ミヒャエル・エンデのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ【この本を一言でいうと】
心に染みる系の本
【きっかけ】
この本を読もうと思った理由は本屋の児童書コーナーで小説モモを良く見かけるのでいつか読んでみたいとずっと思っていたが、その前に絵本でどんな感じの内容か知りたかったから。
【読んでみて】
絵が綺麗でびっくりした。
絵本の割には文字量が多いとは思うが、何回も読み聞かせをしたくなるような教訓本?のように感じた。以下のベっぽの引用のところが、事がぐっと心に響いた。
小説モモも読んでみたい。
【好きな絵本の引用】
「一度にその道路全部のことを
考えちゃいけないんだ。わかるかい?
ただ、次の一歩、次の息、次にほうきで
はくことだけを、考える。 -
Posted by ブクログ
ミヒャエル・エンデさんの童話ですね。
ミヒャエル・エンデさん(1929~1995)
ドイツの児童文学作家。
訳は、川西芙沙さん(1939年、東京生まれ)翻訳家。
『モモ』『はてしない物語』で有名なミヒャエル・エンデさんの初読みです。
登場するのは、魔術師と魔女、猫とカラスの二人(?)と二匹だけです。
地獄の魔王と契約した魔術師と魔女ですが、景気内容の履行期限が年末に迫り、契約の達成が(すべての悪事)出来ないので、焦ります。契約の達成が出来ないと命がありません!
一方、二人の悪巧みを見張るために、二人のペットとして近づいた猫とカラスは(じつは最高評議会のスパイ)、何が起きるか見届けよう -
Posted by ブクログ
ネタバレおっミヒャエルエンデだーー
しかも表紙が JUNAIDAさんーかわいいーーっと思って手にとる
クニルプスがロドリゴ・ラウバインが自分が思っていたような盗賊騎士でなかったことに気付かされた時
そもそもがこっちの思い込みだったわけだけど
普通なら騙された!と腹を立てるんじゃないかと思うんだが、すぐに自分がしたことでロドリゴに迷惑がかかるんじゃないか、と心配するところにびっくりした
えっ、なんかめっちゃいい子やないかーーー
ロドリゴが天職を得られてよかったなーー
最後まで読んだところでこれ、実は未完の作品で
エンデジャない人が完成させたとあってびっくり
そーなんだー
どの辺までがオリジナルなん -
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Posted by ブクログ
ネタバレ自分が世界の中心であれば、何事も思うままに振舞える。けれども、周りに存在する数多の人々はそれぞれ独立した個であること。そして、自分の言動が他者に影響を及ぼすことを知ることが、「おそれ」の正体かと思う。それは、悪影響だけではなく、良いことももたらす。だからこそ、「とんでもない力がわいてくることもある」のだ。
また一方、ラウバインのように傷付けられることを極端に怖がり、自分の殻に閉じこもってしまうのは、ここでいう「おそれ」とはならない。それは自分の脳内で作られた世界を怖がっているのであって、現実の社会と向き合っているわけではない。
善悪を判断するには、他者の存在を尊重しなければならない。本作は、少 -
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フクラム国に届いた小包に入っていたのは、なんと赤ん坊だった。ジム・ボタンと名付けられたその赤ん坊は、やがて大きくなり、機関士ルーカスと機関車エマとともに旅に出る。彼らは姫を救うため、度重なる困難と危険を乗り越え竜との戦いに挑む。
まだ半人前のジム・ボタンが勇気を奮い起こし、窮地を脱していく姿に感動する。機関士ルーカスがジムの勇敢さを称えるシーンもたまらなく誇らしい。旅からの帰り道、待ち受ける人たちの興奮や歓迎を読むのも楽しい体験だった。
分厚くなかなか手に取られないが、本格的な冒険物語を求める子に差し出したい本。というか、全部読んであげたい。旅を通して学び成長するジムの姿は、子どもたちの心 -