ミヒャエル・エンデのレビュー一覧

  • はてしない物語 上

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    上は長い長い導入。本が、本の中の登場人物が、現実に干渉してくることにものすごくロマンをかんじます。アトレーユとフッフールに好感がもてますね。

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    2025年10月13日
  • モモ(絵本版)

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    ドイツの作家、エンデの児童文学の絵本版。
    原作の一部も絵本にしたようなので、原作の全てではないですが、絵本版では、人の話を聞くこと大切さが詰まっています。話し上手より聞き上手、そうありたいと思いますが、なかなか難しい。優しさの詰まったお話。

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    2025年10月12日
  • 魔法の学校 エンデのメルヒェン集

    購入済み

    読みやすい

    短編集なので1作品1作品をテンポよく読み進められます。ミヒャエル・エンデらしいファンタジーな世界観がとても好きです。

    #癒やされる #深い #エモい

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    2025年09月12日
  • 魔法のカクテル

    購入済み

    現実を考えるファンタジー

    この作品を読んでいる途中,ファンタジーでありながら,何度も現実とリンクさせて考えてしまいました。強力な権力者や魔法使いであっても,何か(契約など)に縛られていることがあること。世界の破壊を仕事として遂行しなくてはいけなくなってしまっている人がいること。何にでも対抗する勢力はあるが,人(獣?)選というのが重要であること。そしてそれは実は特別な人である必要がないこと。エンデのファンタジーは好きでしたが,この作品はしらず,今回読めてよかったです。

    #感動する #深い #ドキドキハラハラ

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    2025年07月27日
  • はてしない物語 下

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    主人公が文字通り本の中に入り姿が変わってから物語を想像していく、何かを願えば人間だった頃の記憶を失う、話が進んでいくうちに周りが見えなくなり、独裁者の様になっていく様は怖さがあった。その後の展開では明るい方に解決していきます。
    作者が話していた「希うことが大切だ希えばなる」という言葉をこの本を通して語っていたのだなぁと感じたし。自由に創造し遊ぶこととは?の答えがあるように思えた

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    2025年06月11日
  • はてしない物語 上

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    SNS で読んでいた方の投稿を見け気になったので読んでみました。
    ミヒャエルエンデの作品はモモとこれで2作品目
    タイトルのとおりはてしなく、これで上巻なの!と思わせるくらい壮大な物語
    沢山の冒険も主人公の時間の進みかたもこれから下巻にどう繋がっていくのか、終わりがくるのか?気になることが沢山残るけれど、読みごたえもあり、没入出来る作品でした。

    下巻も同時に購入したのでこれから読みます。

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    2025年06月02日
  • モモ(絵本版)

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    とてつもない余韻がのこる作品★ 本当に読めてよかった!
    中学からいままでがむしゃらに突っ走ってきた。 
    それでいいと思ってたけど...... まず1日のうち朝すこしもの思いにふけるようにしてみよう。 
     聞き上手になる、これもやってみよう。 
    まわりの自慢合戦や負の感情に押しつぶされそうな10歳にぜひ読んでほしい。
     中高生はこの絵本版をきっかけに小説へ。 
    わたしもつぎは小説を読みたい。

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    2025年05月15日
  • ジム・ボタンの機関車大旅行

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    本格的に読書好きになった本。小学生4年生の時に、学級文庫に新冊で入ってきたもの。夏休み前に一回読んで、その夏休み、そごうの本屋で買ってもらった。

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    2025年05月06日
  • はてしない物語 下

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    ネタバレ

    さすが名作、バスチアンがいい思いばかりする場面も反転して辛い思いをする場面も、どちらも目を離せなかった。
    訳者のあとがきに、(単行本として出す時は)装丁にもこだわっていたというエピソードがあったので、それも見てみたかったなぁと思う。文庫版は文庫版で、CMに入る直前のドラマのようにいい所で上巻が終わるのもよかった。
    エピローグのコレアンダーさんとバスチアンのような、共通の読書の思い出を持つ友だちを作りたくなった。

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    2025年04月29日
  • はてしない物語 下

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    下巻は読んでて辛かった。

    物語の中のバスチアンを見ているのが苦しくなる。
    まさにどんどん自分を見失ってるし、またその期間がとてつもなく長い。

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    2025年04月28日
  • はてしない物語 上

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    岩波少年文庫を読んでみたくなり、
    最初はミヒャエル・エンデの作品とはてしない物語にたどり着いた。

    なんて豊かな想像力だろう。
    読んでいるとどんなものか自分で想像していくのが楽しかった。
    この本には、物語の世界と物語の読者がいる。
    つまりこの本を読んでいると、似たような位置にいる自分が2人居ることになる。
    私にとっても読書は良い現実逃避になる。

    表紙や、扉絵がとても素敵で、はてしない物語の想像のヒントにもなる。

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    2025年04月28日
  • はてしない物語 下

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    ネタバレ

    面白かったー。途中から先を知りたすぎてかっ飛ばして読んでしまった。
    幼馴染の女の子とか伏線かと思ったら違った。幼ごころの君が悪女なのかとかいろいろ予想しながら読んだけど、投げっぱなしで回収とかされなかったのは敢えてなのかな。
    上巻のほうが完成度は高かったと思うけど、結末はやっぱり泣いちゃった。アトレーユがとてつもなくいいやつ過ぎて、バスチアンが気の毒。

