ミヒャエル・エンデのレビュー一覧

  • モモ

    Posted by ブクログ

    忙しくしてるよりも、ゆっくりしているほうが贅沢な時間の使い方だね。せっかくならモモのように、星とか風とか音楽とか、一瞬の今をじっくり感じる余裕がほしいよ。現代ってみんな忙しくて時間がなさすぎる。なにに時間を使うか、だれのためなら自分の時間を使おうと思うか…、これからは時間ができて「さて何をしようかな」ってなったとき、モモのことを思い出しちゃうな。自分の時間もだけど、親とか、友人とか、身の回りの人の時間も大切にしたいね。時間は貯金せず今の自分にどんどこ使おう!

    0
    2026年03月08日
  • モモ

    Posted by ブクログ

    読み始めは、なんて子供じみた話なんだろうと思っていました。
    ところが灰色の男たちがモモの仲間達の時間を奪い始めてから、ページをめくる手が止まらなくなりました。灰色の男に時間を貯蓄しないかと誘われて、生活がガラリと変わっていく。余裕のないいつもイライラした生活は、まるで自分のようで読んでいてとても辛くなりました。

    「時々目をあげてみるんだが、いつ見ても残りの道路はちっとも減っていない。だからもっとすごい勢いで働きまくる。心配でたまらないんだ。そしてしまいには息が切れて動けなくなってしまう。道路はまだ残っているのにな。こういうやり方はいかんのだ。」
    「いちどに道路ぜんぶのことを考えてはいかん、わ

    0
    2026年03月08日
  • モモ

    Posted by ブクログ

    50年以上前に書かれた物語だけど、まるで現代社会を風刺しているよう。効率の良さと引き換えに私たちは心の豊かさを失っているのでは無いか?効率の先にあるものは何か?ということを問いかけられた気がした。

    この本のテーマは時間についてではあるが、サブテーマに自分の頭で考えることの大切さも説いている。中でもおもちゃの定番である着せ替え人形やラジコンカーを遊ぶ工夫ができないおもちゃだと痛烈に作者が批判しているのが衝撃を受けた。

    児童文学だけどこの本は大人にぜひお勧めしたい。
    名作は子どもだけでなく大人も心打たれるものなのだと再確認できた。

    0
    2026年03月07日
  • はてしない物語 上

    Posted by ブクログ

    読んでいなかった名作。きっと文体が古くて読みにくいんだろうな、と覚悟して読んでみる。全然読める。むしろ、止まらない。一気に読み切った。

    0
    2026年03月04日
  • はてしない物語 下

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    いじめられっ子の主人公が本の中の世界を救い、大切なものを見つけて現実世界に戻る物語
    この本の異質さ、素晴らしさは、主人公が強力な力を手にして世界を救った後に、大切なものを失い、取り戻すパートにあると思う
    太っていてかっこよくもなく、いじめられている現実から、本の中の世界ではたくましくかっこいい姿に変身し、世界を救う、そんな物語の中に入ったら、元の世界に戻りたくなくなる、誰しもそんな気持ちには共感できるのではないだろうか
    しかし、逃げ出したくなる現実の中にこそ、本当に大切なものがある
    現実世界で自分の物語に向き合うとする主人公の決意は、子どもだけでなく大人になった私にも力を与えてくれた

    自分が

    0
    2026年03月01日
  • モモ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    この本が恐ろしいのは、50年前の作品ってことと、児童文学ってこと。50年後を生きる私の生きる社会の苦さやままならなさも、モモや灰色の男や時間の花を象徴として喩えて物語にしてしまったところ。なんかもう、私なんかが語ることがない。余韻や余熱や想像が、意味を持たない。感じたこと沢山あるのに、いろんなこと重ね合わせたのに、自分の言葉にならない。なにを書いても、しっくりこない。

    物語の中で、時間も、贅沢な余白も、人間の心の病も全部綺麗に隙なく描き尽くされているから、巨大な伏線を、綺麗さっぱり見事に回収して、鮮やかに着地して完結してる。物語が完璧でこれ以上、言うことがなくなるんだね。自分の言葉で置き換え

    0
    2026年02月22日
  • モモ

    Posted by ブクログ

    おもしろかった。
    結末の情景を思い浮かべて、
    心底よかったと思った。
    作者のあとがきも
    児童文学ならではの温かみがあって
    とても良かった。

    せかせかしている自分に、
    おい時間泥棒に盗まれてるぞ と
    教えてあげよう。

    0
    2026年02月21日
  • モモ

    Posted by ブクログ

    作者の後書きが全てだも思う
    「過去に起こったことのように話しましたね。でもそれを将来起こることとしてお話しても良かったんですよ。」
    現代も共働きだったりスマホばっかしてたりで子どもとの時間が取れないなんていうけど
    これを読んでたらいつの時代も子ども最優先とはいかない矛盾があるんだろうな
    そんな中でも子どもに向き合う時間、自分や大切な人に向き合う時間を大切にしなければと思える作品

    0
    2026年02月19日
  • モモ

    Posted by ブクログ

    児童文学とは思えない。
    大人こそ読むべき本だと感じた。
    忙しない現代社会において、時短、タイパという言葉がよく聞かれるが、時間を節約する意味とはなんなのか、人間らしい時間の使い方とは何なのかをとう一冊。

