門田隆将のレビュー一覧

  • 太平洋戦争 最後の証言 第一部 零戦・特攻編

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    現代日本 ・現代に生きる我々の礎となり、あの戦争を自ら戦って頂いた先輩達が、我々後生の日本人に託した想いを正確に知りたい。そういう想いでこれまでも、それなりの数の書物を手に取らせて戴いてきました。本書は、それらの書とは少し違っていました。
    本書は著者自ら本書で著しているとおり、「末端の兵士たちの実際の体験や思い」に焦点をあて、「当時主力として戦った元兵士を日本全国に訪ね歩き、その痛烈なそれぞれの体験を忠実に再現したノンフィクション」です。
    著者の高い取材能力・事実と知識を区別するジャーナリストとしての誇り・質の高い文章力が「家族と祖国のために自らの命を捧げた若者たちに対する、後生の日本人として

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    2012年12月07日
  • 尾根のかなたに 父と息子の日航機墜落事故

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    四半世紀も経ったのか…
    それだけの年月が父子関係を語るのに必要だったという事に一層の哀しみを感じる。

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    2012年11月18日
  • 尾根のかなたに 父と息子の日航機墜落事故

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    WOWOWでのドラマを見て買いました。
    今でも生存者発見のニュースを思い出せるのに
    こういう視点でこの事故を見たのはじめてです
    本当にすごい事故でした。
    あれから27年経ったんですね。

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    2012年10月20日
  • 尾根のかなたに 父と息子の日航機墜落事故

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    今年読んできた数々の本のなかで、最高ランク。
    1日、1日の大切さを改めて思う。
    涙が止まらなくなるという経験を久々にした。
    ぜひ、お手にとってほしい一作だ。
    そして、こんな仕事をしたいとも思った。
    人により添い、社会問題を提起していくような。

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    2012年10月02日
  • 太平洋戦争 最後の証言 第三部 大和沈没編

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    この三部作はどれも大変おもしろいし、もっと広く読まれるべき。寝食忘れて一気に読んでしまいます。各章の扉の写真がまた印象的で象徴的。

    第十四章「鎮魂の海」がなんだかもう、悲しくて悲しくて。

    艦としての「大和」はそこまで好きではないんですが、その中にあった乗員の諸々を思うと言葉もありません。

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    2012年09月30日
  • 太平洋戦争 最後の証言 第二部 陸軍玉砕編

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    陸軍の話は本当に悲惨。…という一言ではとても間に合わないです。証言者の方々は、その死と隣り合わせが普通だった、覚悟して出征してきたから死ぬのはこわくなかった、自分が生き残れたのは運命としか思えない、と口々に語っている。それを普通としなくてもよい今の世の中が本当に有難い。

    巻末にある、終戦後のソ連の侵攻というのが大変勉強になった。だから北方領土問題があるのかと納得した。

    読みやすいし、わかりやすいしで、小学校高学年程度でも読めるでしょう。辞書片手に読ませてもいいと思う。もっと早く読みたかった。次の「大和沈没編」を早く読みたい。

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    2012年09月19日
  • 太平洋戦争 最後の証言 第一部 零戦・特攻編

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    特攻について淡々とした口調で語られる、非常に読みやすい本。特攻を命じた人、命じられた人、送り出した人、遺族、様々な視点から。

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    2012年09月16日
  • 太平洋戦争 最後の証言 第三部 大和沈没編

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    このシリーズは全部良かった。
    大和の書籍は何冊か読んだが、いろいろな方の証言が記録されていて、まとまっていた。
    何度、読んでも巨大戦艦大和を特攻に出したのは哀しい。

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    2012年08月28日
  • 太平洋戦争 最後の証言 第一部 零戦・特攻編

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    一章の真珠湾攻撃からミッドウエーでの敗北、ガダルカナルでの激闘やいろいろな特攻爆撃機、練習機で突入していき敗戦までの証言の数々が貴重で、何度でも読み直し考えたい。
    子孫を残すことなく家族の為に特攻し、散華していった若者達がそれぞれどういう思いで逝ってしまったのか・・・。

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    2012年01月04日
  • 甲子園への遺言 伝説の打撃コーチ高畠導宏の生涯

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    プロ野球界の伝説的名コーチのノンフィクション。「人を育てる」ことの本質が書かれている。お堅いコーチ論の本は数あれど、この本は小説のように面白く読めて、しかもコーチングの真髄が体感できる。読むだけで人生励まされるよ

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    2011年12月18日
  • 甲子園への遺言 伝説の打撃コーチ高畠導宏の生涯

