斎藤千輪のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ純愛ミステリーというものをあまり読まないのだけれど、とてもよかった。
主人公の過去、そこからくる彼の生き方、本当にこのままでいいのかと自問自答。
まっすぐに見つめる、天真爛漫に見える彼女、彼女の背景もまた苦しいもの。「居場所はあっても、生きていく場所がない、独りにしないで…」
牛脂と卵とネギのチャーハン。
シンプルな料理が彼ら二人を繋ぐものだった。
昔、怖くて守れなかった初恋相手への贖罪。
大切な人を守るために考えた優しさからくる行動、嘘。警察にも裁判でも自分が作ったストーリー以外は知らないといい続ける。彼女を守るための強さ。
どんな相手にも調子を合わせ、本音を隠して不協和音にならな -
Posted by ブクログ
まだまだ6月の合同サイン会のサイン本シリーズ。
数少ないサイン会以前から知っていた作家さんの作品だが,こんな感じのストーリーは初めてだった。面白かった。なんというか状況がくるくる変わってまるで終わりが見通せない感じ。一体どんな結末が待っているのか最後までドキドキしながら読めた。こういう作品も書かれるのね。
一言でいうと「救い」の物語。二卵性双生児の兄弟,太輝と月人は両親を事故でなくした後,別々の家に引き取られ音信不通になってしまう。高校生になって兄・太輝は自力で弟と再会を果たす。がしばらくすると月とからの連絡は途絶えがちになり,ある日自殺してしまう。太輝は卒業して独立してから,月人の死の真相を