ミヒャエル・エンデのレビュー一覧
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装丁が美しかったのと
タイトルから
怪獣に捕まった人間が従者にさせられて
ヤダヤダ思ってたんだけど
いつの間にか怪獣と心通わせちゃって
二人で世界を救う
みたいな話だと勝手に思ってた
ちょっと違った
いやだいぶ違った
少々退屈な部分もあるけど
あんまりファンタジック過ぎないし
児童書らしい突拍子...続きを読むPosted by ブクログ -
エンデが残した物語のはじまりが、次の物語の語り手に引き継がれて見事に完成された。junaidaの絵の雰囲気もぴったり。「だれでもない庭」を引っ張り出して比べてみたが、やはり翻訳なので比較のしようもない。ああ、もっとドイツ語を勉強しておくんだった。Posted by ブクログ
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ミヒャエル・エンデの第3章までの遺稿に、ドイツの児童文学作家ヴィーラント・フロイントが続きを書き足して完成させた1冊。
junaidaの挿絵も、表紙の金文字もカバー下の装丁も美しく、豪華な本ではある。エンデの遺した物語の先が読めるというのも誠に贅沢、なのだけれど、やはり読後感としては物足りなさがある...続きを読むPosted by ブクログ -
物語の中へようこそ。
ミヒャエル・エンデの世界を存分に楽しめる短編集。お気に入りは表題作「魔法の学校」です。
「魔法の学校」魔法を使えるようになるため「望みの国」の子どもたちの中で才能のある子は、魔法の学校に通う。招待を受けて魔法の学校を見学した「わたし」の報告。
「レンヒェンのひみつ」両親の...続きを読むPosted by ブクログ -
はじめて本でファンタジーというジャンルをちゃんと読みましたが、おもしろいと思いました。挿し絵があって、キャラクターの想像もしやすくていいです。読みやすい。読み手も物語に巻き込まれる感じが楽しいです。Posted by ブクログ
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出自が不明なジムボタンが、島が小さいがために成長するにつれて住むことが難しくなったため(どんな島やねん!)、自分の居場所を探しに旅に出る話。
機関車が船になったり万能すぎてすごい。
最後は中国的な国を発見して、そこのお姫様を救うことで恋仲になり、ほどよい大きさで浮いてる島もゲットして自国に帰り島を合...続きを読むPosted by ブクログ -
途中読む気が失せて停滞してしまいましたが、また読む始めると物語に引き込まれていきました。
読み終わったあと、延々に続くように思えた物語が終わったんだと思い、なんとなくさみしい気持ちになり、それほどファンタージエンの世界に引き込まれていたんだと気付きました。Posted by ブクログ -
「望みの国」の魔法の学校は、ちょっぴり風変わり。ここでは、魔法のつえや呪文は使いません。先生は子どもたちに、一番大切なのは自分のほんとうの望みを知って、きちんと想像することだと教えます。表題作のほか「レンヒェンのひみつ」「はだかのサイ」など、エンデならではのユーモアと風刺に満ちた、心にひびく10の物...続きを読むPosted by ブクログ