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    すごく、読んでよかった。
    前向きに生きてかなきゃ!って、パワーを貰えた気がする。

    常に夢をもって向上心のある高畠さんだからこそ
    プロ野球選手からも高校生からも、信頼されたんだろうな…


    野球好きなひとは
    ぜひ一度読んでほしいです。

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    2011年04月10日
  • 甲子園への遺言 伝説の打撃コーチ高畠導宏の生涯

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    欠点は直らない、無駄な努力
    長所を褒め続ければ、欠点も次第となくなる。
    ・才能とは最後まであきらめないこと。
    2割五分の実力しかなくても、あきらめず努力すれば3割になる。
    どんなに年をとっても努力し続けろ。
    選手と一緒に自分も工場するのだ。

    →自分の目指すところと似ている。



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    2009年10月04日
  • 甲子園への遺言 伝説の打撃コーチ高畠導宏の生涯

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    ドラマ「フルスイング」の元となったノンフィクション。
    かみしめたいところがたくさんありすぎて、ひとことでまとめられない。折に触れて再読するでしょう。
    高畠さんのコーチとしての人柄や指導法にも感銘を受けたけれど、南海ホークスの栄光と没落、パ・リーグの諜報戦のすさまじさなども生々しくてすごい。
    ほんとうに、高校の先生としてもっと続けてほしかったと残念な気持ちになると同時に、小久保選手があとがきの最後に記しているひとことに胸をつかれた。
    ぜひトライしてほしい。

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    2009年10月04日
  • 媚中 その驚愕の「真実」

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    個人名がたくさん出てくるので、近代史、政治に詳しい方は面白いと思う。
    中国とは距離を保つべきで、日本は毅然とした態度を取るべき。

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    2025年09月28日
  • 狼の牙を折れ 史上最大の爆破テロに挑んだ警視庁公安部

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    1974年の爆弾テロ、三菱重工爆破事件の犯人逮捕劇。逮捕したのは警視庁公安部。その個性的な刑事達の活躍が描かれた。公安というと、警察モノ小説ではあまり良くは描かれていないが、本作は公安が主役である。どこにでもいるような20代の女性が爆弾テロに関わっていた1970年代って、物騒な時代でしたね。

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    2025年07月03日
  • 世界を震撼させた日本人 心を奮い立たせる日本の偉人

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    日本の近現代において、偉人と言われる人を定義する対談。

    その時代時代において立派な日本人がいることを再確認できた。

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    2025年06月21日
  • 慟哭の海峡

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    初期のアンパンマンのどこかもの悲しい世界。戦争との思わぬ繋がり。覆る正義と最愛の弟の思い出。朝ドラではやなせたかしの戦争体験が中心だが、本書はバシー海峡で戦死した弟が話しの中心。

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    2025年06月12日
  • 媚中 その驚愕の「真実」

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    あ〜腹立つ!最初から最後まで、怒りしかなかった。政治家と官僚の体たらく、あまりに酷すぎる。ある程度知ってはいたけど、チャイナスクールの面々、何様なんだよ。国家観を持ち、私事より国家の利益を考える官僚たちは出世の道からはじかれる。本当に日本はどうなってしまうのか、憂いしかない。

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    2025年06月02日
  • 新・階級闘争論 暴走するメディア・SNS

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    ネタバレ

    「新・階級闘争」とは?
    小さく些細な差異をことさら強調することで、差別の被害者を生み出し、その不満を利用して、本来はありえない一種の階級闘争を創り出す。LGBTやアイヌ民族なども利権絡みで利用された。それに反対しようものなら、発言者の言葉尻を拡大解釈し、言論による集団リンチを容赦無く行う。
    そんなメディアリンチともよべる事象などを解説したのが本書。(以下は一部個人的見解も入っています)
    ・2021年森元総理の「女性のたくさん入っている会議は時間がかかる」発言。全文を読めば、女性蔑視論ではなく、女性優秀論となるはずなのに、言葉尻だけを捉える。発端はもちろん、朝日新聞の記事。その後、毎日新聞とNH

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    2025年02月10日
  • 「左翼革命」と自民党崩壊 政界大動乱同時ドキュメント

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    門田氏の政治ものとしては、比較的右を抑えた感じで読み易い。高市早苗の総裁選大逆転敗北のウラの思惑がよくわかり勉強になった。本当に日本はどうなってしまうんだろう、危機感ばかり募る。一本筋の通った政策通政治家でビッグネームは、もう高市早苗しかいない(勿論諸手をあげて賛成できる政策だけではないが)ので、なんとか政治力学が高市に振れることを願っている。

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    2025年01月20日