エラリイ・クイーンのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
本格というよりは警察小説の色合いが濃い作品。ミッシング・リンクものなのだが、同時に社会的テーマも扱っていて、既読のクイーン作品とはまるで雰囲気が違う。
チームで捜査したり、また気の遠くなるような広範囲から犯人を絞り込んでいく様は正に警察小説の展開。でも推理のプロセスはばりばりの本格。エラリイが見つけた小さな手掛かり。読者でも容易に気付くそのヒントをどのように発展させるのかと思いきや──いや、参った。これだけきれいに繋がるとぐうの音も出ないわ。作家自身がベスト作品と評するのもわかる。
異色の作品なだけに、生粋のファンから見ればそこが違和感だったりするのかもしれないが、クイーンの別の面を堪能で -
Posted by ブクログ
ネタバレあらすじ:
クイーン父子は、旅の途中に唐突に山火事に追われ、山頂に逃げる。
山頂にはザヴィヤー外科医の邸があり、そこでひとまず難を逃れ、一夜を過ごす。
しかし、翌日にザヴィヤー外科医が銃で殺害されていた。
死体の手には破れたトランプカードが握られていて。。。
ダイイングメッセージの謎を解いて行く内容。
クイーン父子の推理が数回、ビシッと解決に導けていないのが
読んでいてもどかしい(笑
シャム双生児の秘密の発表が1933年。
80年近く前の作品でも読みやすいのは、何度も翻訳されてきたのと
エラリー・クイーンの文章自体が丁寧に違いない。 -
Posted by ブクログ
祝!初、エラリイ・クイーン!
とうとうあたしもエラリイ・クイーン・デビューであります。
特になんの先入観も持ってなかったのですが、
でも、こう思いました。
思っていたより、ずっとエンタメだった。
テリー・リングが毎回登場するキャラクターなのかとか、
そんなことは分からないのですが、
このテリーとエヴァの物語は、あたしを熱狂させました笑。
こういうの、大好き!
その二人にあまり顔色の良さそうじゃないエラリイ・クイーンが
寄り添っているところなんかは、かなり良いツボだと思います。
ミステリーとしては、いまいち満たされませんでした。
そうだったのか!なんと!
という驚きもない、けど、それはこの人