門田隆将のレビュー一覧

  • この命、義に捧ぐ 台湾を救った陸軍中将根本博の奇跡

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    台湾と日本の関係をあまりにも知らないことに改めて気づかされました。トランプ以降、米中関係が、太平洋戦争後の第三フェーズに入り、日本の立ち位置は、いよいよ難しくなるなか、台湾との結びつきは、戦後のルールでは割りきれず。蒋介石は、あのばかでかい銅像を必要とする存在だった。
    そんないろんな見聞がちょっとつながりました、原点は、内モンゴルの根本中将の大英断と。

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    2023年08月11日
  • リーダー3つの条件 世界でリーダーシップを発揮した安倍総理に学ぶ

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    門田氏の著書はほぼ読んでいるので新鮮味はなかったし、故安倍元総理の持ち上げすぎは話半分で読んだが、前統合幕僚長・河野氏の言説はほぼ初めてだったので、制服組トップの考え方に接することができたのは良かった。

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    2023年08月02日
  • 死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発の五〇〇日

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    言わずもがなですが、フクシマ50の原作。
    映画を見たことがあったけど改めて手に取る。
    映画では知り得なかった事実が色々あり、まさに人間の究極の状況における葛藤などの中、揺るぎなき信念で、たまたま私たちは救われたのだと思いました。
    吉田所長をはじめ、みなさまの働きに 感動するとともに深く感謝いたします。

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    2023年07月30日
  • 新・階級闘争論 暴走するメディア・SNS

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    保守派の論客で知られる、門田隆将さんの著作。2013年から雑誌Willに連載していたコラムを、まとめたものである。

    大きく3点について、論じている。タイトルにもなっている、階級闘争を引き起こしているメディアとSNS。次に世界情勢、特に極東アジアに関する情勢。 それからその時々に発生した事件に対しての保守派としての分析と提案がなされている。

    左翼に支配されたマスコミと、SNSの発展によって勃興した物言わなかった多数派によって戦われる言論闘争。

    習近平との登場とコロナの発生によって、遂に世界に牙を向いてきた中国。追従する韓国、立ち向かう台湾。

    その時期によってテーマの幅が拡がったり絞ったりはあるものの、一貫して言えるのは著者の保守派としてのぶれない姿勢である。

    SNSは若干改善されたものの、マスコミ、教育界や司法は左翼の巣窟である。テレビ新聞を鵜呑みにせず、自分なりの判断基準を持ち、バランスの取れた思考を持っていたいと思った。

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    2023年05月05日
  • 日本、遥かなり エルトゥールルの「奇跡」と邦人救出の「迷走」

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    1890年のエルトゥールル号から時を経て、1980年代以降のイランイラク戦争、クウェート、イエメン等での日本駐在員の脱出に日本政府が現地へ助けを出すことができなかったことが非常に情けなく感じた。特にテヘランではトルコが日本人脱出に大きく貢献してくださったが、日本政府ではなく、豊田通商の方がおきく貢献していたのには驚きだった。日本国民であれば誰もが知るべき事実だろう。

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    2023年04月26日
  • 死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発の五〇〇日

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    映画「Fukushima 50」がなかなか興味深かったので、その原作である本書を読んでみました。

    ちゃんと確認できていないのですが、本書の中での原子炉内の圧力の値(キロパスカル単位での表記)は、おそらくすべて間違っていると思いますので(正しくは、もう1桁大きい値になると思います)、原子炉内の圧力については「設計圧力の○○倍」といった記述のみを拾えばよいと思います。

    上記の数値の件からも推察できると思うのですが、理系的な観点からは物足りない部分がありますし、この本の内容のすべてが真実だとは限らないものの、東北地方太平洋沖地震により、福島第一原発でどのようなことが起こっていたか(起こった現象とその対応など)を知るには、よい本だと思います。

