熊谷千寿のレビュー一覧
-
NSAって、今、CIA職員がすっぱ抜いて話題のあの組織ですよねぇ。
すげぇ、タイムリー。コンクラーベのときといい。
と思っていましたが、これが書かれたのは10年以上前。
ダン・ブラウン、おそるべし。
今回、日本人も出てきます。ちょっと変な感じですが。
同志社大学卒業、日本人、エンセイ・タンカドと...続きを読むPosted by ブクログ -
うわぁーいいのか!?と読んでて勝手にビクビクしてしまいました。あの方のモデルはあきらかにあの方…ですよね。
冷戦時代に暗躍していたスパイの真実を追う、大学教授と彼を追うものたち。ケータイやネットが発達した現在、情報伝達の手足を縛る方法はリアルで怖い。世界中どこ行っても筒抜けとか?武器を持たない主人...続きを読むPosted by ブクログ -
「ダヴィンチコード」で有名なダンブラウンのデビュー作。
NSA(国家安全保障局)の、「どんな暗号でも解読してしまう装置」が「誰にも解けない暗号」によってシステム麻痺させられてしまったところから、物語は始まります。なんか「矛盾」のような話ですね。
暗号の解読コードを求めて、アメリカからはるばるスペイ...続きを読むPosted by ブクログ -
「ダヴィンチコード」で有名なダンブラウンのデビュー作。
NSA(国家安全保障局)の、「どんな暗号でも解読してしまう装置」が「誰にも解けない暗号」によってシステム麻痺させられてしまったところから、物語は始まります。なんか「矛盾」のような話ですね。
解決編となる下巻では、「誰にも解けない暗号」の正体が...続きを読むPosted by ブクログ -
ダン・ブラウンのデヴュー作であるが、この時すでに読者を罠にかける手練手管は、完成している。暗号は紀元前から存在していた技術であるが、コンピュータというとてつもなく速く演算をする道具を手にして暗号は進化していくことになった。解析と進化のいたちごっこである。 NSA(国家安全保障局)は、スーパーコンピュ...続きを読むPosted by ブクログ
-
この物語の醍醐味は、数々仕掛けられたトラップによる混沌の中から真実の一筋の光芒が見出される瞬間にある。まさにその瞬間に「やられた!!」「まいった!!」「そーゆー事だったのか!!」と読者が感じ入りダン・ブラウン氏の仕掛けた罠の術中にあることを知るのである。Posted by ブクログ
-
―――史上最大の諜報機関にして暗号学の最高峰、米国家安全保障局のスーパーコンピュータ「トランスレータ」が狙われる。
対テロ対策として開発され、一般市民の通信をも監視可能なこの存在は決して公に出来ない国家機密だった。
「国防」は通信傍受をどこまで正当化できるのか
ダン・ブラウンのデビュー作 ...続きを読むPosted by ブクログ -
下巻になってやっと登場人物に動きがでてきて面白くなってきた。タンカドの3本の指を突き刺しながら死んでいったのが愛に溢れた行為ゆえの姿だったのが読後感がよい。Posted by ブクログ
-
謎解きの多い作家さんだが、今回は人間性の方がメイン。国家機密を扱う人々も結局個人の感情に引っ張られて行動するという話だった。相変わらず面白い。Posted by ブクログ
-
この作者の作品は謎解きとアクションがたまらない。天才大学教授が国家の危機を回避するため大立ち回り。婚約者も暗号解読員という切れ者で2人の視点で交互に話が進み事件の全容が見えてくる。視点は結構変わるけど時間軸に沿っているから読みやすかったPosted by ブクログ
-
アメリカの諜報機関NSAが持つ、暗号解読のスーパーコンピュータ「トランスレーター」。
全世界の通信を全て監視できるこのシステムの公表を迫り、元局員が解読不可能な暗号ソフトを開発・・・というお話。
ひっぱりだして、久々に読みました。
24のような時間に追われた緊迫感がどきどきして好き。
この事態を...続きを読むPosted by ブクログ -
ダン・ブラウンの初期の本だと思いますが、書店で見つけ即買いしました。ダヴィンチコードには、かないませんが、やはり面白かったです。
読んで損はしないと思います。Posted by ブクログ -
足が傷ついてたら、星へなんか飛べっこないのよ。そして、目指す場所についたら、かっこ良く見せなくちゃ。
ダン・ブラウンのデビュー作。初期からこういう作風は完成されてたんやなと思うくらいダン・ブラウン。普通におもしろい。Posted by ブクログ -
うーん。
面白いんだけど、主人公を救う周囲の設定が微妙。なんで、そんなにお金持ちで、なんでそんなにスキルフル?そのあたりの設定が、もうちょっと緻密だと良かったかな。Posted by ブクログ -
上巻でも記したけど、全体的な設定が微妙なんだよねぇ。
それと、結局黒幕を捕らえられなかったという事なので、これは、これがシリーズ化して続くという伏線だよねPosted by ブクログ -
前作は最初から大義目的が提示されてたが、今作はなかなか行き先が見えずにストレスフル。
下巻1/3になってやっと活劇開始したものの、大事な人物への復讐が残ってますよー。次作に続くようだということは、どうなるか気になるのなら次作を読まないといけないということだ。はぁ。Posted by ブクログ -
私も皆さん同様「ノー・カントリー」と勘違いしていて、必要以上にいい緊張感を保ちながら読み進みました。設定は良くできているのかと思うのですが、社会の暗部を扱って「ハードボイルド」を目指したかったんでしょうけど、ドラマを動かす上での人物像の覇気がなさすぎて(むしろ脇役と老人役はうまい?)
いつだったが読...続きを読むPosted by ブクログ -
2015年になって、ダン・ブラウンの初期の作品、ようやく読む機会ができました。まず原題はDigital Fortressにもかかわらず邦題はパズル・パレスとなっていますが、この変更は必要だったのかと疑問に思いました。デジタル・フォートレスとそのままにしてくれた方が内容と合致している気がします。また私...続きを読むPosted by ブクログ
-
ダン・ブラウン氏の得意なテンポ感は十分に本書でも出ているかと思いますが、ストーリー展開はまあまあというくらいの印象でした。最後のパスキーのくだりは正直あまり感心しませんでした(詳しく書くとネタバレになるので書きません)。それはないでしょ、というのが読後感ですが、著者の初期作品ですからそこはそのように...続きを読むPosted by ブクログ