熊谷千寿のレビュー一覧

  • パズル・パレス(上)

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    先の展開が読めてしまうのはダン・ブラウンの処女作故か。最後のパスコードは、先に答えがあっさり思い浮かんでしまうほどで残念。
    でも、当時のIT事情から、ここまで書き上げていたことは、下調べ等相当されたに違いないと感心しました。

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    2014年06月23日
  • ケンブリッジ・シックス

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    イギリスの傑作スパイ小説の伝統に新たに加わるべき資格を持った作品。ありそうなだけに、読後はちょつと背筋にゾクッとくるものがある。

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    2014年05月30日
  • パズル・パレス(下)

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    なかなか面白かった。

    解説にもあるように、確かに荒削りな印象はあるものの、
    『ダ・ヴィンチ・コード』や『天使と悪魔』、『ロスト・シンボル』で磨かれていく
    スピード感とエンターテイメント性の片鱗を十分垣間見ることができる。

    ただやっぱり伏線のボリュームや謎の量などは、先のそれらには及ばず、
    想定の範囲内で決着したかなーって感じ。最大の敵もなんだかあっさりだったし。

    他のレビューでも書いたけど、ボクは伏線や謎に気づかないことが多いけど、
    最後のキーはすぐに分かった。逆に単純なだけに(笑)。

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    2014年03月31日
  • ケンブリッジ・シックス

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    ナイスどんでん、と言いかけたらまたどんでん。緊迫した語り口、やたらスムーズに進む話、疾走感のあるスパイ小説と言えましょう。ただし読み捨てです。

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    2014年01月09日
  • ケンブリッジ・シックス

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    海外小説らしい、独特なスピード感と語り。特に行間で語り手(主観)がコロコロ変わるのは、サスペンスというジャンルだからでは無いはず。無駄に見える細かいディテールなんかも然り。
    内容としては、イギリスの諜報に関して更に興味をそそられるものだが、エンディングにもう少しボリューム感を出してくれれば。。
    しかし、作者はよほどロシアが嫌いなのか…?

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    2013年05月03日
  • パズル・パレス(上)

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    世界最大級の諜報機関「アメリカ国家安全保障局(NSA)」に努めるスーザンは、上司のストラスモアから突然の呼び出しを受ける。
    かつてNSA局員だった日本人エンセイ・タンカドが、解読不可能な暗号化技術を開発し、それを世界に公開しようとしているというのだ。これが本当に世界に公開されてしまうと、今後NSAはテロリストや敵国から傍受するEmail等の内容を一切解読できなくなる。スーザンと、彼女の恋人にして語学堪能な大学教授のデイヴィッドは、この暗号化技術を解くためのパス・キーを入手すべく奔走することになる…。

    「ダ・ヴィンチ・コード」の作者ダン・ブラウンの処女作。

    彼お得意の「理系アカデミック007」の典型例とも言うべき作品。「ダ・ヴィンチ・コード」「天使と悪魔」「デセプション・ポイント」と三作品を読んでから本作を読むと、冒頭の数十ページを読んだだけで誰が味方で誰が敵(黒幕)なのかが概ね予想がつく。そしてその予想は最終的にはやっぱり外れていなかった。

    プロットは知的で面白いとは思うし、スピード感もある展開なんだけど、いかんせんご都合主義&毎回ワンパターンすぎるので、もうこの人の次の作品は読まないかもしれない。
    ついでに言うと、日本でいうところのトレンディドラマっぽい登場人物造詣(やたら美男美女で出来過ぎてるんだけど、妙に昔っぽさが漂う感じ)も全作品共通。
    ただ、こういう要素全てがハリウッドが映画化したがる所以なのだと思う。それにしてもラングドン教授がトム・ハンクスだったのはどうかと思う。最近ならサイモン・ベーカーあたりが良かったなぁ。。。

    閑話休題。
    作品の鍵(色んな意味で文字通りの「鍵」)を握る人物が日本人の「エンセイ・タンカド」氏だが、このネーミングからも、作者の日本や日本人に対する理解は、ハリウッドに頻出する「ジャパン」程度でしかないことは明らか。当然、その偏見や無教養は作品中の日本描写に如実に反映されている。こういうのに辟易したり怒りを覚える人は、この作品は読まない方が良い。