    当時の福島第一原発での出来事を美談にするのは問題だと思いますが、その一方で、吉田昌郎をはじめとして、命がけで対応に当たってくださった方が何人もいたことも事実。

    本書は、今後の原発のあり方を考える上では、貴重な資料になりうるかもしれませんし、日本人としては、これぐらいは知っておいた方がよいかも、と思いました。
    また、この本を読んで、スリーマイルとチェルノブイリについても、もっと知っておくべきだと反省しました。

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    2023年04月13日
  • リーダー3つの条件 世界でリーダーシップを発揮した安倍総理に学ぶ

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    ネタバレ

    リーダーの3つの条件は、「目標を明確に示す」「その目標を達成する強い意志を持つ」「結果に対して責任を取る」。

    杉原千畝より早い時期にユダヤ人を助けたり、
    ポツダム宣言受諾後に占守島にソ連軍が侵攻してきた時に「敵を撃滅すべし」という相当な勇気が必要な命令を出し北海道を守った樋口季一郎中将。
    終戦後も攻撃をやめないソ連軍から張家口の在留邦人を救った根本博中将。
    リーダーシップのある政治家として石原慎太郎氏と安倍晋三氏、将来を託せる明日のリーダーとして高市早苗氏と萩生田光一氏が挙げられている。

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    2023年04月05日
  • 死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発

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    物語形式の小説だと思って読み始めたら、事実がひたすらに書き連ねてあって少しばかり読みづらいと感じてしまった。でも、あとがきを読んで記者の方が書いたと知り、この本を書くに至った筆者の想いを想像してこの書き方が最適だったのだと納得した。
    あの時起こった事実を、世間の皆が知りえなかった真実を、出来うる限り読みやすい形に整えて世界に提示することが目的だったのだから、こういう作品になったのだな、と思った。
    筆者の並々ならぬ使命感が、当時現場にいた方々への丁寧な取材と筆致から伺えた。
    吉田所長含め、当時現場で奮闘された方々と、今も現場で作業を進められている方々に、改めて感謝の思いが溢れてきた。
    この本を読んだことをきっかけに、あの震災以来初めて津波の映像等をYouTubeで観た。亡くなった方達のことを思うと涙が溢れてきたけど、未来に繋げなければと思い、防災グッズの備えについて家族に共有するに至った。
    この本も素晴らしかったが、映画があるらしいのでぜひ観てみたいと思う。映像で原発のスケールや構造についてもう少し知っておきたい気持ちになった。

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    2023年02月23日
  • 死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発

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    すごくリアル…でも話し言葉が主な証言とと状況説明が織り交ぜられていて読みやすい。

    p.184 「現場で作業を終えて帰ってきて(検査を受けるべく)待っている作業員の前で、“なんで俺がここに来たと思ってるんだ!“ってどうなったんです。一刻の総理が、作業をやっている人たちにねぎらいの言葉ではなく、そういうことをしたわけでね。これはまずい、と思いました」

    p.275 吉田屋現場の人間が戦ったのは、会社のためでも、自分のためでもない。世の中で1番、大切なものを「守るため」ではなかっただろうか。それは「命」である。原子炉が暴走すれば、多くの命が失われる。福島の浜通りに住む人、そこを故郷としている人々の命が失われるだけでなく、日本と言う国家の命さえ失われるのである。それがわかっているからこそ、吉田は海水注入を止めなかった。その本質をわかっていない人たちは、上から命令された通りのことをやるしかなかったが、吉田をトップとする現場の人間は、戦いの奉仕と言う失うことがなかったのである。

    p.303 「中操に入っていったら、そいつがもう泣いていました。バツ悪そうに。私は、黙ってマスクの上からゴンって殴りました。なんていうか、やっぱり、交代に来てくれるって嬉しいんですよ。人間ですから」伊沢自身も、地震と津波の後、プラントが最悪の状態に突き進んでいった時、中操に駆けつけてくれた仲間たちの存在がどれだけ嬉しく、心強かったかしれない。俺たちがお前を見捨てるわけないだろ。後輩のマスクの上から黙ってゴンと叩いた伊沢の心境は、きっとそういうものだったに違いない。

