

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    2025年02月23日
  • モモ(絵本版)

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    4.5年から。原作モモの主役、この女の子が表した生きた時間とは、どんなことなのか、どうしたら生きた時間になるのかをモモから教えてもらえる大人な絵本。あくまでモモについてで、時間泥棒は出てこないので注意。

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    2025年02月19日
  • ロドリゴ・ラウバインと従者クニルプス

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    児童文学になるのかな?エンデの作品はモモ以外読んだことなかったが、楽しんで読めた。
    ただ、やはりファンタジーはあまり得意ではなく、ちょっと最後は飽きてきてしまった。

    この本を読んだ1番の理由はなんといっても挿絵がjunaidaさんだったから。表紙も開いてすぐの紙(なんでいうのでしょうか?)もすごく素敵でした。
    自分が本を出すなら装丁がこんなふうに素敵な本にしたい、なんて妄想。

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    2025年02月01日
  • モモ(絵本版)

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    モモの世界観をギュッと寄せ集めたような本。とても美しい絵が添えられていて、原作と共に配置したい。原作読み返したいな〜

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    2025年01月15日
  • ロドリゴ・ラウバインと従者クニルプス

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    ネタバレ

    自分が世界の中心であれば、何事も思うままに振舞える。けれども、周りに存在する数多の人々はそれぞれ独立した個であること。そして、自分の言動が他者に影響を及ぼすことを知ることが、「おそれ」の正体かと思う。それは、悪影響だけではなく、良いことももたらす。だからこそ、「とんでもない力がわいてくることもある」のだ。
    また一方、ラウバインのように傷付けられることを極端に怖がり、自分の殻に閉じこもってしまうのは、ここでいう「おそれ」とはならない。それは自分の脳内で作られた世界を怖がっているのであって、現実の社会と向き合っているわけではない。
    善悪を判断するには、他者の存在を尊重しなければならない。本作は、少

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    2025年01月02日
  • モモ(絵本版)

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    ネタバレ

    高校生位の時に読んだ『モモ』。だいぶ内容を忘れてしまっているが、この絵本版はモモにはいろんな人の話をじっくりよく聞ける才能があり、ジジと道路そうじのベッポという二人の特に親しい友だちがいるという本編の序盤の一部分が描かれ、既読の人は懐かしさと共に、未読の人は未知の高鳴りと共に続きの物語へ導いてくれる。
    時間どろぼうの影もまだないけれど、見返しの「時間とは、いのちだからです。そして、いのちは心にやどっているのです」の言葉が全て。
    ベッポの仕事に対する極意はそのまま学校生活や生き方にも当てはまりそうで沁みるなぁ。

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    2024年12月08日
  • はてしない物語 上

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    子供の時、姉が読んでいたけど分厚さにおじけ付き、結局憧れのまま終わっていた。大人になって初チャレンジ。後半怒涛の流れ!
    文庫ではなく、あの本で読むべきだったかも。子供が読みたそうにしたら与えてあげたいなあ。

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    2024年11月09日
  • モモ(絵本版)

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    エンデさんの本は、「モモ」は履修済み、「はてしない物語」は未履修ですが、どちらも書棚のどこかに積んであります。今回は「モモ」の方が絵本になったということで、この素晴らしい物語のエッセンスを、何十年かぶりに、美しい絵と共に堪能しました。「時間泥棒」のくだりは省略されていましたが、「話を聞いてもらうこと」の大切さについて、あの頃よりもよく理解できたような気がします。原本もまた、読んでみようかな。

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    2024年10月30日
  • ジム・ボタンの機関車大旅行

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    フクラム国に届いた小包に入っていたのは、なんと赤ん坊だった。ジム・ボタンと名付けられたその赤ん坊は、やがて大きくなり、機関士ルーカスと機関車エマとともに旅に出る。彼らは姫を救うため、度重なる困難と危険を乗り越え竜との戦いに挑む。

    まだ半人前のジム・ボタンが勇気を奮い起こし、窮地を脱していく姿に感動する。機関士ルーカスがジムの勇敢さを称えるシーンもたまらなく誇らしい。旅からの帰り道、待ち受ける人たちの興奮や歓迎を読むのも楽しい体験だった。

    分厚くなかなか手に取られないが、本格的な冒険物語を求める子に差し出したい本。というか、全部読んであげたい。旅を通して学び成長するジムの姿は、子どもたちの心

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    2024年10月18日
  • 魔法のカクテル

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    久しぶりにミヒャエル・エンデを読みました。やはりメルヘンの国ドイツだから、すぐにファンタジーの世界に入れるのが素敵です。魔法のカクテルのできあがる時間に間に合わなかったらどうしようとハラハラしました。

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    2024年10月14日
  • 魔法の学校 エンデのメルヒェン集

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    魔法学校の先生のレッスンを受けながら子どもたちが徐々に魔法を習得していく様子を、心躍らせながら読むことができる。

    自分の本当の望みを知ることで魔法が使えるようになるということを先生が話しているシーンが好き。自分の本当の望みって何? 本当の望みではない望みに自分はとらわれているかも? って、ハッとさせられる。

    エンデのお話を読むと、ユーモアに笑わされたり、不思議に包まれたりする中で、いつもそんなハッとするような気づきがある。

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    2024年10月10日
  • ジム・ボタンと13人の海賊

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    ファンタジー冒険物語の後編

    不思議さや奇妙さやワクワク感が絶妙で、安心して楽しめる。
    リアルではなく、都合が良く、だからといって全く飽きさせない、良い世界観、良い冒険談。

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    2024年09月04日
  • ジム・ボタンの機関車大旅行

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    絵本を書くつもりで筆が進んでできたらしいファンタジー物語前編

    のびのびとした自由な発想で展開される冒険譚。
    子供の頃に読んでみたかったと思ったけど、歳をとってからでも充分にワクワク楽しく味わえた。

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    2024年07月25日
  • はてしない物語 上

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    下巻があるのはわかっていながらも、後半の終わりが見えて来た時に「あれ?もう物語終わりそうじゃない…?」と思ったら大間違い!!!
    なんと、一気にこの先どうなるのか!?という感じに急展開になってきたぞ!!
    まさに下巻が気になる「to be continued…」です!

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    2024年07月24日