門田隆将のレビュー一覧
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門田隆将さん著「尖閣1945」
著者の門田さんは『X』でもフォローさせて頂いている。
毎回色んな情報をあげて下さっており、いち早く最新情報が得られている。いつもありがとうございます。
考えてみれば『月間HANADA』等の小冊子で著者の記事などはよく読んでいるし、『X』でも投稿をよく読んでいるわりに、著者の作品を読んだことがなかった。著者の新書「大統領に告ぐ」の宣伝を『X』でみて読んでみたくなった。
まず手始めに今回著者の作品の中で一番惹かれたこの「尖閣1945」を読んでみることに。
物語は尖閣諸島の所有権が日本にあるのを裏付けるノンフィクションの史実が描かれている。日本、中国、台湾の三国間 -
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門田氏の真骨頂。硫黄島といえば栗林忠道だと思うが、海軍予科練生みの親として名前しか知らなかった市丸利之助少将が、硫黄島での死の間際に「ルーズベルトに与ふる書」を記していたことは全く知らなかった。欧米の帝国主義と苛烈な植民地経営、自国繫栄のためならイデオロギーの全く異なるソ連とも手を結ぶ欺瞞を指摘し、持たざる国を戦争に向かわせた悪の帝国の遣り口を鋭く糾弾する。大国相手に純粋すぎる日本外交がデファクトスタンダードから外れている(現在も尚)ことも問題だが、太平洋戦争開戦の本質をついた持論には胸がすく想い。特に終章の「変わりゆく歴史的評価」が圧巻。最後通牒のハル・ノートの起草者がソ連のスパイだった事実
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筆者の意見や何かしらの圧力から事実を都合のいいように扱うものが多い中で、この本では事実があらゆる視点で描かれている。その人物たちの思い、言葉、見解の違い。どれかを否定するわけでもなく事実に基づいて書かれている点がリアル。
爆発をした。放射能が大量に排出された。現在も避難生活が続く人もいる。
被害をそれ以上に大きくしないために危険な現場にとどまって想像できない不安と恐怖を麻痺させて戦い続けてくれた姿を忘れてはいけないと改めて感じた。
当たり前のように語っていた、こういう職についたからには仕事をやるべきことを優先させるという姿から彼らの責任感の強さと勇敢さに震わされる。
繰り返される地震や津波 -
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ちょうどこの3.11のタイミングで、この本と出合いました。
当時の出来事が思い起こされます。
地震発生。避難。会社から歩いて帰宅。
TVで中継されていた福島原発の様子。
そして爆発。
そんな中、現場で対応し続けた人たち。
ドキュメンタリながらも、そのリーダビリティも素晴らしく、あれよあれよと読み進めることができます。
あの時、福島では何が起こっていたのか。
そこにいた人たちの戦い。思い。
理解することが出来ました。
そして、胸が熱くなりました。
後半は電車の中では読んではいけません!
当時も思っていましたが、本書を読んで思うのは、やはり政府のダメダメさ。菅直人の行動、無能さ。
しかし、本書 -
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大東亜戦争時のバシー海峡は「魔の海峡」と呼ばれ、数多の輸送船がアメリカの魚雷攻撃を受け、10万から20万とも言われる兵が海に沈んだ。
そのうちのひとりが『アンパンマン』の作者やなせたかしの弟。
一方、海に投げ出されながらも奇跡的に助かった中嶋秀治。中嶋氏は12日間も筏に掴まりながら漂流を続け、日に日にひとりまたひとりと仲間が力尽きて海に沈んでいき、最後生還したのは中嶋氏たったひとりだけだった。
仲間の慰霊の為に捧げた人生。なんとしても死んでいった仲間の無念を後世に伝えなければと、著者の取材に応じ語った事実は涙無くしては読めない。
そんな先人たちのおかげで、今の私たちがいると言う事を忘れずに、慰 -
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津波と原発事故という圧倒的な『死』と戦い続けた吉田昌郎氏と現場のスタッフの壮絶な記録です。読んでいて圧倒されてしまいました。吉田氏と彼の下でともに戦った人間たちの功績があったからこそ、現在があります。
福島原発第一発電所が「3・11」の際にメルトダウンを起こした際、現場にいた当事者たちはあの時、何が起き、何を思い、人々はどう闘ったのか。その生々しいまでの記録です。読み終えた後に、僕は思わずため息をついてしまいました。ここに描かれているのが圧倒的な「死」に果敢に立ち向かっていく所長(当時)の吉田昌郎氏をはじめとする人たちの記録です。
現場の総指揮を取った吉田昌郎氏は、当時の様子を1年4 -
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プロジェクトXでオウム真理教と対決した監察官の話を興味深く観ていました。その流れでこの一冊を手に取った。
今更ながら驚くことが多かった。オウム死刑囚と一括りに思い込んでいましたがこんな純粋で心の綺麗な人がいたとは!
この人の詩とか手記には心を揺さぶられるものがあります。
又再審への流れがあったにもかかわらず唐突な死刑執行を指示した上川法務大臣。前夜は懇親会に参加していたそうですが本当に考え抜いて死刑執行書にサインしたのでしょうか?又サリンを撒いた林郁夫は無期懲役なのに井上嘉浩はなぜ死刑なのか?1審は無期懲役なのに2審は死刑で最高裁は控訴棄却は何故なのか?
日本の司法にも疑問を感じた。 -
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ネタバレ「アンパンマン」の歌は大人になってその意味を考えると、とても胸に迫るものがあります。
それは作者やなせたかしさんの戦争体験に由来するものと知り、歌詞に込められた本当の意味に近づけたような気がします。
夏、終戦記念日が近づくと何か戦争関連の本を読もうと決めていて、今年はこちらを手に取りました。
戦争を経験した2人の人生を追う形で進んでいく本書は、歴史に埋もれていった当時の若者たちの存在をリアルに感じさせてくれます。
そして、それはその後ろにある無数の犠牲のほんのひとかけらであることも
失われた若者たちは、戦争がなければきっと日本の発展に大きく寄与してくれる優秀な人たちがほとんどだったろうと