    p.315 「最期はどういう形で現場の連中と折り合い中か、そういうものをつけるか、と言うことです。それは、プラントとの折り合いをどうつけるかと言う意味でもあります。それから、水を入れ続ける人間は何人ぐらいにするか、誰と誰に頼むかとか、いろいろなことがありました。極論すれば、私自身はもう、どんな状態になっても、ここをはめられないと思っていますからね。その私と一緒に死んでくれる人間の顔を思い浮かべたわけです。これは発電班よりも、特に復旧班なんですよ、水を入れたりする復旧班とか、消化班とかですね。もうここまでくると、そっち側の仕事になるんでしょう。私、福島第一の補修部門では、30代の初めから働いてますからね、一緒に働いた連中、山ほどいますから、次々、顔が浮かんできました」

    p.317 「吉田さんは、その後、ゴロンと横になったんです。ハット思いました。ああ、吉田さんもいよいよ、と思いました。吉田さんは、しばらく横になったままでした。私たちには吉田所長だけが頼りでした。吉田さんは来鳥ない人というか、素のままの人なんです。見た目大きいですが、実際に人間として大きい。どんなことがあっても、逃げない人で、みんなが頼りきっていました。その吉田さんが、そういう状況になってしまったんです。私はもうダメなんだと思ってしまいました。うちの千夏工房の人間が机の下で倒れている吉田さんに“しっかりしてください。大丈夫ですか?“と声をかけて起こしたのは、30分ぐらい経ってからだったと思います」

    それは、「日本」を守るために、戦う男のギリギリの姿だった。

    〈関連書籍リスト〉
    ・船橋洋一『カウントダウン・メルトダウン』
    ・共同通信社原発事故取材班『全電源喪失の記憶ー証言・福島第一原発ー1000日の真実』
    ・NHKスペシャル『メルトダウン』取材班による『福島第一原発7つの謎』

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    2023年01月25日
  • 新聞という病

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    本当に朝日と毎日はひどいなぁ。という私も数年前までずーっと朝日読者だったんだけど。これだけSNSでフェイクニュースとか暴かれてくると時間の問題だろうね。

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    2023年01月04日
  • 新・階級闘争論 暴走するメディア・SNS

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    マスコミの報道しない自由、結論ありきでそちらへ誘導するための報道、本当に腹立たしい。右でも左でもそれは自由だと思うけれど、日本人として守らなければいけない事、譲れない事ってあると思う。以下、本文より。 『ジャーナリズムの崇高な使命とは無関係に「政治的な主張」や「自分が理想とする主義」が先行する人たちがいつの間にかマスコミで大勢を占めてしまった。日本のマスコミの特徴は、「権力の監視」などと格好の良いことを口にし、"自己陶酔"することだ。』

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    2022年12月30日
  • 原発事故に立ち向かった 吉田昌郎と福島フィフティ

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    あれから10年以上が経ったが、この災害、事故は歴史から消えることはないだろう。

    そんな歴史の現場に居た吉田所長と福島フィフティ(実際は69人)始め、現場員の方々の生々しい物語。

    特に印象的だったのはベント(圧力容器の爆発を防ぐために弁を開けて圧力を外に逃がすこと)の突入シーンだった。

    核放射線が充満する"死の現場"に誰が、どんな想いで行ったのか、是非読んでもらいたい。

    また、有名な"海水注入中断"も触れられていた。
    その判断、予想、決断はめちゃくちゃ恰好良いが、真似は出来んと感じた。

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    2022年12月05日
  • この命、義に捧ぐ 台湾を救った陸軍中将根本博の奇跡

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    やっっっと、読み終わったぁー!

