斎藤千輪のレビュー一覧

  • ビストロ三軒亭の謎めく晩餐

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    スラスラ読めて心が温まるお話。内容が重すぎるわけではないが、多くの人の抱える気持ちとか葛藤とかを解消してくれる。キャラが濃くて最初は驚いたけど、みんな本当にいい人ばかり。料理の名前は多く出てくるけど描写が少ないので、もう少し増えるとなおいいと思います!

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    2024年02月12日
  • 神楽坂つきみ茶屋2 突然のピンチと喜寿の祝い膳 【電子特典付き】

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    前巻を読んで「江戸時代の料理人が憑依した幼馴染みと共に2.5人で江戸料理を作る」という設定が面白かったので2巻も読んでみました。
    今回は玄さんがちょっと行き過ぎてしまって「やり過ぎだ、これでは翔太が可哀想」と思ったのだけど、玄さんが決して何も考えていないわけではないこと、剣士の翔太と玄さんそれぞれへの情が見えてよかったです。
    玄さんのキャラクターは相当暴走気味だし、自分の体で好き勝手される翔太からしたらたまったものではないけれど、カッとしたら行動してしまうというのも短気な江戸っ子らしいといえばらしいので、翔太の寛容さと侠気のおかげで何とか許容範囲。
    翔太の恐怖心は相当なものだろうに、剣士のため

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    2023年12月05日
  • だから僕は君をさらう

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    ネタバレ

    純愛ミステリーというものをあまり読まないのだけれど、とてもよかった。

    主人公の過去、そこからくる彼の生き方、本当にこのままでいいのかと自問自答。

    まっすぐに見つめる、天真爛漫に見える彼女、彼女の背景もまた苦しいもの。「居場所はあっても、生きていく場所がない、独りにしないで…」

    牛脂と卵とネギのチャーハン。
    シンプルな料理が彼ら二人を繋ぐものだった。

    昔、怖くて守れなかった初恋相手への贖罪。
    大切な人を守るために考えた優しさからくる行動、嘘。警察にも裁判でも自分が作ったストーリー以外は知らないといい続ける。彼女を守るための強さ。

    どんな相手にも調子を合わせ、本音を隠して不協和音にならな

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    2023年09月22日
  • ビストロ三軒亭の美味なる秘密

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    ビストロ三軒亭シリーズの第2弾。

    今作も料理描写が素晴らしかった!
    特に作中でワイン会なるものが開催されるのだが、ゲスト達のワイン当てとワインに合う料理のレパートリーのうんちくの掛け合いが私的に今作の最大の見どころだと感じた。

    また隆一の「このまま三軒亭で働き続けるのか」「転職してスキルアップや世間体を取るのか」理想と現実の間に揺れ動く心理描写も共感出来、読み応えばっちりな今作だった。

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    2023年09月18日
  • だから僕は君をさらう

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    タイトル買い。
    たまに読む純愛。
    ミステリー要素も少し含み退屈しない。
    冒頭での犯した罪の告白で彼は何を犯したんだろう、、、。とヒヤヒヤしながら読んだ。

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    2023年09月03日
  • 闇に堕ちる君をすくう僕の嘘

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    まだまだ6月の合同サイン会のサイン本シリーズ。
    数少ないサイン会以前から知っていた作家さんの作品だが,こんな感じのストーリーは初めてだった。面白かった。なんというか状況がくるくる変わってまるで終わりが見通せない感じ。一体どんな結末が待っているのか最後までドキドキしながら読めた。こういう作品も書かれるのね。
    一言でいうと「救い」の物語。二卵性双生児の兄弟,太輝と月人は両親を事故でなくした後,別々の家に引き取られ音信不通になってしまう。高校生になって兄・太輝は自力で弟と再会を果たす。がしばらくすると月とからの連絡は途絶えがちになり,ある日自殺してしまう。太輝は卒業して独立してから,月人の死の真相を

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    2023年08月05日
  • ビストロ三軒亭の謎めく晩餐

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    やっぱり料理の出てくるお話って好きだなぁ
    美味しい料理ってほんと人を幸せにするよね
    読んでて幸せをお裾分けしてもらったような感じ

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    2023年06月27日
  • グルメ警部の美食捜査 3 美味しい合コンパーティーの罠

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    グルメ警部シリーズ第3弾。
    2人のコンビネーションもだいぶ板についてきました。
    2話目の話は鰻を食べに行きたくなりました。なぜ、継ぎ足しで秘伝のタレというのが伝わっていくのかよくわかりました。低温殺菌しているとは。

    警部と実母との合流が間接的に細々と続いていて、いつか直接会える機会があればなぁと楽しみです。

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    2023年05月31日
  • グルメ警部の美食捜査 3 美味しい合コンパーティーの罠

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    ネタバレ

    グルメに目がない久留米警部とお抱え運転手のカエデ。色気より食い気な二人だけど、少しずつ距離も縮まってきてる気がしました。

    産みの母のアリスへの贈り物が小学生みたいな気もするけれど、グルメ警部らしくて可愛かったです。

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    2023年03月15日
  • ビストロ三軒亭の美味なる秘密

