熊谷千寿のレビュー一覧

  • パズル・パレス(下)

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    面白かった
    後半の盛り上がりはデビュー作ということを忘れるくらい
    手に汗握る展開だった

    やっぱり長い1日だった
    結局味方?に殺されかけたってことか?
    ウロオ殺し過ぎ

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    2020年02月26日
  • パズル・パレス(上)

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    また1日に起こった話のようだ
    この作者の書く小説に出てくる主人公は
    命と難題にいつも悩まされている
    そこに都市伝説ともいう場所や暗号が絡んでくるから
    面白くない訳がない

    下巻も楽しみだ

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    2020年02月26日
  • IQ

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    大なり小なり登場人物はすべて悪党だ。
    現在と過去を行ったり来たりしつつ物語が進んでいく。
    そんな悪党のなかにも、自分の中にルールを決めて守り抜くのが主人公。それが、悪党世界の常識から外れてでも、矜持を持って行動する。
    登場人物は誰も彼も何かしらの問題を抱えている。一癖どころか二癖ある輩たちの物語。とても面白いシリーズだと感じた。すでに2巻目が発売されている。早速今日から読み始める。

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    2019年08月08日
  • パズル・パレス(下)

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    PCやネットが出てくる前に社会人になっていたけど、興味を示さず、ボーっと生きていたのが悔やまれる。その当時チコちゃんがいてくれたら。もしかしたら人生が大きく変わっていたかもされない。

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    2019年06月12日
  • 東の果て、夜へ

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    ネタバレ

    クライムノベルであり、ロードノベルであり、ティーンの成長譚である、俺の好きな3要素ががっちり詰まっているなら読むしかないだろ!

    ほとんどの部分、主人公イーストの独白調で物語は進む(ちょっとだけ違う視点で語られる章がある、俺の好みではあの視点は不要と思うが…)、このイーストが生真面目で、一直線で、憂いや哀しみや諦めを心に抱えた可愛いヤツなんだよなぁ。生活環境から犯罪に手を染める生き方を選ばせて(選択肢がそこしかない)いるが、環境が違っていれば、文武両道で頼れるいい子になったんだと思うが…。

    そんな主人公が、エエ加減な男、デブッチョオタク、13歳の殺し屋(弟)とともに、青色のヴァンにのって、LAからはるか2000マイル(3000キロ!)先のウィスコンシンまで、人を殺しに行く。というのが大雑把なあらすじ。

    普通、ロードノベルや成長譚というと、明るい希望があるからこそ魅力的で、ページ繰る手もポジティブになろうというものなんだが、この物語は一筋縄ではいかない。ほぼ全編にわたって明るい希望が見当たらないのだ。後半になって主人公がたどり着いた先で、よーやくボヤーっと見えた「あれはひょっとして明るい未来につながるのかなぁ…」って希望の断片も、ものの見事に踏みつぶしてくえるし、オーラスの話の締めは、「ガメラ3イリス覚醒」に似た「それでも行くのか…」な哀しみを連れた未来しか見えないし…。

    なのに、なぜか、この物語にひかれてしまった。もっとストレートな成長譚、もっと未来につながる旅物語の方が好きなはずなんだが…。絶望は嫌いだが、この作者の小説は、絶望であっても、追いかけてみたい、と思ってしまったんよなぁ。

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    2019年05月25日
  • IQ

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    ギャングスタラップの世界に潜り込むシャーロックホームズ的な面白さ。トリックを暴くタイプではなく、状況を読み解き、論理的に原因を突き止める所もホームズっぽい。
    本国ではすでに第3巻まで刊行されているようなので、邦訳も続いてくれることを願う。

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    2019年02月18日
  • 東の果て、夜へ

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    ネタバレ

    LAの一角しか知らなかった15歳の少年イースト。叔父が支配するドラッグ組織で見張り役をしていたイーストは、叔父の命令でほかの3人の少年たちと共にバンに乗りウィスコンシン州に向かう。目的はある人物を殺すこと。

    犯罪組織に属する癖の強い4人が道中、平和に旅するわけがありません。どんどん問題を抱えていってしまう。仲間との軋轢を重ねながら、今まで知らなかったLA以外の地域、自然、人々を目にしてゆくイースト。

    物語の最後になって、イーストは叔父の命令の真意を知ります。LAに戻り犯罪組織で生きていくのか、それとも東(イースト)で新しい自分として生きていくのか。イーストの決断に心を揺さぶられた。

