ミヒャエル・エンデのレビュー一覧

  • はてしない物語 上

    Posted by ブクログ

    はてしない物語読んだ。これはすごい。物語についての物語であり読書についての読書であり人間についての人間であり冒険についての冒険でありフィクションについてのフィクションであり、本についての本であった。上も下もよかった。じつはこの少年文庫本でなくエンデの全集本で読んだ。色分けされた印刷。最高だ。

    0
    2022年04月08日
  • ジム・ボタンの機関車大旅行

    Posted by ブクログ

    子どもの頃に繰り返し読んだ名作シリーズ

    もう好きすぎてジムボタンで育ちすぎて、ついに買ってしまった原文Jim Knopf und Lukas der Lokomotivführer 完読できるのだろうか…

    0
    2022年03月07日
  • 魔法のカクテル

    Posted by ブクログ

    よく翻訳できたなとびっくりするぐらい、いろんな不思議な言葉が出てきて、そのリズムと遊びに夢中になって読みました。子供のときにこの本に出会ってたら、もっと夢中になっただろうなと思います。
    そして、単に猫好きなせいかもしれないけれど、マウリツィオが可愛くて可愛くて。ざひ、我が家の宮廷恋愛歌手になってほしい!

    0
    2022年01月17日
  • はてしない物語 下

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    原作を読むのをキッカケに、久々に映画を観た。
    それで初めて、映画の題材になったのは上巻のみで、下巻のほとんどは知らないストーリーだと分かった。
    上巻と下巻はガラリと印象が変わる。上巻がアトレーユの物語なら下巻はバスチアンの物語だ。
    バスチアンがアウリンによって万能の力を手にし、望むものは何でも叶えられる代わりに、人間世界に居た頃の記憶を一つずつ失っていく。
    自分の力に溺れ、次第に傲慢で気性が荒くなっていく。対して、本当に大切なものには盲目になっていく様は、なにもファンタジーの世界だからではなく、私達現実世界にも言える事だと思う。
    バスチアンの様な人間の多くがやがて辿り着く、「元帝王たちの都」の

    0
    2022年01月09日
  • ジム・ボタンの機関車大旅行

    Posted by ブクログ

    文章にするのが難しい。とにかくすごい本でした。

    まず、最初から最後までワクワクしっぱなしです。
    ジム達が危機をどう乗り越えるのか、まるで一緒に冒険をしているかのように感じます。

    次に、簡潔です。一つ一つの出来事が短くかかれているので、読んでいて飽きる間がありません。

    登場人物も魅力的です。それぞれのイメージが持ちやすくて、どの人物にも愛着がもてます。

    何よりも、書きぶりがすごいです。子供の心を取り戻せるような様々な表現。これは読まないと分からないと思います。

    伏線をいくつか残したまま、終わりました。元々は上下巻の物語だそうです。もう1冊も楽しみです。

    0
    2022年01月08日
  • モモ

    購入済み

    良かった

    時間に追われた現代人の皆さんに、ぜひおすすめです。

    0
    2021年12月25日
  • はてしない物語 上

    Posted by ブクログ

    なにが「はてしない」のか。
    その答えが最後に明かされハッとする。
    子供の頃映画が好きでよく観ていたけどストーリーをすっかり忘れてしまっていた。(登場人物や断片的なシーンの数々は記憶にあるけど、どんな話だったか問われると説明出来ない!)
    読み進めていくと、ああ確かにそんな展開だった!と思い出し楽しくなる。
    後編。バスチアンはファンタージエンを救うことが出きるのか。記憶まっさらなので楽しみである。

    0
    2021年12月17日
  • 魔法のカクテル

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    再読。

    ミヒャエル・エンデによる長編ファンタジー。
    登場人物はたった4、5人、時間は12月31日午後5時から午前0時の間だけ、舞台は魔術師の屋敷と、少し離れた大聖堂の塔との行き来のみ、という限定された枠組みながら、冒険や友情、スリルや笑いをユーモアたっぷりに描き出す。
    四半世紀越しに読み返したけれど、やはりエンデはいつ読んでも面白い。

    0
    2021年10月06日
  • はてしない物語 上

    Posted by ブクログ

    読んだことがなかったので今更だけれど。
    これ、本当に児童書なの?ファンタジーエンの世界観最高すぎでは。現実とファンタジーの境目が分からなくなってくるあたり、小さい子は理解できるのか…?所詮児童書と侮ることなかれ。むしろ大人の方が引き込まれるかも。下巻が楽しみ。

    0
    2021年09月23日
  • はてしない物語 上

    Posted by ブクログ

    児童書でありながら、全く学生の時に触れてこなかったです。今読んでみると、簡単な様で複雑に構成を練られている話に翻弄され、惹き込まれてしまいました。児童書は大人が読んでも教訓が判る様になっていると思います。難しい翻訳の様な気もしますが日本の子供達が本の世界に入り込んで想像力を膨らませる事が出来る、夢が詰まった本です。
    日本のベストセラー小説よりも役に立ちそうな感じです。

    0
    2021年09月18日
  • モモ

    モモがんばれ

    童話ではありますが 、いろいろ考えさせられました。作者はドイツ人だということで、同じヨーロッパでもスラブ系からは出て来ない話だと感じます。疲れていっぱいいっぱいになったときに、思い出して心の余裕を取り戻したいと思います。