    ブク友、hibuさんのおすすめ。
    『この命、義に捧ぐ 〜台湾を救った陸軍中将、根本博の奇跡〜』

    台湾の歴史も根本博さんがどんな方かも知らなかったけれど、只々、hibuさんの感想に共感と感動で手に取った本です。

    根本博陸軍中将
    諜報、情報分析に長けた戦略家、そして残虐な戦争の中で命の大切さを忘れなかった奇跡の人。

    第二次世界大戦敗戦直後、内蒙でソ連軍との戦闘状態にあった根本は、武装解除命令が出たにも関わらず、戦闘解除せずに戦いを続けた。
    何としても4万の残留邦人と生き残った35万の兵士たちの命を守る為に。

    そして国府軍、蒋介石の庇護のもと、1年をかけて多くの残留邦人や兵士達が無事に帰国できた事に、根本は深い恩義を感じる。

    帰国から3年後その恩義に報いようと、
    共産軍に敗戦し決着は既についている、国府軍、蒋介石のもとに密航してまで駆けつけ軍事顧問として戦い、金門島の戦いに勝利する。
    根本が導いたと言っても過言ではないこの勝利の結果は、台湾と台湾国民を守る事に繋がった…が、

    長い年月を経て、根本の活躍は台湾の政治情勢によって意図的に消されてしまう。

    著者は日本だけでなく台湾の文献も研究し、多くの関係者への取材、台湾へ赴き更に取材を重ね根本の存在と行動の真実を証明する。

    そして古寧頭戦役60周年記念式典に参加し、古寧戦に関わった日本人親族と著者に
    直接、馬総統から声をかけられた事から
    根本博は歴史からは消されたが、その存在は忘れ去られていない事を確信する。

    本書で戦争を
    『戦争は狂気の中でしか、おこなえない。人間性の喪失によってのみ、"殺し合い"は可能になる』と表現した場面があった。
    戦時中でも人の命を最大限に守ろうとし、ヒューマニズムの精神を失わなかった根本が台湾と台湾人を守ったという事実、そして歴史に埋もれそうになっていた、その事実を調べ上げた著者の門田隆将さんに深い感動を覚える。

    歴史もの…、
    今まであまり読んで来なかったのですが、
    色々な世界を1ミリでも深く理解できるように、少しずつ歴史にも触れていきたいです。
    戦争の生々しい証言など読んでいて苦しいなと思う場面もあったけれど本当に読んで良かった!
    hibuさん、ありがとうございます!(≧∀≦)

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    2022年07月11日
  • 世界を震撼させた日本人 心を奮い立たせる日本の偉人

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    まあ面子で内容は推し量れるかと。7割ぐらいは既知の内容で2割ぐらいは事実を歪曲した賛同し兼ねる内容があるが、まあ朝日新聞のような出鱈目さはないので最後まで興味深く読める。まあある程度左右両方の言説を勉強した上でなら参考になる本。

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    2022年03月23日
  • 死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発の五〇〇日

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    慢心、安全対策の節約
    起こらないだろう
    でも起こってしまった
    誘致で街は栄え立ち入り禁止となった
    まだ終わっていない 大きい犠牲と損失
    美談ではない

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    2021年11月24日
  • 新聞という病

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    ここで槍玉に挙げられている朝日新聞を20年以上読んできた。新聞にはもう一度 言論機関としての矜持と使命を取り戻してほしい、との思いは著者と共通する。ただ著者が持ち上げている産経、読売も朝日と似たり寄ったりだ。今や新聞とその記事を配信するネットニュースが日本人を分断する最大の推進力になっている。そりゃそうだ。自社の思想に共鳴する読者を繋ぎ止めて利益を出すためには、顧客(読者)や広告主に迎合することは止められない。そういう構造なのだから、もう期待する方がどうかしている、と思う。
    それにしても同じニュースでも新聞によってこんなに取り上げ方が違うのかと驚いた。朝日だけを読んでいたのでは自分がどんどん愚かになっていく危機感を持つ。産経も購読してみることにするかな。