    この本、アメリカの地図付きだったらいいと思いました。カリフォルニアからウィスコンシン、そしてオハイオなど地図を辿りながらもう一度読みたい。
    アメリカ横断のロードトリップをしたくなります。

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    2019年08月01日
  • 東の果て、夜へ

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    彼らは何を見て、何を感じ、何を得るのか?
    主人公イーストを含めた少年4人が、殺しの旅に出るクライムノヴェル。

    地の文が続く。街。山。自然。車。土地。暮らし。殺人に向かう最中の車からの景色。殺人の緊張感と旅の優雅さ。緊張と緩和。目的に近づくほど、トラブル難題が待ち受ける。

    殺人だけの関係。仲間達との旅路。急激な展開に先が読めない。
    イーストも仲間も子供だ。それぞれの思惑、深い闇、どう解決していくのか。または過ぎ去っていくのか。見所である。

    待ち受けている解放感。清々しい。「シスターズブラザーズ」とはまた違った、沸々と湧き上がる感情のざわめきがあった。次作も決定しているらしい。追いかけたい作家である。

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    2017年12月10日
  • ケンブリッジ・シックス

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    [6人目]1930年代にケンブリッジ大学在学中、ソ連にリクルートされた5人のスパイ"Magnificent Five(大物五人組)"。長いことその存在が噂されていた6人目のスパイの存在を明らかにしようと、長年の友人であるシャーロットから共著話を持ちかけられた歴史学者のギャディスであったが、その次の日、シャーロットが心臓発作により突然この世を去ったとの報が彼の下に届き......。著者は、新世代のスパイ小説の旗手と目されるチャールズ・カミング。訳者は、英米文学の翻訳家である熊谷千寿。


    実在にあった話を土台とし、その上に緻密にリアリティのあるフィクションを重ねてきているので、(月並みな表現ですが)本当にあった話かと思わされてしまうほど。あの大物五人組に6人目がいたら......というキャッチーなつかみでギアが入ったら、後はもう次から次へと投げかけられる謎、そしてその解明の波に呑み込まれること間違いなし。何気なく手にした作品ですが、それにしては随分と楽しませていただきました。


    主人公であるギャディスを始めとして、人間くさいキャラクターが多いのも本書を魅力にしている1つかと思います。また、その人間くさい不完全さが、人物を安易に白か黒で判断できなくなる効果をもたらしており、読者は「え?この人実は......」と呆気にとられること間違いなし。特に、個人的にはロシア大統領のキャラクター設定(模倣?)に苦笑してしまいました。

    〜ある点を越えると、すべてが複雑になる。そうは思わないか?〜

    本書を読んで改めてスパイ小説のことが好きだと思った☆5つ

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    2014年12月01日
  • パズル・パレス(下)

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    ネタバレ

    ダン・ブラウンの処女作。ラングドンシリーズを読み終わってから読んでみた。
    すでに、ラングドンシリーズにしても良いくらいのスピード感があった。違う場所で同時に展開していくところや、最後に全ての事件が全て集結し収束していくところなどは、ラングドンシリーズに似ているだろう。また、黒幕が主人公の守護者というのも似ている気がした。わかっていても騙されるのが一番の面白みなんだろう。
    ストーリーも情報の電子化とサイバーテロ(に似せたもの)とのたたかいとう、今後起こり得ることを題材にしており、とても楽しかった。

    【追記】他の作品や他人の作品を読んだ後に再読してみると、「ビックブラザーが見ている」などのオマージュも何点かあり、そういう発見を面白かった。 

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    2013年09月03日
  • パズル・パレス(上)

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    ネタバレ

    ダン・ブラウンの処女作。ラングドンシリーズを読み終わってから読んでみた。
    すでに、ラングドンシリーズにしても良いくらいのスピード感があった。違う場所で同時に展開していくところや、最後に全ての事件が全て集結し収束していくところなどは、ラングドンシリーズに似ているだろう。また、黒幕が主人公の守護者というのも似ている気がした。わかっていても騙されるのが一番の面白みなんだろう。
    ストーリーも情報の電子化とサイバーテロ(に似せたもの)とのたたかいとう、今後起こり得ることを題材にしており、とても楽しかった。

    【追記】他の作品や他人の作品を読んだ後に再読してみると、「ビックブラザーが見ている」などのオマージュも何点かあり、そういう発見を面白かった。 

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    2013年09月03日
  • パズル・パレス(上)

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    米国家安全保障局という場所が舞台で、その機関に所属する暗号解読官たちが繰り広げる暗号解読作戦。
    天才頭脳を持つ者たちがテロに立ち向かう。
    真実は一体どこに・・・。


