斎藤千輪のレビュー一覧
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どんなときに喫茶店で過ごしたくなるだろうかと考えてみた。
それは、たんにモーニングをしに…だったり、ランチの時間が過ぎてしまって、どうしようかと迷ったときだったり、ひとりになりたいときだったりで…そう考えるとやっぱり少しの休息をとりたいときなんだろう。
それは癒しの時間を必要としているからかもしれない。
泣きたい午後とは、そんないろいろな想いの詰まった短編集である。
「サロンエプロン」〜青山美智子
憧れのカフェでのアルバイトは恋してる気分。
「痛い人生設計を作る、ルノアールで」〜矢野帰子
高校時代の親友と貸し会議室で語る。
「空極のホットケーキと紅茶占い」〜斉藤千輪
まさか中国出身とは -
Posted by ブクログ
ネタバレ青山美智子の新作だと思ったら、違ったのでちょっと残念。喫茶店のオムニバス。織守きょうやがホラーで笑。
最後の話で「餅が大好きで、最後は餅を喉に詰まらせて死んでしまった。最後の詰まった餅を吸い取られてしまってそれが心残りで、ナカマ茶屋に餅を食べに来た」て話で笑った。吸い取るよね
青山美智子 『サロンエプロン』
カフェの店員の仕事がんばろう!
朱野帰子 『痛い人生設計を作る、ルノアールで』
小説家になったけどあまり売れない。私立校卒の編集者に公立はつまらない人間しかいないと「下」に見られる。公立高校のとき同級生に面白い女がいて、久しぶりに連絡をとると(40歳くらい)、「痛い人生設計をつくろう」 -
Posted by ブクログ
ネタバレアンソロジーの短編集なんかでは読んだことが
あったと思う作者さんだったのでタイトルに
ひかれて手に取ってみました。
殺人や犯罪なんかは出てこない日常の
ちょっとした謎のような謎でないような
感じの謎の真実を九条都子がさらっと
解いていく感じの作品でした。
決め台詞の「ちょっと一言、言わせてもろて
よろしいやろか」やぼそっとつぶやく
「いけず」なんかは関西圏の人以外に
ハマるんだろうか・・・・
出てくるお料理はどれも美味しそうで
読んでて食べたくなりました。
湊の真実ととった行動の正解はわからないけど
鋭い九条都子だったらそのことに気づいて
いるんじゃないのかななんて思ったりも
するけど実際好き -
Posted by ブクログ
ネタバレ喫茶店にまつわる短編集。
全作通じてほっとできる話で、安心して読むことができた。
ルノワールは、おもしろかった。
パワーあふれる話にワクワクした。
お互いがビッグではなく、そこそこなのがとてもよい。
偏向主義の編集のことなんて、吹っ飛んだのではないだろうか。
私も落ち着くルノワールでは、時々時間をつぶさせてもらっている。
まぁぶるはおかしくて、ん?となって読み返してしまった。
お昼ご飯は、もちろんナポリタンを食べた。
ラスト浮島は、じんわりした。
読みながら、母はお煎餅をいただいてから昇っていったのだろうと思った。
食べさせてあげたかったから、このお話に少し救われた気持ちになった。
私は -
Posted by ブクログ
ネタバレ波瀾万丈なシスターフッド×ミステリー!
とても楽しく読むことができました。
味方だと思ったら裏切られたり、
敵だと思ったら同じ目的を持っていたり。
二転三転とはまさにこのこと!
誰が本当の味方なのか。
消えてしまった親友はどこにいったのか。
はらはらしてしまいました。
最初は女性を性的に消費していることが問題と思っていたら人の尊厳云々の問題があって、
そんな秘密を持つ会社だったのか…と驚きました。それを知ってもなお、優姫を探し続ける七星の強さがすごい。
そして問題も解決して、優姫を見つけることもできてよかった!と思ったら最後にシスターフッドで秘密を作っていてにやにやしてしまいました。
また