斎藤千輪のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレアンソロジーの短編集なんかでは読んだことが
あったと思う作者さんだったのでタイトルに
ひかれて手に取ってみました。
殺人や犯罪なんかは出てこない日常の
ちょっとした謎のような謎でないような
感じの謎の真実を九条都子がさらっと
解いていく感じの作品でした。
決め台詞の「ちょっと一言、言わせてもろて
よろしいやろか」やぼそっとつぶやく
「いけず」なんかは関西圏の人以外に
ハマるんだろうか・・・・
出てくるお料理はどれも美味しそうで
読んでて食べたくなりました。
湊の真実ととった行動の正解はわからないけど
鋭い九条都子だったらそのことに気づいて
いるんじゃないのかななんて思ったりも
するけど実際好き -
Posted by ブクログ
ネタバレ喫茶店にまつわる短編集。
全作通じてほっとできる話で、安心して読むことができた。
ルノワールは、おもしろかった。
パワーあふれる話にワクワクした。
お互いがビッグではなく、そこそこなのがとてもよい。
偏向主義の編集のことなんて、吹っ飛んだのではないだろうか。
私も落ち着くルノワールでは、時々時間をつぶさせてもらっている。
まぁぶるはおかしくて、ん?となって読み返してしまった。
お昼ご飯は、もちろんナポリタンを食べた。
ラスト浮島は、じんわりした。
読みながら、母はお煎餅をいただいてから昇っていったのだろうと思った。
食べさせてあげたかったから、このお話に少し救われた気持ちになった。
私は -
Posted by ブクログ
ネタバレ波瀾万丈なシスターフッド×ミステリー!
とても楽しく読むことができました。
味方だと思ったら裏切られたり、
敵だと思ったら同じ目的を持っていたり。
二転三転とはまさにこのこと!
誰が本当の味方なのか。
消えてしまった親友はどこにいったのか。
はらはらしてしまいました。
最初は女性を性的に消費していることが問題と思っていたら人の尊厳云々の問題があって、
そんな秘密を持つ会社だったのか…と驚きました。それを知ってもなお、優姫を探し続ける七星の強さがすごい。
そして問題も解決して、優姫を見つけることもできてよかった!と思ったら最後にシスターフッドで秘密を作っていてにやにやしてしまいました。
また