    ダン・ブラウンさんのデビュー作です。

    難しい話ではあるんですが、それでもすらすら読めてしまうんですよね。
    場面展開がころころ変わっていって、最初は混乱しそうになるんですけど、いつの間にか引き込まれてる。

    不思議で、おもしろいです。

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    2012年09月22日
  • パズル・パレス(下)

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    演出が派手すぎる部分も否めないが、知的でスピーディーにスリリングに二転三転するストーリーは秀逸。ダン・ブラウンの作品が初めてだったこともあり、先の展開が読めず、とても面白く読めた。

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    2012年07月02日
  • パズル・パレス(上)

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    演出が派手すぎる部分も否めないが、知的でスピーディーにスリリングに二転三転するストーリーは秀逸。ダン・ブラウンの作品が初めてだったこともあり、先の展開が読めず、とても面白く読めた。

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    2012年07月02日
  • 2034 米中戦争

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    ネタバレ

    あまりにリアルで、ちょっとしたバランスの崩れで、もうどうにもできなくなってしまうことがあるのだと、突きつけられたようだ。
    インドが次の世界の主人公になって終わるのが、ああ、インドがあってよかった。少なくともそのために地球は終わらなかったのだから、と。
    第三国のバランシングが、結局のところこの世のキーなのかもしれないと思った。ロシアが便乗して自分の目的を淡々と果たすところとか。
    必ず起こると言われるその時が、少しでも遠く、少しでも小さく、死者数少なく、平和に終われば良いのにと祈ることしかできない。

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    2026年08月15日
  • フィレンツェに悪魔が彷徨う(新潮文庫)

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    ネタバレ

    2026年の29冊目は、D・V・ビショップの「フィレンツェに悪魔が彷徨う」です。16世紀のフィレンツェが舞台の治安官チェーザレ・アルドを主人公とした歴史ミステリーです。
    まずは、16世紀のフィレンツェという舞台設定、治安八人委員会の治安官や捜査官という初めて聞く主人公の設定だけで面白そうと思ってしまいます。
    そして、冒頭の夜間外出禁止時間での捕物の場面でそれが間違いないと思えるでしょう。主人公アルドやコルテッロ伯爵夫人を始め登場人物のキャラクターも一癖二癖も有って、非常に良いです。
    更には、実在する歴史上の人物、コジモ・デ・メディチ公が登場したり、当時の教会と住人との関係性、都市国家間同士の諜報活動の姿等が描かれており、歴史好きには堪らないと思います。
    事件の犯人に驚きは感じませんが(余りにも露骨なミスリードです)、落ちの付け方は、好きです。
    シリーズの他の作品も翻訳を望みます。
    ☆4.6

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    2026年08月15日
  • Numbers Don’t Lie 世界のリアルは「数字」でつかめ!

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    へーと思いながら読めました。
    数字といいつつもかたくなくて、皮肉が効いてるところとかあってサクサク読めた。
    ひとつひとつ短くて読みやすい。
    結構日本について書かれていて嬉しい。

    桁の大きな数字もたくさん出るのに縦書き。横書きの方が読みやすくなると思うけど何か理由があるのかな?

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    2026年06月01日
  • ターミナル・リスト 下

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    ひたすら復讐していく。殺し方はなかなか残酷なものもあったので、苦手な人もいるかも知れない。
    それにしても最後はなかなか見もの。
    最後の最後はw
    えーっとはなった。

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    2026年05月18日
  • 東の果て、夜へ

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    個人的にとても好き。
    読後広がる余韻が今でも忘れられない。子供の頃、ある夜に祖父母の家から車で高速道路を走って家に帰る道中のような気分で、ずっと真っ暗な空をボッーと眺めてる時のような無力感や退廃感を感じられる。すごく好み。物語としては荒み擦れていて痛々しい人物たちが送る青春と、孤独が徐々に染み込んでいき、やがてどっぷり孤独に浸かり切るその過程を描いている。それでも歩を進めていかなければならない無情さが良い。ロードクライムノベル初めて読んだけど面白かった。

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    2026年05月07日
  • 2034 米中戦争

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    どこかの国が「核使用のハードルを下げる」ことを検討する現代、不要で偶発な衝突から同じようなシナリオが現実でも起こりうるかもしれない。

    と、思うとフィクションではないような
    危機感をもって読めた作品でした。

    しかし面白い!
    どうかずっとフィクションでありますように!

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    2024年12月21日