門田隆将のレビュー一覧
-
戦争直後、満州からの日本人撤退を指揮した根本中将が、その時の恩を返すために台湾へ密航し蒋介石のもとで中国軍を相手に唯一の勝利をもたらす
…作り話かな?ってくらいに濃い根本博の一生
これを読むまで、金門島のことを全然知らなかった
こんな場所なのに今でも「台湾」の領土だということに驚きPosted by ブクログ -
チェルノブイリ×10
このワードを見るだけでもおぞましい。。
そんな事態になりかねなかったこの事故に、もう少し事実を早く知るべきだったと後悔してます。
ホントにギリギリのところまで死を覚悟して福島を守る人たちの、綺麗事抜きに心打たれました。
非番の直長が集結したり、最後まで戦うことを決意したり、地元...続きを読むPosted by ブクログ -
購入から読み始めるまで一年以上かかりました。
何が正しいのかなんて誰にもわからないことだけれど、極限状態におかれた時に、仕事に対する思いと、生きること、生き続けることの大切さと難しさなど考えることなんてできなくて、本能的に動いてしまう、というのが人なのだろうなとつくづく思います。ただ、人間も自然の中...続きを読むPosted by ブクログ -
2011年3月11日14時46分ごろ、国内観測史上最大のマグニチュード9.0を記録した東日本大震災の発生から今年で11年が経とうとしています。皆さんは当時の記憶がありますか。
当時、私は高校生で、卒業式を3日後に控えていました。友達と学校にいるときに地震が起こり、その日はそのまま数人の友人たちと学校...続きを読むPosted by ブクログ -
<目次>
巻頭提言 門田隆将
自由vs独裁決着の時へ
序章バイデンで政権の4年
第1章台湾電撃侵攻のシナリオ
第2章もし中国の属国になったら
第3章中国による人類運命共同体
第4章中国の独裁は終わらない
第5章習近平の中国という怪物
第6章属国根性を捨てよ
あとがきに代えて 石平
2021/2/1...続きを読むPosted by ブクログ -
台湾と日本の関係をあまりにも知らないことに改めて気づかされました。トランプ以降、米中関係が、太平洋戦争後の第三フェーズに入り、日本の立ち位置は、いよいよ難しくなるなか、台湾との結びつきは、戦後のルールでは割りきれず。蒋介石は、あのばかでかい銅像を必要とする存在だった。
そんないろんな見聞がちょっとつ...続きを読むPosted by ブクログ -
門田氏の著書はほぼ読んでいるので新鮮味はなかったし、故安倍元総理の持ち上げすぎは話半分で読んだが、前統合幕僚長・河野氏の言説はほぼ初めてだったので、制服組トップの考え方に接することができたのは良かった。Posted by ブクログ
-
言わずもがなですが、フクシマ50の原作。
映画を見たことがあったけど改めて手に取る。
映画では知り得なかった事実が色々あり、まさに人間の究極の状況における葛藤などの中、揺るぎなき信念で、たまたま私たちは救われたのだと思いました。
吉田所長をはじめ、みなさまの働きに 感動するとともに深く感謝いたします...続きを読むPosted by ブクログ -
保守派の論客で知られる、門田隆将さんの著作。2013年から雑誌Willに連載していたコラムを、まとめたものである。
大きく3点について、論じている。タイトルにもなっている、階級闘争を引き起こしているメディアとSNS。次に世界情勢、特に極東アジアに関する情勢。 それからその時々に発生した事件に対して...続きを読むPosted by ブクログ -
このような事件があったことを知らなかった。東アジア半日武装線は連続で11件の企業爆破事件を起こした。三菱重工本社爆発は1974年8月のことである。このような無差別テロは許されることではない。Posted by ブクログ
-
1890年のエルトゥールル号から時を経て、1980年代以降のイランイラク戦争、クウェート、イエメン等での日本駐在員の脱出に日本政府が現地へ助けを出すことができなかったことが非常に情けなく感じた。特にテヘランではトルコが日本人脱出に大きく貢献してくださったが、日本政府ではなく、豊田通商の方がおきく貢献...続きを読むPosted by ブクログ
-
映画「Fukushima 50」がなかなか興味深かったので、その原作である本書を読んでみました。
ちゃんと確認できていないのですが、本書の中での原子炉内の圧力の値(キロパスカル単位での表記)は、おそらくすべて間違っていると思いますので(正しくは、もう1桁大きい値になると思います)、原子炉内の圧力に...続きを読むPosted by ブクログ -
リーダーの3つの条件は、「目標を明確に示す」「その目標を達成する強い意志を持つ」「結果に対して責任を取る」。
杉原千畝より早い時期にユダヤ人を助けたり、
ポツダム宣言受諾後に占守島にソ連軍が侵攻してきた時に「敵を撃滅すべし」という相当な勇気が必要な命令を出し北海道を守った樋口季一郎中将。
終戦後も...続きを読むPosted by ブクログ -
物語形式の小説だと思って読み始めたら、事実がひたすらに書き連ねてあって少しばかり読みづらいと感じてしまった。でも、あとがきを読んで記者の方が書いたと知り、この本を書くに至った筆者の想いを想像してこの書き方が最適だったのだと納得した。
あの時起こった事実を、世間の皆が知りえなかった真実を、出来うる限り...続きを読むPosted by ブクログ -
すごくリアル…でも話し言葉が主な証言とと状況説明が織り交ぜられていて読みやすい。
p.184 「現場で作業を終えて帰ってきて(検査を受けるべく)待っている作業員の前で、“なんで俺がここに来たと思ってるんだ!“ってどうなったんです。一刻の総理が、作業をやっている人たちにねぎらいの言葉ではなく、そう...続きを読むPosted by ブクログ