斎藤千輪のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ビストロ三軒亭シリーズの第三弾。
完結とは書かれていないものの、完結してしまうのでは!?とハラハラしてしまいながら読んでいた。
終わらないで!まだ続いて!第四弾も出て欲しい!というシリーズになった。
第三弾にして初めてスタッフ紹介のイラストページがありぐっとイメージが湧きやすくなる。
このシリーズの中で、この第三弾が1番好きだ。
それぞれの登場人物の背景がどんどん出てきて、躓いたり苦しんだり乗り越えていく過程を見ることができるからか、ぐっとそのキャラが立ち私の中でも生きている存在になっている気がする。
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「四の五の言わずに飲め」いいなぁ。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ純愛ミステリーというものをあまり読まないのだけれど、とてもよかった。
主人公の過去、そこからくる彼の生き方、本当にこのままでいいのかと自問自答。
まっすぐに見つめる、天真爛漫に見える彼女、彼女の背景もまた苦しいもの。「居場所はあっても、生きていく場所がない、独りにしないで…」
牛脂と卵とネギのチャーハン。
シンプルな料理が彼ら二人を繋ぐものだった。
昔、怖くて守れなかった初恋相手への贖罪。
大切な人を守るために考えた優しさからくる行動、嘘。警察にも裁判でも自分が作ったストーリー以外は知らないといい続ける。彼女を守るための強さ。
どんな相手にも調子を合わせ、本音を隠して不協和音にならないように生きてきた守生。(少しずつ変化する。自分の声に逆らう。)
裁判、逮捕後など皆、それぞれの方法、やり方で守生を守ってくれた。
たまたま知り合ったケンさんと友だちの将弘の存在がいい。
葵と守生が、あることをきっかけにやりとりする場面、本音を語るところもいい。
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Posted by ブクログ
まだまだ6月の合同サイン会のサイン本シリーズ。
数少ないサイン会以前から知っていた作家さんの作品だが,こんな感じのストーリーは初めてだった。面白かった。なんというか状況がくるくる変わってまるで終わりが見通せない感じ。一体どんな結末が待っているのか最後までドキドキしながら読めた。こういう作品も書かれるのね。
一言でいうと「救い」の物語。二卵性双生児の兄弟,太輝と月人は両親を事故でなくした後,別々の家に引き取られ音信不通になってしまう。高校生になって兄・太輝は自力で弟と再会を果たす。がしばらくすると月とからの連絡は途絶えがちになり,ある日自殺してしまう。太輝は卒業して独立してから,月人の死の真相を調べるために月人が住んでいた街で勤め先を見つけに引っ越してくる。そこで風変わりな少女を見かけ,その子・巫香が勤め先のお得意客であったことから交流するようになる。太輝は月人の死の真相にたどり着けるのか,心を閉ざした少女・巫香と月人との関係は? 巫香は心を開いてくれるのか。
ネタバレになってしまうかもしれないが,救われるラストであった。