    #タメになる #深い #感動する

    0
    2021年04月24日
  • はてしない物語 上

    購入済み

    何度読んでも素晴らしい

    中学生の頃に読んで大好きになった本。
    初めて読んだ時は、自分が物語の主人公になった気持ちでワクワクしながら読んだのを覚えています。
    また大人になって改めて読んでみても、やはりワクワクは変わらない。そして、子供の頃と違った視点で読めるのも面白さの1つに加わりました。
    物語を読み進めている内に映画も観たくなり合わせて観てみました。映画を観たあとに本を再開して読むと背景や登場人物が更にハッキリして読み進め安かったです。両方とも素晴らしい作品です。

    0
    2021年03月26日
  • ジム・ボタンの機関車大旅行

    Posted by ブクログ

    ミヒャエルエンデの作品はやっぱりわくわくする!
    ほんわかするのに泣ける時は泣けるし、たまに辛辣だと笑ってしまう。
    ファンタジーの中のファンタジーなのに、本当にその世界があるかのように引き込まれてしまう。

    0
    2021年02月14日
  • ジム・ボタンの機関車大旅行

    Posted by ブクログ

    エンデの作品でジム・ボタンのシリーズが一番好き!
    どんどん話が展開されていく感じも好きだったけど、何より情景描写が凄すぎて、想像がどんどん掻き立てられていった✨
    とにかく表現力がすごいな〜

    0
    2020年12月17日
  • モモ

    購入済み

    良質なファンタジー。

    児童文学とはいうものの、内容も深いですし、大人が読んでも充分楽しめる作品だと思います。
    とても良かったです。

    0
    2020年05月08日
  • ジム・ボタンの機関車大旅行

    Posted by ブクログ

    ファンタジックな登場人物に強く惹かれた。
    特に見かけ巨人のトゥートゥーさんは遠くから見るときだけ巨人という設定には、エンデの想像力の豊かさを感じた。
    あと話はしないけど擬人化されている機関車のエマにも、物語を通じて「あともう少しガンバレ!」と応援したい気持ちが芽生えてくる。

    0
    2018年07月28日
  • 魔法の学校 エンデのメルヒェン集

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    この本に入った短編を一つ一つの読み終えるたびあったかい気持ちになる。
    読者を引き込む文章力もあるんだけど、大人が読んでも童心に返させてくれる話の発想や言葉選びが素敵。
    基本的に子供が主役の話が多いんだけど、彼等をあたたかく見守り、時折光の方向に導いてくれる大人たちの目線もいいなと。

    個人的に一番最後の「オフェリアと影の一座」が好き。
    仲間にした影たちと舞台を開いて旅する道中で、「死」と出会うシーンは美しくも恐ろしいんだけど、死すらも迎え入れた先の結末がすごく救いと開放感に満ちてるというか。

    0
    2018年02月15日
  • ジム・ボタンの機関車大旅行

    Posted by ブクログ

    立て!アクション!ファイト!ジムボタンのように― 勇ましい主題歌がいつまでも記憶に残っていて、この本のタイトルを見た途端、ぱあっと小学生のころに見たアニメを思い出した。

    でも1枚目のさし絵を見てびっくり。アニメで見たジムボタンと全然イメージが違う。
    読み進めたら、さらに違いは歴然に。ジムボタンは黒人の男の子で、ジムのズボンが何回縫っても同じ所に穴があくので大きなボタンを縫いつけたのが名前の由来だって。ボタンパンチのボタンじゃないんだ(笑い)

    でも、そんな違いなんかすぐ忘れるほど、ストーリーに入り込んでしまった。最大の理由は、ジムや機関士ルーカスといった登場人物が、すごくいいやつだってこと。

    0
    2018年11月14日
  • はてしない物語 上

    Posted by ブクログ

    映画化もされたエンデの名作。本を読む少年とその本の内容と、二重の構造になっています。永遠のファンタジーですね。

    確固とした夢の世界が無いために、人間は戦争をはじめるという論理。揺さぶられました。虚言・妄想がファンタージェンの国(確かな夢の国)を滅亡へ向かわせ、さらにそのことが人間世界の退廃にも影響を及ぼすという悪循環。真っ当な夢・空想を失うと、想像力が妄想や虚言の方面へ助長し、その逆もまたしかりという話。太い芯の通ったファンタジー小説。

    0
    2025年04月14日
  • はてしない物語 下

    Posted by ブクログ

    実はまだ読んでいなかった名作。やっと読みました。

    昔、映画で見た時中盤までは面白くわくわくしながら見たのですが、ラストがどうしても納得できずモヤモヤ感が残ったのです。バスチアンの役割が腑に落ちなかったんですね。
    そうしたらば、映画は原作の序盤部分しか映像化せず無理矢理終らせていたことが判明。なるほど本当の物語、バスチアンの物語はこれから始まるところだったのかと納得。

    壮大な物語の中で主人公が出会う人々にもまた物語があることを示唆する「けれどもこれはまた別の物語」という一文に、物語世界のはてしない広がりを感じます。そのことが最終段階で意味を帯びてくることにも驚嘆させられます。いやもう本当に物

    0
    2023年10月28日