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    2021年11月15日
  • 疫病2020

    ネタバレ

    中国と云う脅威。

    2021年8月読了。

    実はもう一年以上前に本書を購入していたのだが、何故だか怖くて手が出せずに放置していた。最近、著者の作品を立て続けに読む機会があり、その勢いを借りて一気に読んでしまった。

    確かに一年以上前の出来事までしか書かれていないので、情報のギャップは否めないが、逆に時間を置いたことで当時の世間の右往左往振りや、訳も分からず「PCR検査をもっと大々的に拡充しろ!」等と一知半解の知識で喚いていた(いる)ワイドショーのコメンテイター等を思い出し、一歩引いた視点で読み終える事が出来た。

    今現在ワクチン接種に対して「ヒステリックな拒絶派」や「何だかとにかく不安な方々」にも、落ち着いて初めからの経緯を知っていただくには良いと思う(勿論、元来身体が受け付けない方は別ですよ)。

    この本では恐ろしい事実が突き付けられている。先ず「ウィルス発生起源」についてだが、著者個人のルポルタージュである以上、犯人が中国だと断定するのは不可能とは言え、本書に挙げられた数々の状況証拠だけでも「限りなくクロ(に近い灰色)」と断定して差し支えないだろう。

    そして、今回の件を機に、中国の国民感情が「個人のプライバシーや自由な言動が許されない(党政府への)漠とした不安や不満」から、「これだけ一所懸命やったのに、(自国が)犯人呼ばわりされる事への欧米に対する怒り」へと擦り変わり、嘗ての中華思想にも似た恐ろしい感情を持ち始めたことである。習体制への絶対服従は党や軍部は勿論、王毅外相ですら軍の(海外への)挑発行為に対して何も云えない状況を考えると、本当に空恐ろしい感慨を持った。

    次に、わが国の政治家は勿論、全省庁の中央官僚や財界に至るまでチャイナスクールが存在し、中国への厳しい対応を具申しようものなら、「何処からともなく上の人間がやってきて、やんわりと恫喝される」と云う衝撃的な事実は、もはや我が国が国としての主権を放棄しているに等しい事だ。

    最後に、こうした事実を知りながら一向に報道しようとしない日本の全てのメディアに対しても、やりきれない失望感と怒りに駆られた。

    「著者の話を鵜呑みにするなよ」と嘲笑してくるような類の人には何も言わない。これは大きな国家危機の序章であると、コロナからは離れてしまったが、強く感じた次第である。

    #ダーク #アツい #深い

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    2021年08月20日
  • 新・階級闘争論 暴走するメディア・SNS

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    門田先生の論調は簡潔な切り口でとても理解しやすいです。私も最近特に 日本人の矜恃 について考える、論じることが多くなってきましたので非常に共感してしまいます。本当の日本人がおかしくなってきているのか、非日本人が増えているのか、嫌な世の中になってきています。我々 本当の日本人が自分の頭で考え、あるべき日本人として判断して毅然と発言、行動を起こしていくことが大事ですね。 まずはメディアを疑う(逆の角度から検証)、真実を見つめることから始めましょう。そのことに改めて気づかせてくれる一冊です。

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    2021年07月15日
  • 新・階級闘争論 暴走するメディア・SNS

    購入済み

    偏向報道に惑わされないように

    一部のマスコミ勢力による思想の押しつけや切り取り報道による世論の誘導などが、これでもかとばかりに実例が挙げられていて気分が暗くなる。おかしな報道や歪んだ正義をトピックごとに暴いて説明してくれている。切り取り報道で無視された事実などを知ることで、ナイーブにSNSやニュースを信じることなく立ち止まって考えることの一助となるだろう。

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    2021年06月04日
  • 疫病2020

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    表現が扇情的で多少右寄りの部分はあるが、当時の状況を非常によく調べていて、示唆に富んだ本。
    国民の生命を軽視する政治家と官僚の傲慢さ、政府の危機管理能力の欠如、コロナ対策の個人情報管理を通じて習近平の独裁が強化された中国の怖さが印象に残った。

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    2021年04月27日