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    出てくる料理がどれも美味しそうで、近所でカジュアルフレンチを食べれる店がないかなと検索してしまった(残念ながら見つからず)パ・マルシリーズを読んだ時と同じことしてしまった。。
    料理人が出したい料理ではなく、お客様が必要としている食事をだすお店。悩みや辛いこと誰でも抱えていると思うが、美味しいものを食べてみんなが笑顔になっているお店、いいなぁ。
    ジーンとして心が温まる読書だった。

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    2023年02月20日
  • ビストロ三軒亭の奇跡の宴

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    シリーズ第3弾

    ソムリエ室田や、先輩ギャルソン正輝に焦点が当たった1冊

    そろそろ大団円で終わるかなと思っていたら
    まさかの展開へ。
    え?ここまで?ここで終わり?!
    続きは?!って思ったけど
    明るい兆しのところで終わるのもいいのかも

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    2022年11月24日
  • ビストロ三軒亭の美味なる秘密

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    シリーズ第2弾

    三軒茶屋にあるオーダーメイドのコース料理を出す
    小さなビストロを舞台に。

    ギャルソンに専念することを決心した主人公と
    役者時代の先輩との話等

    2つめのじいちゃんの話が響く

    こんなお店、行ってみたいなぁ

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    2022年11月22日
  • 神楽坂つきみ茶屋4 頂上決戦の七夕料理

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    ネタバレ

    江戸時代の料理人が子孫の体に憑依して、三人で料亭を切り盛りするシリーズ四巻

    因縁の相手、店への妨害、料理対決など次々と問題が勃発、呪いや怨念、封印と忙しい今巻

    江戸っ子料理人玄さんが成仏しちゃうの⁉️と思わせておいて、更なる心残りという名の目標が出来て、成仏が遠のく玄さんに笑えます

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    2022年09月22日
  • トラットリア代官山

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    おいしいお料理と、それにまつわる人の話。
    続きが気になる。

    ビストロ三軒亭の重さんも出てきたり、斎藤さんの作品の中でつながりあってそれは嬉しかった。

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    2022年05月22日
  • グルメ警部の美食捜査 2 謎の多すぎる高級寿司店

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    高級寿司店での密輸入、内輪のパーティーでの盗難、資産家からの依頼の謎解きと、警部の誕生日パーティーと全編通して美味しい料理が堪能できました。

    カエデの性格が場を和ませていて、少しピリつく場面でもほんわか楽しめました。

    最後は少ししんみりしましたが、美食捜査とともに警部の家族関係も気になります。
    次作も楽しみです。

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    2022年04月07日
  • 神楽坂つきみ茶屋 禁断の盃と絶品江戸レシピ

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    ネタバレ

    老舗割烹料理屋の息子、剣士は、幼なじみで同じく老舗の料亭の息子、翔太と一緒にワインバーの店を出そうとしていたが、ある日禁断の盃で酒を飲んだ翔太が170年くらい前に毒味と称して殺されたという玄に憑依されてしまう。
    その後、眠る度に、翔太と玄が入れ代わって現れるが、剣士は次第に玄の作る江戸料理に惹かれるようになり、結局、翔太と一緒に出す筈だった店は江戸料理の店としてを始めることになった。

    ストーリー展開が奇抜で面白く、料理の描写がなんともいえず美味しそう。
    続編も読んでみたい。

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    2022年03月30日
  • 神楽坂つきみ茶屋2 突然のピンチと喜寿の祝い膳 【電子特典付き】

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    シリーズ2作目はプロローグのタイトルにまずハラハラ。『ピンチを招く美食家の女性』ってどういうこと!?と思ったら、父親の借金が判明して一括返済を迫られるという…。どうなるのかが気になって、(やっぱり料理も美味しそうで笑)一気に読んでしまった。終盤まさかの展開。そして続きが気になる終わり方…。早く3巻読もう!

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    2021年11月08日
  • 神楽坂つきみ茶屋 禁断の盃と絶品江戸レシピ

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    読書メーターさんの献本プレゼントでいただいた本。初読み作家さん。読みやすく、出てくる料理がどれも美味しそうで、どんどん読み進められる。(プロローグの『宙を飛ぶ本マグロの大トロ』ってタイトルからすでに美味しそうだった笑)序盤は翔太に憑依した玄さんが少し苦手だったけれど、物語が進むにつれて、一番好きなキャラクターに。この後3人の関係性、お店がどうなっていくのか…。気になることだらけなのですぐに2巻に突入!

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    2021年11月07日
  • 窓がない部屋のミス・マーシュ 占いユニットで謎解きを

    購入済み

    窓がない部屋のミス・マーシュ

    面白かった! タロット占い練習中なので、こんなふうに占えたらいいな、と思わせてくれて、こんなに完璧に人の心を推理する、こんな相棒が欲しいなと思いました。
    当然続きますよね? 楽しみです。

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    2021年09月04日
  • グルメ警部の美食捜査

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    三軒亭シリーズ以外で、著者の作品を初めて読みました。グルメと捜査の連作ミステリーで、毎回登場する食事の描写がとても美味しそうです。

    007のようなカッコ良さを兼ね揃えた久留米警部と専属運転手のカエデのコンビで食にまつわる事件を捜査、解決していく様子はとてもいいコンビネーションでした。

    続編を期待してます。

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    2021年05月21日