熊谷千寿のレビュー一覧

  • Numbers Don’t Lie 世界のリアルは「数字」でつかめ!
    発表や新聞などで伝えられる数値を鵜呑みにしてはいけない。その前提を確認し、いろいろな視点を考えて検証し、自分なりに理解する必要がある。そうしないと、荒唐無稽な結論や方向に向かってしまう、ということだと思う。

    経済指標としてのGDPに手厳しい批判がされている。アルコールの販売が増えて、それによる様々...続きを読む
  • 東の果て、夜へ
    ジャケ買いならぬタイトル買い。
    なんて格好いい邦題だろうか。
    淡々と進むロードムービーのような感じで読みづらそうと思ったがサクサク読める。
    アメリカの内陸部田舎の荒廃感がずっと続き、面白い。
    ずっと甘いもの食べててアメリカ人はすごいなと思った。
    ドーナツ食べたくなった。
  • Numbers Don’t Lie 世界のリアルは「数字」でつかめ!
    この本は一体何なんだろうか。途中まで話の展開が進むと思って信じて読み進めていたが全く進まない。

    信頼できる数字とデータで驚くべき事実を明らかにする。とあるが実際には何の関連性もない新たな事実を並べられたとしてもへーそうですかとしか思えない。

  • Numbers Don’t Lie 世界のリアルは「数字」でつかめ!
    目次
    世界の人々
    2章世界の国々
    3章食
    4章環境
    5章エネルギー
    6章移動
    7章機械

    各章細かく色々な事が書かれている。
    興味ある章から読むのも良いと思います。

    2050年には、人類の4分の3近くが人口置換水準を
    下回る国で暮らすことになると推定されている。
    p24引用

    人口置換水準=人口を...続きを読む
  • Numbers Don’t Lie 世界のリアルは「数字」でつかめ!
    数学が不得意な私には
    ちょっと難解でした。
    でも、物事はニュースや記事だけではなくて、数字でみることで真実がわかる。
    自分で情報を読んでいくことが大事。
  • Numbers Don’t Lie 世界のリアルは「数字」でつかめ!
    1章、2章前半までは興味深く読めた。
    それ以降はあまり興味が持てず…
    もう少し経済や政治に寄った内容だと嬉しかった。
  • IQ
    ギャングの跋扈する地帯で両親を早くに亡くし、年の離れた兄に育てられた異常に頭の良い青年の謎解きミステリー。
    相棒役は、高校時代から薬物ディーラーをしていて家なしが故にお互いに嫌々ルームメイトをしてきたドッドソン。著名人にはヘコヘコするし金で動くしなんもわかってないのにクライアントの前ではパフォーマン...続きを読む
  • IQ
    またまた渡辺由佳里さんのオススメから。(まだまだ続きます)

    著者の地元、犯罪多発地帯として知られるロサンゼルスのサウス・セントラル地区を舞台にした犯罪小説、ということで、勝手に重厚な社会派ドラマかと思ってたけど、意外にもハリウッド的アクション満載な軽い物語でちょっと驚いた。

    うーん、こんなことは...続きを読む
  • 東の果て、夜へ
    終始苦しかったなー。
    意外な展開後は読んでいても苦しかった。
    環境さえ整えてあげればいくらでも普通の少年として生きていけるのになあ・・
    ラストに救われた。
    勝手にスタンド・バイ・ミーみたいな感じを予想していたので苦しく感じたのかもしれない。
  • IQ2
    LAの探偵IQ,ラスベガスへ。尊敬していた亡き兄の昔の恋人の頼みで,義理の妹の窮状を救いに行くが。

    ラスベガス編と,1の最後で見つけた兄の死の手がかり追跡編が交互に進んで,最後にすっと交差するという作りになっています。
    面白かったんだけど,1と比べると鮮烈さは欠けますかね・・・それはしょうがないか...続きを読む
  • 東の果て、夜へ
    そこそこ読めるけど再読は確実にないなー。
    乾いた筆致で淡々と荒事も含めて描写していくクールさは気持ちよく、ギャング世界の荒涼とした雰囲気を描くことに成功している。
    登場人物が魅力に乏しいのが辛い。和気藹々とした感じもないし、わりと早い段階でムードメーカー的なやつが脱落してしまうと残ったメンバー間の会...続きを読む
  • IQ2
    シリーズ2作目。今回も章ごとに時間がずれて進行していくが、どれくらいずれているのかがわかりにくく、終盤になってやっと判明。そこからはまあそういう展開だよねという方向で、伏線といえば伏線だが。
    前作よりは少し読みやすかったが、IQの推理らしきものはあまりなし。
    結局兄の真相はこれ?ちょっと拍子抜け。
    ...続きを読む
  • IQ2
    前作に続いて面白かった。主人公の成長が見られそうで、今後の展開が楽しみ。今のところは、まだ帯にあるような「暗黒街のホームズ」とまでは言えない感じだが、そう言う表現でなくても充分におもしろいと思う。とにかくロスのアンダーグラウンドのカルチャーや実態がよく分かる。作者はまさにそこから這い上がったそうだが...続きを読む
  • IQ2
    IQシリーズ2作目。轢き逃げに遭って死んだ兄の恋人サリタに頼まれて、彼女の妹を助けに向かうというところから物語が始まる。IQのサリタへの淡い恋心も匂わせ、もう悲劇の予感しかしない。主人公IQの、ひねた、影のあるキャラクタは相変わらずいい。相棒のドットソンも味がある。終わり方も個人的には好きだ。ただ、...続きを読む
  • IQ
    海外の作品は何かと読み辛い。
    それでも面白いと読むスピードが増していくのだが、そこまでの高揚感は憶えなかった。
    この作品は軸となる部分よりその他のところの方が味があるような感じする。
  • IQ2
    論理と感情、IQとドットソン。

    論理だけでは解決しない、そこには熱い情熱と行動力が必要なのだ、
    という関係性がこの二人にもそのまま当てはまる。

    特に今回はIQの兄が殺された原因と、IQが心を寄せる兄の元彼女との関係が大きく進展する。
    感情が大きく動く展開にIQは翻弄される。
    それを助けるドットソ...続きを読む
  • パズル・パレス(下)
    リアリティがあり、真犯人の野望の内容も現実味があり、ミステリーの要素がより濃く出ている気がする
    他の人の評価が低かった為期待していなかったが、想像以上に面白かった
  • パズル・パレス(上)
    最初にストーリーを把握したり、どんな事件なのかを理解するのが難しいが、分かってからは展開が面白く一気に読める
  • IQ
    LAのブラックコミュニティを舞台に、「IQ」と呼ばれる若い探偵(a.k.a.便利屋)が活躍するミステリ。

    街の治安がとにかく悪いし、登場人物も薬物依存症のセレブラッパーや、元ギャングスタの実業家、レコード会社のあくどい社長など、ロクでもない(けど、どこか愛すべき点がある)連中ばかり。時代は違うけど...続きを読む
  • IQ
    ギャング達の口数が多過ぎて、ストーリーが頭に入らずなかなか進まない。セリフや描写が90パーセント無駄に感じるシマツ。ドットソンが料理上手なところ、なんとなくハッピーエンドなところで★3