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    2025年04月02日
  • モモ

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    ちいさなモモが時間どろぼうと戦う話。マイスターホラの家で食べる朝ごはん、ベッポの道路掃除の話、ごっこ遊びでモモザンになるところ。

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    2025年11月29日
  • モモ(絵本版)

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    ミヒャエル・エンデ「モモ」の絵本版。
    とてもきれいであたたかい。
    この本の存在を知ったことがうれしい。

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    2025年01月10日
  • はてしない物語 下

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    なんと初出は1979。私が読んだのは1988年13歳、以来の再読、きっかけをくれた息子に感謝の大感動でした。これは、、、、記憶は前半のアトレーユがバスチアンを探索するところまでしかなかったけど、後半のバスチアンの冒険こそが主題なんだなと。ダークサイドに落ちて支配者になろうとし、叛乱を起こされて(しかもアトレーユ軍との戦い!)とか本当にマジな話で驚きながらの後半でした。そしてラストは、、、大人、特に息子の父となって読めて本当に良かった、死ぬまでに再読出来て良かったと心から思いました。願わくば、本物の『はてしない物語』、ハードカバーで読みたかった!

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    2025年01月09日
  • モモ(絵本版)

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    ミヒャエル・エンデ『モモ』絵本版。

    ある町のはずれにいつの間にか住み始めた風変わりな小さな女の子、モモ。最初は町の皆は怪しいと思い用心していたが、その内にたくさんの人たちがモモに会いに来るようになった。小さなモモがだれよりも得意だったのは、ほかの人の話を聞くこと。そんな聞き上手なモモには、たくさんの友達の中で、特に親しい友達が二人いた。

    「聞くこと」に特化して描かれている。



    モモのお話が全て描かれているわけではなく、一部分に焦点を当てた絵本でした。
    お話を全く知らない低学年児の導入としては難しく思えましたが、一通り読み聞かせをきちんと聞いていたように思います。いつか原作を知った時に思

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    2024年12月15日
  • はてしない物語 上

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    本作の冒頭で、主人公の少年・バスチアンが「はてしない物語」をじっと見つめたときの彼のつぶやきは、本が好きな人なら誰でも一度は感じたことがあると思う。こんなに夢中になれる世界が、両手に収まるサイズに綴じられた「本」のなかに広がっているなんてすごいことだ。

    物語の舞台となるファンタジーエン国を救うために選ばれた少年・アトレーユが、国をおかす「虚無」の原因をつきとめるべく、勇気と誠実な心をもって冒険をする。不思議であふれるファンタジーエンの景色や生き物が生き生きと、正体不明の虚無がじわりと迫る恐怖とともに描かれ、それを読み手であるバスチアンを通して私たちも物語の世界を体験する。

    物語の世界と読み

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    2024年12月05日
  • モモ(絵本版)

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    モモは最初に原作を読んで感動し、その後に映画を見て良かったので、絵本もさっそく購入してみました。

    この絵本の絵そのものは、とても情感あふれるもので、何かしら心に響くものがありました。

    そして、この絵本を見て最初に感じたのは、映画を見ないほうが良かった…でした。

    エンデの伝えたかったことを感じたかったのですが、どうしても映画の映像が浮かんでしまい、一読した時はこの絵本の伝えたいものが私には感じられませんでした。

    でも絵を見ているだけでも感じるものがあり、むしろこの絵本は文章を読まずに絵からモモを感じることができるものかな、と思いました。

    文字を読めない幼い子のほうが、もしかたらエンデの

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    2024年10月25日
  • はてしない物語 下

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    ネタバレ

    『物語は新しくても大昔のことを語ることができるのです。過去は、物語と共に成立するのです。』

    『望みって、どこから起こってくるんだろう?望みって、いったいなんなんだろう?』

    ファンタージエン国で過ごす中で、
    人のため、自分のため、望みを叶えながら、
    自分を失っていくバスチアン。

    シュラムッフェンのことば。
    『おれたちゃ命令がほしいのさ!指図してもらいたいのさ。強制してもらいたいのさ。禁止してもらいたいのさ!おれたちゃ、なんか意味のある生き方をしたいのさ!』

    自分で考えるより、指示されたこと、良いと言われることををきちんとやっていると思えること、あるいはしてはいけないと言われることをしてい

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    2024年10月18日
  • はてしない物語 下

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    いじめられっ子のバスチアンは、いじめっ子たちから逃げるために飛び込んだ古本屋で一冊の本と出会う。本の中では勇者アトレーユが国を救うために旅を続けていたが……→

    子供の頃にテレビで見た「ネバーエンディングストーリー」の原作だろうな?という気軽な感じで手に取ったんだけど……全然ちがーう!!あの映画は上巻にオリジナルエンディングをつなげた感じ?みたいで、物語としては序章やんってなった。
    たぶん、これは下巻が本番。上巻は王道の冒険ファンタジーで

    下巻がガチのガチなんよ(何が?と言われるとわからんが笑)
    私はもうね、アイゥオーラおばさまと出会えただけでね、この物語を読んでよかったって思えたよ。おばさ

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    2024年08月25日