I-IVのレビュー一覧
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購入済み
アニメからです
アニメ見てめちゃくちゃお気に入りになったので購入。
ラノベで補完できる部分も、アニメで補完されてる部分もどちらも感じ取れて楽しめました。 -
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Posted by ブクログ
ネタバレそろそろ本格的に登場人物が多くなり過ぎてきて、誰が誰だか判らない瞬間が増えてしまったよ……
冒頭にそれなりの人数が掲載された登場人物紹介があるというのに、それでカバーされていない人物がまだまだ居るって色々な意味で凄い事だと思いますよ
この巻ではこれまでの全てを引っ繰り返すような様々が立て続けに起こるのだけど、それが過度に悲観した調子ではなくあくまでも淡々と描かれる様はどこか戦時ドキュメンタリーめいているね
だからか、極限なまでに悲惨な状況でありつつもそれに下手な絶望すること無く読み進められると云うか…。それでも悲惨である点は変わらないから何度も頭を抱えたくなるんだけどね……
ギアーデ連 -
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ネタバレ 購入済み
自由と平等の酷薄さ
今回の話はこれまでに比べてもかなり面白いテーマであったと思う
自分は作中で表現されるところの羊としての素質と王としての素質を半々くらい持っていたらしく
どちらの言い分も分かってしまい、脱走兵達の不平不満に共感すると同時に、連邦軍人達のように呆れと嫌悪感も抱きながら読んでいた
悪者になりたくないから、無能は何もするな、という残酷な本音を言いたくないだけの卑怯者という言葉は読んでいて思わずハッとさせられてしまい、思わずその前後の文章を何度も繰り返して読んだほどだった
その後のミアロナ中佐の本音もまた、彼らの行動を嫌悪しつつも押し付けられた自由と平等の残酷さに振り回される羊への哀れさを悼むも -
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Posted by ブクログ
〈シリン〉の犠牲により自分達の行き着く死を直視してしまい揺れるエイティシックス。その葛藤が最終的にあのような結論を導き出すとは……!
エイティシックスにとっては、いずれ訪れる死の瞬間まで戦い続ける事が誇りだった。それにより残酷な世界に負けまいとした。けど〈シリン〉により戦い続けた果ての死を見せつけられれば、エイティシックスとしての矜持は揺れる
それは自分達がエイティシックスで居続ける意味さえ疑問視させるもの
これまでエイティシックスは自分達とそれ以外を分ける事により世界を睥睨していた。外の声など聞く価値がないとしてきた
けど、矜持が揺れている状態では外の声は以前より聞こえてしまう。それはレ -
Posted by ブクログ
油断したよ…。そりゃ油断したよ……
前巻ラストにて分かたれていたレーナとシンが遂に対面を果たし共に戦うと誓いあった。今巻の序盤なんて本作らしくない程にラブコメしているレーナとシンの様子が描かれたらそりゃ油断するよ……
おまけに今回攻略する事になった敵拠点だって当初の想定じゃ、ただの制圧戦で終わると思われていたのに全然違ったし……
共和国に迫害されたエイティシックス、そしてレギオンが取り巻くこの世界がどれだけ残酷なものか改めて突きつけられた気分になったね…
共和国にて戦っていた者達も連邦に拾われ、独立機動打撃群なんてちょっとアレな部隊に再編されたシン達エイティシックス。そんな彼らに任された