熊谷千寿のレビュー一覧
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デビュー作とあって勢いがいいが表現方法が露骨というか、いかにも思わせぶりで疲れる。でも面白い。続きが気になる。Posted by ブクログ
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思わせぶりな表現が多く、先に先にと気が急く。けれど視点がころころ変わるその切替の早さがテンポよく、一気に読ませる。本筋からズレる感想だが、原爆投下に対してアメリカ国民がどう考えているのか間接的に窺えた。Posted by ブクログ
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予想以上の面白さ。ストーリーはネタバレするので割愛するか現代のイギリスのロシア史専門家がとあることでイギリス諜報機関が秘匿するロシアな関する秘密を解明することになるが、その過程で当時の関係者が一人また一人と暗殺されていく、迫り来る輪の恐怖か物語終盤のスリリングかつスピード感あるストーリー展開になり、...続きを読むPosted by ブクログ
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事情があって下巻から読んだからかもしれないけど、ストーリーが出来上がりすぎてて真の暗号に関するプログラム取り扱いの問題を取り上げているとはいえないような未熟さがあった。しかし、時代背景を考えると、その時代にこれほどの構想の積み上げはすごいのかもしれない。
一方で、この手の小説は時代背景を強烈に意識す...続きを読むPosted by ブクログ -
また恋オチ…壮大なスケールなんだけど、ネットの話だからどこか卑小さが感じられ、もっと言うと、その道に明るくない自分には何が何だか。ただ、副館長、しつこし。これが処女作というのには驚き。これが原点か。様々な専門知識で必死にくらいつこうとする読者を煙に巻きながらも、しっかりと伏線をこしらえ、意外な側面か...続きを読むPosted by ブクログ