    0
    2026年02月17日
  • モモ

    Posted by ブクログ

    何回目かの再読
    今の時代自分の時間を作るのは難しいけど、努力して作る
    この本読んで、趣味が物凄く増えた

    0
    2026年02月12日
  • はてしない物語 上

    Posted by ブクログ

    ミヒャエル・エンデのあまりにも有名な物語。上巻はここで終わるのか。1979年発表の作品とあるが、どうしてこんなにワクワクした作品が書けるんだろう…。書評は下巻にて。

    0
    2026年02月09日
  • モモ

    Posted by ブクログ

    児童書に分類されているが、これは大人が読むべき本。本を読む暇もないほど時間泥棒に追われている人こそ、時間を割いて読んだ方がいい。

    0
    2026年02月08日
  • モモ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ずっと気になっていたが、読めていなかった『モモ』。
    ざっくりとした内容はNHK「100分で名著」を見て知っていた。
    現在、ドイツ語学習者向け『モモ』を使ってドイツ語を勉強しており、この機会に読んでみようと思い選んだ。

    序盤の100ページほどを読んだ時点で、「これって本当に児童書!?」と思った。
    そして『モモ』が発表されたのは1973年だと知り、さらに驚いた。
    ミヒャエル・エンデを予言者のように感じてしまうほど、現代を生きる私に刺さるものがあった。
    文章やストーリーは子ども向けに書かれているが、これはぜひ大人に読んでもらいたい作品だ。

    時間泥棒である「灰色の男たち」は、人々から時間を奪ってい

    0
    2026年02月01日
  • モモ

    Posted by ブクログ

    子どもの頃に愛蔵版に憧れていましたが当時購入できず、そのまま読むタイミングを失い大人になってから読みました。とても深い内容で早く読まなかったことを後悔しましたが、今の私が読んだからこそより深く理解出来た部分もあると思うので、今読めて良かったのかもしれません。
    最近話題の絵本版がありそちらは5歳の子どもと読みましたが、絵本は物語の序盤のみなので、いつか我が子にも全編を読んで欲しいなぁと思いつつ、押し付けにならないよう善処したいと思います。

    0
    2026年02月01日
  • モモ

    Posted by ブクログ

    とても好き。
    最初から最後まで、単語一つ取っても素晴らしい。

    灰色の男が「これでいいんだ」と最期に言った理由、人間由来のものであると思ったら分かるような気がする。

    0
    2026年01月31日
  • モモ

    Posted by ブクログ

    面白かった。子供の頃に読んだことがなかったので、読んでみた。
    小さい頃に読みたかったなあ。
    小さい頃に読み継がれる理由が分かった。

    一気に読んでしまった。
    最初は、1話完結かと思って読んでたが、実はつながってて、時間泥棒の話が出てきてから面白くなってきた。
    時間に囚われてるのは私だなぁ、、

    0
    2026年01月25日
  • モモ

    Posted by ブクログ

    内容 並外れた聞き上手のモモ。たくさんの友達と仲良く暮らしていたが、一方で、時間泥棒に時間をかすめ取られてゆく世間の人たち。そんなみんなを救うため、モモは立ち上がる。
    感想 中年になっての再読。主人公のモモがほとんどしゃべらないことに、感銘を受ける。人との温かい交わりを「無駄な時間」として放棄する大人たちの姿もそうだが、「子どもの家」に集められ、既成の遊びを「将来のため」と称して遊ばされせられる子どもたちの描写に、戦慄が走る。「時間の花」という概念を、忘れずに持ちつづけたいと思う。子どもにもわかる言葉で書かれているし、子どもなりに受け止めるとは思うが、本来は大人のための寓話。

    0
    2026年01月23日
  • モモ

    Posted by ブクログ

    梟書茶房という池袋にあるカフェで、生まれて初めてタイトルやあらすじを伏せた本を購入した本。本の紹介が数行程度書いてあり、確か誕生日の番号に振られたものだった気がする。購入記録を振り返るとゆうに6年前、、よくもまぁここまであたためたなと。笑

    十数年勤めた会社にほとほと嫌気が差してしまい、退職を決意し長め休暇をとっている現在ですが、このタイミングで読む気になったのもご縁を感じる。ベッポのように、自分の中のこだわりを大事に仕事をしていたのだけど、会社の方針や求められるスピードに自分がついていけなくなってしまった。自分を嫌いになっていく感覚、まさに灰色に景色が見えるかんじ。

    幼い頃、死んだ顔をして

    0
    2026年01月18日
  • ロドリゴ・ラウバインと従者クニルプス

    Posted by ブクログ

    おそれについて
    前向きなおそれと
    後ろ向きなおそれがあるわけで、
    わたしが怖い、と思って踏みとどまってきたものは、勇気がなかったのか、それとも後ろめたさだったのか。
    クニルプスのように、ロドリゴのように、おそれを乗り越えたい。

    0
    2026年01月16日
  • モモ

    Posted by ブクログ

    究極に生産性や効率だけを考えて動くと、倫理観や感情が失われてしまう。
    灰色の男に完全に支配されないというのは現実問題難しいが、少しでも立ち止まれるように。
    "無駄な時間"とされるものも、ただ時間として存在している、もともと正当なものだったことを思い出せるように。

    『時間とは、生きるということ、そのものなのです。』 (106頁)
    時間に追われるように感じる日々だが、時にはくだらない話をして、笑って、最期に私の人生なかなか豊かだったじゃんと思えるといいな。


    小話をひとつ。
    田舎生まれ田舎育ちの親戚が東京に遊びに来て、平日の電車に乗った時の感想。
    「みんな無表情で楽しくなさ

    0
    2026年01月13日