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    2012年10月07日
  • パズル・パレス(下)

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    パスワードについて、後半全員で慌てている辺りがピーク。それまでは、これといった感じはない。
    ただ、出てくる日本人の名前はもうちょっと考えて欲しい(笑)引っかかって仕方なかった。

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    2012年09月29日
  • パズル・パレス(上)

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    特に好きな作家ではないと言いながらラングドン・シリーズはしっかり読んでいる。処女作と言うべきか習作と言うべきか…『ダ・ヴィンチ・コード』のミリオンヒットがなければ文庫化されなかった筈。CIAが登場するミステリは多いが最強の盗聴機関NSAを扱った作品は珍しい。エンセイ・タンカドとトクゲン・ヌマタカという珍妙な名の日本人が登場するが前者は何と関西のD大卒。欧米作家のミステリに母校が登場するのは恐らくこれが初めてだろう。最後かも?悪役NSA職員はいつも豆腐を丸齧りし日経新聞の名もチラリと出る。実に妙な日本趣味。

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    2012年02月11日
  • パズル・パレス(下)

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    でもこうやって続けざまに読み比べてみると、この方の作品っていうのは「謎解き」部分のテーマの調査に感銘を受けなくはないんだけれど、それ以外の部分は常に同じような人物配置、時限爆弾みたいな「時間との勝負!」による緊迫感、最後のどんでん返し・・・・・・とワン・パターンですねぇ。  ついでに言えばこの作品に登場させた日本人の取扱いに関しては苦笑せざるをえない・・・・・。  いえね、わかるんですよ。  ノース・ダコタのアナグラムになりそうな名前をつけた結果としてタンカドになったというのはね。  でも、日本人読者の多くが「へ??  それ、どんな字書くの???  だいたいそんな名前の友達は自分の人生の中で出会ったことないし・・・・・ ^^;」と感じちゃったのではないかしら??

    広島原爆の話が出てくるけれど、この話もねぇ・・・・。  被爆国の国民としてはどうにもこうにも腑に落ちないというか、居心地が悪いというか・・・・・。  原爆投爆国の人が被爆国のことを扱って作品を書くとこうなるのか・・・・・(ため息)っていう感じ(?)でしょうか。

    (全文はブログにて)

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    2011年10月24日
  • パズル・パレス(上)

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    たまたまこの前に読んだ作品が「ロスト・シンボル」で、あちらで「アメリカ」という国と「古の~」という謎の本質がアンマッチだと感じ続けていたのに比べると、この作品で扱っている題材はかなりアメリカ的だし、ブラウン氏が本国でこの作品を書かれた直後(1998年)に読んでいれば、「ヘェ!指数」も「ハラハラドキドキ指数」も、もっともっと強かっただろうなと思います。  もっとも「ラングドン・シリーズ」の特徴の1つである「走る!大学教授」という路線はしっかりとそのままで、その大学教授がアマチュアの割には暗殺のプロから見事に乗り切る・・・・・というご都合主義は著者の処女作にして健在というのが結構笑えますが・・・・・。

    (全文はブログにて)

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    2011年10月24日
  • パズル・パレス(下)

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    後半に入り更にテンポアップしたかんじ。クライマックスはスリリングで手に汗握りました。小説でありながら、映画を観ているような感覚になれた。
    これも映画化するのかなあ〜?

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    2015年06月29日
  • パズル・パレス(上)

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    展開がスピーディーで、テンポ良くトントーンと読み進められる。
    暗号=数学的だと思って最初は敬遠しましたが、完全文系頭の私でも楽しめました♪

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    2015年06月29日
  • パズル・パレス(上)

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    ついにデビュー作に到達。今回の舞台は国家安全保障局の極秘スーパーコンピュータ。日本人が開発した暗号ソフトをめぐる攻防。大学名は正しいのに、日本人の名前が何でああなっちゃったのか疑問。問い合わせ方法はいくらでもありそうなのに。

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    2011年12月31日