ミヒャエル・エンデのレビュー一覧

  • モモ

    良かった

    時間に追われた現代人の皆さんに、ぜひおすすめです。
  • はてしない物語 上
    なにが「はてしない」のか。
    その答えが最後に明かされハッとする。
    子供の頃映画が好きでよく観ていたけどストーリーをすっかり忘れてしまっていた。(登場人物や断片的なシーンの数々は記憶にあるけど、どんな話だったか問われると説明出来ない!)
    読み進めていくと、ああ確かにそんな展開だった!と思い出し楽しくな...続きを読む
  • はてしない物語 下
    頭を空っぽにして没頭…
    気がついたら私もファンタジーエンの世界にいた。

    ファンタジー好きなのに子供の頃にこの本に出会っていなかったことへの後悔はあれど、大人になったこのタイミングで読んだからこそわかる面白さもあった。
    それに、次から次へと個性豊かなファンタジーエンのいきものが出てきて、見たこともな...続きを読む
  • 魔法のカクテル
    再読。

    ミヒャエル・エンデによる長編ファンタジー。
    登場人物はたった4、5人、時間は12月31日午後5時から午前0時の間だけ、舞台は魔術師の屋敷と、少し離れた大聖堂の塔との行き来のみ、という限定された枠組みながら、冒険や友情、スリルや笑いをユーモアたっぷりに描き出す。
    四半世紀越しに読み返したけれ...続きを読む
  • はてしない物語 上
    読んだことがなかったので今更だけれど。
    これ、本当に児童書なの?ファンタジーエンの世界観最高すぎでは。現実とファンタジーの境目が分からなくなってくるあたり、小さい子は理解できるのか…?所詮児童書と侮ることなかれ。むしろ大人の方が引き込まれるかも。下巻が楽しみ。
  • はてしない物語 上
    児童書でありながら、全く学生の時に触れてこなかったです。今読んでみると、簡単な様で複雑に構成を練られている話に翻弄され、惹き込まれてしまいました。児童書は大人が読んでも教訓が判る様になっていると思います。難しい翻訳の様な気もしますが日本の子供達が本の世界に入り込んで想像力を膨らませる事が出来る、夢が...続きを読む
  • モモ

    モモがんばれ

    童話ではありますが 、いろいろ考えさせられました。作者はドイツ人だということで、同じヨーロッパでもスラブ系からは出て来ない話だと感じます。疲れていっぱいいっぱいになったときに、思い出して心の余裕を取り戻したいと思います。
  • はてしない物語 上

    何度読んでも素晴らしい

    中学生の頃に読んで大好きになった本。
    初めて読んだ時は、自分が物語の主人公になった気持ちでワクワクしながら読んだのを覚えています。
    また大人になって改めて読んでみても、やはりワクワクは変わらない。そして、子供の頃と違った視点で読めるのも面白さの1つに加わりました。
    物語を読み進めている内に映画...続きを読む
  • はてしない物語 下
    バスチアンが人の目を気にしすぎて自我がなくなっていくくだりは今の社会にも言えるのでは。もうずっと変わらない問題なのだと
  • ジム・ボタンの機関車大旅行
    ミヒャエルエンデの作品はやっぱりわくわくする!
    ほんわかするのに泣ける時は泣けるし、たまに辛辣だと笑ってしまう。
    ファンタジーの中のファンタジーなのに、本当にその世界があるかのように引き込まれてしまう。
  • はてしない物語 下
    本の中に誘い込まれた少年が一度喪失した等身大の自分を取り戻す物語でしょうか。
    上巻は本の中の世界の物語、下巻はそれを読んでいた少年バスチアンの物語といった感じ。上巻はとかく冗長な印象。ただ下巻からおもしろくなってくる。
    次第にひとりよがりになってしまう少年バスチアンに悲しい思いを抱く反面、子供の頃っ...続きを読む
  • ジム・ボタンの機関車大旅行
    エンデの作品でジム・ボタンのシリーズが一番好き!
    どんどん話が展開されていく感じも好きだったけど、何より情景描写が凄すぎて、想像がどんどん掻き立てられていった✨
    とにかく表現力がすごいな〜
  • はてしない物語 下
    最初全てを得てしまっては上巻よりつまらないと思ったが、得ることは失うこと。最後まで読むとすごい面白い。子どもにも読んでほしいな
  • 魔法の学校 エンデのメルヒェン集
    子供はいないけど、子供を持ちたいともはっきりとは思わないけど、この年になると、子供に読んでほしいと思う本があって、これはそれ。説教臭くなく、大人からすればしみじみする話が、子供からしたらきっとワクワクする話が多い。トリッキーで、ちょっと癖のある感じも親子で楽しめるはず。
  • モモ

    良質なファンタジー。

    児童文学とはいうものの、内容も深いですし、大人が読んでも充分楽しめる作品だと思います。
    とても良かったです。
  • はてしない物語 下
    このエンデという人は凄いね。
    エンデの伏線は「実はこうでした〜」っていう質のものとは違うように思う。早い段階でタネ明かしをしつつ、それを活かした展開が多重に待ってました。児童読者には読む楽しさを呼び起こしてくれるに違いない。
    翻訳も凄い。つまらなさが微塵もない。
  • はてしない物語 上
    現実と本の世界が徐々に一つになっていく様が本当に面白い。一つの通過儀礼でもあり、母親の死から立ち直るために必要な事だったに違いない。エンデがいかに子供の内面に秘めた強さに心惹かれていたかわかる一冊。
  • はてしない物語 下
    「汝の 欲する ことを なせ」
    アウリンという何でも叶う宝のメダル。望みを現実にしてしまう力を手に入れたバスチアン。
    ファンタージエンは、人間の欲望、妄想、希望、絶望、さまざまな感情から作られた世界。
    だが、欲望が満たされると少しづつ大事な過去の何かが消え去ってしまう。
    さらに、いつの間にか身につい...続きを読む
  • はてしない物語 上
    この本は、子供の頃に読んでいないし、テーマ曲は何度も聴いているが映画も見ていない。
    エンデは、一年ほど前に「モモ」を読んで久しく味わっていない不思議な気分になった。
    いつか「はてしない物語」も読もうと思っていて、ようやくページを開くことに!
    外国文学やファンタジーはなぜか避けてきたのだが、この物語に...続きを読む
  • はてしない物語 下
    上巻の終わりで物語中に飛び込んだから、本下巻は、冒険譚一色。それにしてもつまらん奴をヒーローに選んだものだなって疎ましく思いながらも、矢継ぎ早に織りなされる世界観に、なかなか巻を置くあたわず。なぜか(本当になぜか分からんけど)、主人公を気に入って、暴言に晒されつつも手助けを続ける、上巻におけるヒーロ...続きを読む