門田隆将のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
外務省を内部から変えようと戦った前駐豪大使の山上信吾と保守現実派の作家・ジャーナリストの門田隆将の対談集。
国益を追求することなく、赴任国との諍いを起こさないことだけに専念する外交官や、外交実務を志さずに特定の政治家に阿る外務官僚。
政治家や政党とのつながりによって、中国に間接的にコントロールされている官僚人事や国内世論。
他の本でも触れられている内容も多いが、当事者と博覧強記の2人の、当人たち曰く「自由闊達な」会話の内容には、危機感を募らせざるを得ない。
本書の対談は高市総理誕生の前、石破政権期に行われており、当時は可能性が低いと思われていた高市政権への強い期待や希望が随所に述べられているが、高市政権が実現した現在となれば、前年の石破政権から様変わりした政権運営への期待と、圧倒的多数は確保したものの従来と変わり映えのしない自民党の体質に苦闘する高市政権の姿に、複雑な思いを抱く。