門田隆将のレビュー一覧
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時間が経ったので改めて。
本当にギリギリの状態だったんだなと。現場の皆さんには敬意を表したい。
でも、その一方で津波のリスクについては指摘が事前にあったことも知られている。
私は反原発ではないけれど、どうすればこの事態を回避できたのか、検証がきちんと終わっているのかが気になる。全てを稼働停止にして蓋...続きを読むPosted by ブクログ -
井上嘉浩は他の手記では積極的に犯行を手伝ったと記載されることが多く
これ以外、例えば江川紹子の裁判傍聴記あたりも読んだ方が彼本人がどういう振る舞いをしていたのかについてはニュートラルな視点を持てると思う。
とはいえ一番の弟子がどのようにしてオウムにのめり込み、またその洗脳から正気に戻って自分自身の...続きを読むPosted by ブクログ -
この本を読んだ時点でコロナ禍の真っ只中であることもあり、目先の情報に踊らされがちでここ半年ほどの大きな出来事も記憶が薄れている。この本によって時系列に沿って何が起きたのかが改めて整理ができた。日本の危機管理、政治家と官僚の関係、現行憲法の制約、台湾のリーダーシップ、中国共産党の力学など多くの問題に気...続きを読む
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菅元総理が現地に行って批判されたり東電幹部が無能な事や福島原発の所長以下現場社員が頑張っていた事は記憶があるけど、福島のみならず東日本全体が危機に陥っていた事はあまり知られていない。
福島の方には気の毒だけど、よくそれだけで済んだのは東電の現場社員たちのお陰だと思います。Posted by ブクログ -
取材の最前線で命を喪った24歳の新聞記者がいた、福島民友新聞記者・熊田由貴生だ。彼は何故死んだのか?そしてその死は、仲間たちに負い目とトラウマを遺した。「福島民友新聞」を舞台に広げられた壮絶な闘い、「命」とは何か、「新聞」とは何かを問うノンフィクション。Posted by ブクログ
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暴走する原子炉、高線量の放射線の脅威と戦った戦士の物語。
Fukushima 50
3.11の震災でこの戦士達がいなかったらチェルノブイリ以上の原発事故だったかもしれません❗️
この本を読んでから映画をみるとより内容がわかりやすいです。
原子炉、放射線の事がわからない方が読むと専門用語が多く...続きを読む -
映画「FUKUSHIMA50」を見て、その原作を読みたくなりました。
読みながら、映画のシーンと当時のニュース映像が頭の中を駆け巡り、あっという間に読み終えていました。
取材力に感嘆です。Posted by ブクログ -
福島原発で震災時にどんなことが起きていたか。想像を越えた極限状態で闘っていた人たちの姿を時系列で教えてくれる。
著者が最後に述べているように、911とスマトラ津波で安全性の見直しをするチャンスを逃したのは大きな悲劇。電源喪失や冷却不能を想定して対策を講じる必要性が明確なのは、後付けの理論などではない...続きを読むPosted by ブクログ -
当時、私も神奈川近郊の工場で働いており、バスに乗車して出勤中であったが、バスごと揺れる体験をしたのは初めてだった。震源地からそれなりに距離がある場所でもあれだけの揺れが生じたのに、あの未曾有の被東日本大震災による東電の原発緊急停止の現場はまさに修羅場だったと思う。その中で陣頭指揮をとった人が吉田所...続きを読むPosted by ブクログ
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プロ野球の打撃コーチという存在は、その人がどんなに優れた名コーチだったとしても、世間的にはあまり知られた存在ではないと思う。
実際、リアルタイムでその活動を共に過ごしていた時期があったにも関わらず、この高畠コーチという人を全く覚えていない。
そんな黒子的存在の人物の生涯を、これほどドラマティックに描...続きを読むPosted by ブクログ -
門田隆将の本はいつも熱い。
対象に体当たりで食い込んで行く、ジャーナリズムの鏡のような方だと思っている。
この、誤報を出した新聞社は真逆としか思えない。
改めて調書、そしてこの本で経緯を読み直しても、なんでこんなことになったかさっぱり判らない。
つまり、真相は明らかになっていない。誤報ではなく、虚...続きを読むPosted by ブクログ