熊谷千寿のレビュー一覧

  • パズル・パレス(下)

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    指輪をなんとか探し当てたディヴィット。しかし今度は命を狙われ、スペインの街を逃げ惑う。間一髪、相手を返り討ちにする事で自分は助かる。
    また、スーザンの方は、真犯人と思わしき人が二転三転すると同時にトランスレーターが実はウイルスにかかっているだけで、解読不能暗号など無かったことに気づく。全ては、起死回生を図った副長官がウイルスソフトを回避したがために感染したのだった。熱暴走するトランスレーターは爆発を引き起こし、各人を暗殺しようとした真犯人の副長官も巻き込む。
    スーザンは助かり、メインバンクにしかけられたワームを止めるため、暗号解読に力を注ぐ。
    暗号とは?みたいな話が多く、難しかった…
    そして、

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    2024年09月09日
  • パズル・パレス(上)

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    ダ・ヴィンチ コードにシリーズがあると知って。
    解読不能な暗号が完成した⁉️そのパスキーは指輪に隠され、いろんな人に渡っていく⁉️
    スペインで指輪を追うディヴィットと、国家安全保障局で解読不能暗号に挑む機会を見守る暗号解読者で婚約者のスーザン。
    今回は、IT系で、複雑な数学用語もあり、馴染みがないせいかイメージしずらく難しい…
    ダ・ヴィンチコードみたいな、新たな歴史的視点の方が読みやすかった…
    下巻も頑張ろ!

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    2024年09月08日
  • 2034 米中戦争

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    米中戦争が近未来で起こるとしたというシミュレーションとして読みました。
    作者の一人は米国海軍の重鎮で、小説という形にしたのは、警告の物語として強く記憶に残ると思ったからと述べている。
    米中双方の偉い人達は相手の取るであろう行為を推測できるので、結果として全面戦争の抑止力が働くはずという核抑止力の論理は簡単に破られる。「目には目を」というポピュリズムに押される政権は、全面核戦争へエスカレートする道を簡単に選んでしまいそうです。ポピュリズムに負けない、やられてもやり返さない理性的な政権を選ぶ必要あります。ことし選ばれる新米大統領は大丈夫でしょうか?
    通常兵器の戦争での負け戦が戦術核を使う理由になる

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    2024年08月06日
  • パズル・パレス(下)

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    ネタバレ

    パスワードっていいね
    やっぱり映画を観てるみたいで、すごいハラハラ!
    ラングドンシリーズが好きだけど、頭のいい人たちが活躍するのは気持ちがいい!
    デイビッドがかっこよかった!

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    2024年05月21日
  • パズル・パレス(上)

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    足が傷ついてたら、星へなんか飛べっこないのよ。そして、目指す場所についたら、かっこ良く見せなくちゃ。

    ダン・ブラウンのデビュー作。初期からこういう作風は完成されてたんやなと思うくらいダン・ブラウン。普通におもしろい。

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    2024年05月09日
  • 救出(下)

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    上巻でも記したけど、全体的な設定が微妙なんだよねぇ。

    それと、結局黒幕を捕らえられなかったという事なので、これは、これがシリーズ化して続くという伏線だよね

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    2024年05月03日
  • 救出(上)

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    うーん。

    面白いんだけど、主人公を救う周囲の設定が微妙。なんで、そんなにお金持ちで、なんでそんなにスキルフル?そのあたりの設定が、もうちょっと緻密だと良かったかな。

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    2024年05月03日
  • トゥルー・ビリーバー ターミナル・リスト2 下

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    ネタバレ

    前作は最初から大義目的が提示されてたが、今作はなかなか行き先が見えずにストレスフル。
    下巻1/3になってやっと活劇開始したものの、大事な人物への復讐が残ってますよー。次作に続くようだということは、どうなるか気になるのなら次作を読まないといけないということだ。はぁ。

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    2024年02月19日
  • 東の果て、夜へ

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    大谷翔平と山本由伸のドジャース移籍が決まった。彼らふたりがメジャーリーグの同じ球団でプレイするなんて、野球ファンにとっては夢みたいだ。しかも山本由伸の場合、医学やトレーニング方法が進歩したとは言え、野手と比較すれば故障するリスクの高い「投手」というポジションにもかかわらず、12年もの大型契約。それだけでワールドシリーズ制覇を目標に掲げるチームが寄せる期待度の大きさが窺える。来季のドジャース戦中継が楽しみで仕方ない

    此度そんな流れで再読したのが、数年前に英国推理作家協会の新人賞と最優秀長編賞を同時に授与された本書。原題は、ズバリ「ドジャース」。ただし、野球に関連した話ではなく、黒人ストリートギ

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    2023年12月31日
  • バッド・カントリー

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    私も皆さん同様「ノー・カントリー」と勘違いしていて、必要以上にいい緊張感を保ちながら読み進みました。設定は良くできているのかと思うのですが、社会の暗部を扱って「ハードボイルド」を目指したかったんでしょうけど、ドラマを動かす上での人物像の覇気がなさすぎて(むしろ脇役と老人役はうまい?)
    いつだったが読んだマヤ人の本で「あいつら(白人)は我々を居住地から救おうなんで思っていない。文化の盗用をするために我々を利用している」という言葉を思い出した

