I-IVのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
共和国で迫害されていたシン達エイティシックスが連邦に移り住んでも意味を変えて別種の迫害が続く構図が描かれた前巻。その状況はこの3巻になっても変わらないのだけど、モルフォという人類共通の強敵が現れた事で軍内部での蔑視、世間からの憐憫は他所に置かれることになるね
その代わりに顔を出すのはエイティシックスが異邦人であり、戦いに赴く事に何の躊躇もなく、そしてその死を悲しむ者が本人達含めて居ない特殊性
モルフォ撃破の為に編み出された生還が限りなく不可能に近い特攻作戦。それに反対する者が直属の上司であるグレーテくらいしか居ない状況というのはあまりに物哀しいもの
また、エルンストとは別の形で庇護者として振 -
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購入済み
アニメの補完として
TVアニメをみて、ダイヤの死に間際のつぶやき
が知りたく、本書を購入したが残念ながら...
「愛してる、アンジュ」もっと深い言葉なのかな?
良いストリーでした。アニメを見直そう。
指揮権を継承したときのアンジュのつぶやきも
気になる。
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Posted by ブクログ
ネタバレ2022年2月刊。最終章、突入!……のはず。巻頭に置かれた、レギオン戦争終結後にレーナが執筆した(と思われる)書籍の献辞に胸がざわつく。「故人に捧げてるんじゃね、これ?」と。本巻で、この献辞の伏線(?)は回収されなかったが、どうにも気にかかる。この献辞だと「シンとレーナは結ばれずに終わるのではないか?」と思えてならない。こんな不穏な献辞から、事態は急転直下。
レギオンによる衛星軌道からの奇襲攻撃で、人類側の各戦線が劇的に押し返される。だが何故か、共和国だけは、この攻撃対象から外されており……。レギオンの意図が読めないまま、連邦は共和国民の待避計画に着手するが……。
共和国の特権階級が、自 -
Posted by ブクログ
ネタバレアニメに触発されて気持ちが昂ってるうちに感想を。
その強さゆえに死んだ仲間を連れて戦ってきたシンが、サンマグノリアでレーナに言った「忘れないでいてくれますか?」は多分本人にとってはめちゃくちゃ勇気を振り絞ってでた言葉ではなかったと思う。必ず死ぬと決まっている運命の中でたまたま出会った善良なハンドラーと、どうこうなりたいなんて未来は想像なんてしてなくて、決してノリとかそんなんではないけど、もしそうだったらいいなみたいな一瞬の弱音のような呟きだったと思う。
でも、偶然にも生き延びることができてしまって、想像もしていなかった真っ暗な未来の先を見ることはできなくて。いつか終わる、終わるまではやりきる -
ネタバレ 購入済み
Ep.11
凄かったのひと言に尽きる。
全編地獄。ずっと地獄。
救いがちっとも無い。
戦争してるわけだから軍人が死ぬのはある程度覚悟してるけど、非戦闘員がこれだけ死ぬと地獄度合いが凄い。
そして、共和国相変わらず酷い。
色々と考えさせられる巻だった。 -
Posted by ブクログ
病床で一気読み。
入院中だから流石に活字は読む気力ないだろうとiPadにDLした映画や漫画を詰め込んでたのに、読み始めたら止まらなくなりますよね。今回も表情筋緩みっぱなしでニヨニヨしながら読んでおりました。てゆか、何冊か持ってきといて本当よかったわ。
シンレナきっかけで読み始めたのに、今回で一気にヴィーカ推しになってしまった。
レルヒェも可愛い。大好きです。
連合王国編終わりで心配したけど、ちゃんと連邦にも来てくれましたね。
本当にヴィーカが最高過ぎる。好みって変わるのですねと昔の自分と引き比べたりしております。
次巻はライト回と後書きにて先生が仰ってたので、楽しみにしております。
しかしシ -
購入済み
涙なしでは読めません!
読み進めていくにつれて、主人公たちの関係性の変化や各々の進む道、そしてその表現の仕方に何度も涙しました。シンのセリフの言葉選びがとても素敵だと思います。1巻の終わり方も最高で、まさかこうなるとは、、、!と思わされました。早く続きが読みたいです。
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Posted by ブクログ
病床では小説読む気力なかろうな…
と思っておりましたが、愛の力恐るべし。
我ながら凄いです。
ここまで完全にアニメ観て原作小説まで読んでってハマった作品、社会人になって以降初めてかもしれん。
あ、ちょっと言い過ぎた。呪術廻戦やらブラックラグーンやらあるじゃないですか笑あとアニメどろろとか。ここ1、2年だって結構あるわ笑
でもアニメよりも原作「小説」のが俄然好き。とそこまではっきりキッパリ明言出来る作品に巡り会えたのはここん十年もなかった気がします。ほんと幸せなこと。
それから勝手に制限かけていた、というのも明確に自覚したし。
ラノベは若い人の読み物で、漫画やアニメは大人が読んだり観たりしても良