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    2023年10月06日
  • パズル・パレス(下)

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    ダン・ブラウン氏の得意なテンポ感は十分に本書でも出ているかと思いますが、ストーリー展開はまあまあというくらいの印象でした。最後のパスキーのくだりは正直あまり感心しませんでした(詳しく書くとネタバレになるので書きません)。それはないでしょ、というのが読後感ですが、著者の初期作品ですからそこはそのように見てあげて、むしろその後のベストセラー作品への発展の礎になったということで評価したいと思います。

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    2023年04月27日
  • パズル・パレス(上)

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    2015年になって、ダン・ブラウンの初期の作品、ようやく読む機会ができました。まず原題はDigital Fortressにもかかわらず邦題はパズル・パレスとなっていますが、この変更は必要だったのかと疑問に思いました。デジタル・フォートレスとそのままにしてくれた方が内容と合致している気がします。また私はすでに彼の他の主要作品は読んでいたためか、正直、他作品と比べるとあまり強い印象は受けませんでした。ただテーマ的にはかなり時代を先取りしていてそこはさすがですね。米国国家機密の漏洩が現実のものとなっている今に読むと、リアリテイを感じることができました。インパクトはあまりなかったですが、一気に読めます

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    2023年04月27日
  • 2034 米中戦争

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    近未来に米中が戦争となる仮想戦記。

    中国、イラン、ロシアが絡みアメリカが中国との戦争に引きずり込まれる。

    米中戦争となれば、影響必至の日本について本書ではほぼスルー。
    日本不在で物語は進む。

    まぁ、実際米中で戦争になれば日本なんて両国にとってはあまり関係ないことは予想の範囲内。

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    2023年01月24日
  • 東の果て、夜へ

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    犯罪小説、ロードノベル、そして少年の成長譚という三つの表情を併せ持つ多層的な小説。イーストやタイの年齢設定に違和感を覚えずにはいられないが、ことアメリカという国において黒人のギャング少年団はリアリティのある設定になり得るのかもしれない。ペリーとの出会いがイーストに個としての成長を促す第三部終盤の展開は胸に迫るし、悲壮的ながらも解放的の溢れるラストシーンも深い余韻を残している。今作はミステリ文学賞四冠達成という華々しい経歴を持つデビュー作だが、ハヤカワ文庫HMレーベルよりNVレーベルの方がしっくり来るかも。

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    2022年12月21日
  • ターミナル・リスト 下

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    登場人物がブラッド・ソーの小説を読んでいたことと、著者の謝辞がやたらに長いことが印象に残った。物事がうまく進み過ぎ。

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    2022年06月14日
  • 2034 米中戦争

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    ネタバレ

    フィクションであり、サイバーに関して極端になんでもできすぎることになっていることに違和感は感じるものの(台湾侵攻の容易さとか中国の行動にち密さと杜撰さが混在していること等、違和感があることをあげつらえばきりがないが、フィクションなのでそこを難詰めすることに意味はない)、米中の対立においてどのような事態が生起しうるのかの頭の体操としては楽しめた。

    一番興味深く印象深かったのがインドの行動。
    米中の対立に、中立の立場で両者に軍事介入するという行動。
    これが実際に行われるのかどうかは全くわからないが、国際社会において存在感を示すという意味で、軍事力の非常に効果的な使用法であり、米中戦争(厳密には戦

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    2022年05月01日
  • Numbers Don’t Lie 世界のリアルは「数字」でつかめ!

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    factfullness のように数字はウソをつかないので、そこから事実を捉えよう、という内容です。
    具体例が多いです

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    2022年03月30日
  • パズル・パレス(上)

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    ネタバレ

    ダンブラウンのデビュー作ということで読んでみた。アメリカとスペインそれぞれで話しが展開していき、暗号も観光地も出てくるのがラングドン教授シリーズと似てて楽しめる。しかしそれより登場する日本人の名前がおかしく出てくるたびにすごく気になった。

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    2022年01月24日
  • Numbers Don’t Lie 世界のリアルは「数字」でつかめ!

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    数字は嘘をつかないかも知れないが、解釈と感想はその人次第だ。この著書は数字は嘘なく載せているが、その解釈の部分で少々エゴが強すぎると感じるものがちらほら。(中国嫌いなんだな…とか伝わってきちゃう)

    - 人口減少を食い止める方法は移民の受け入れしかない。
    - ワクチンは打ったほうがいい。
    - フードロスは減らしたい。牛や豚より鶏肉を食べるほうがいい。
    - 再生可能エネルギーが普及するほど、電気代は高くなる。

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    2021年12月14日
  • Numbers Don’t Lie 世界のリアルは「数字」でつかめ!

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    既に知っている事がまとまった本という印象を持った。今の置かれている世界を知るという観点では、読みやすくて良いと思う。

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    2021年12月12日