門田隆将のレビュー一覧

  • 尾根のかなたに 父と息子の日航機墜落事故
    『慎太郎、男はなくもんじゃない。でも、今日だけは••••••一緒に泣こう』本文引用
    最愛の人を突然に失ったとき、人は泣きじゃくるのか?
    それとも、何かに苛立ちをぶつけるのか?
    ぼーぜんとし思考が遮られるのだろうか?
    そこから立ち上がるのにどれだけの時間がかかるのか?
    それともいつまでも引きずりつつ生...続きを読む
  • 尾根のかなたに 父と息子の日航機墜落事故
    忘れもしない1985年8月12日。
    単独機による事故としては、最大の犠牲者を出した
    日本航空123便墜落事故の、遺族のその後を描いた本。
    この事故の衝撃は大きく、「日航機墜落事故」と言えば、
    この事故のことを指すほどになってしまいました。
    その中でも特に本書では、数少ない男性遺族(息子)に
    焦点をあ...続きを読む
  • 甲子園への遺言 伝説の打撃コーチ高畠導宏の生涯
    60歳で突如ガンで亡くなった伝説の打撃コーチの話。凄いヒトがいたもんだと。いくつになっても夢をあきらめない、平凡なことを諦めないで続ければ非凡になる、そして人を褒めて伸ばし、思いやりのあるヒトだったみたい。
  • 甲子園への遺言 伝説の打撃コーチ高畠導宏の生涯
    プロ野球名打撃コーチにして、50代半ばから高校の教員免許を取得し、高校球児たちを甲子園へ導くことを夢見たひとりの男性のおはなし。
    生き様というか、他人への接し方がかっこいいです。怒るでもなく諭すでもなく、ただ見守ることができるのは強さだとつくづく実感。口出ししないで見てるって、互いの信頼があってこそ...続きを読む
  • 甲子園への遺言 伝説の打撃コーチ高畠導宏の生涯
    1).目次
    省略

    2).筆者の主張
    省略

    3).個人的感想
    ・高畠氏の生涯がよく分かり、物事に対して、一生懸命、一心不乱になる姿勢が感じられに感銘を受けた。
    ・コーチとして、ほめて伸ばす姿勢というのが勉強になった。
    ・野球の解説が長く、もう少し野球の内容ではなく野球人と高畠氏の人格的交...続きを読む
  • 奇跡の歌~戦争と望郷とペギー葉山~
    胸に迫るストーリーが展開されて、良い本を読むことができた。ただ、「南国土佐を後にして」の曲調がどうにも肌に合わなくて、こればかりはしょうがない。豹のハチ公の話は感動的だった。
  • 死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発
    3.11に発生した福島第一原子力発電所での大規模な事故。この事故がとんでもなく被害が尋常で、福島が放射性物質で汚染された、ということは(当然ではあるが)知っていた。もはや国民であれば知っている事故だと思う。原子炉建屋が爆発したことも知っていた。
    しかし、「事故が起きた」ことは知っていても、「なぜ事故...続きを読む
  • リーダー3つの条件 世界でリーダーシップを発揮した安倍総理に学ぶ
    時代なのかリーダーもぬるま湯にいるのかもしれません。
    こういった昭和の視線での本を読むと改めて新鮮な気持ちになります。
  • 日中友好侵略史
    門田さんの本は、事実ベースで書かれているけど、物語みたいに読めるのが面白い。
    日中の蜜月が歴史的にどういう経緯で培われたのか、背景がなんとなく分かった。

    しっかり理解するには、自分の勉強が足りなかった、、、
  • 日中友好侵略史
    政治家の、功名心と、贖罪意識が怪物を育てた。
    かの異形を育てたのは、我が国と、最強の勘違い国家米国に違いない。
    RPCの戦略は、特段緻密でもないように思うが、極めて効果的あり、長期を視野に入れた工作が実を結んで来ている。

    薄寒い。軽々に平和を語れないが、少なくとも、我が国の「平和」は未来にあるのだ...続きを読む
  • 新聞という病
    産経系の方なので当然こうなる、という本。ただし筆者による新聞記者全体の取材力の低下への説明は、ああ、だからそうなのか、との思い。読む価値はある。
    新聞記者がイデオロギーに縛られている、というのも、現代においては本当か?とは思ったが、こう同書での説明を読むと、少なからず残っているとしか思えない。確かに...続きを読む
  • 死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発の五〇〇日
    福島第一原発に関する報道で、東京電力のイメージはあまりよくありませんでしたが、前線の社員の方々は、血尿が出るような極限の状態で、死の恐怖と戦いながら、事故を最小限に食い止めようとしていたことを初めて知りました。

    その方々の頑張りがないと最悪、青森を除いた東北と関東の全部、新潟の一部という莫大な範囲...続きを読む
  • 尾根のかなたに 父と息子の日航機墜落事故
    ドラマを先に視聴。
    やはりドラマより良い。

    父と息子の観点から、故人の人となりを詳細に見つめた作品。
  • 新・階級闘争論 暴走するメディア・SNS
    「たとえ小さく些細なものでも、そこにある差異をことさら強調することによって”差別の被害者”を生み出し、それに対する不満を利用して、本来はありえない一種の階級闘争に持っていく」
    敗退した共産主義者の戦略だ。SNSあってこそ。後、くそいマスコミ。実感あり過ぎて嫌になるね。

    この本自体は門田さんの色んな...続きを読む
  • 死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発
    3.11のことを忘れたくないと思い、読んでみることにしました。
    原子力発電所で必死に働く人々と政府のすれ違いなど、様々な事情があったことを知りました。
    葛藤や国民からの非難がある中、最後まで戦い続けた人がいることを忘れてはいけないと感じました。
  • 慟哭の海峡
    戦時中、旧日本軍の輸送船が米軍の潜水艦に数多く沈められ、十万人以上の日本人が犠牲となったバシー海峡の存在を本書を読んで初めて知ることができた。
    この魔の海峡で、中嶋秀次氏は十二日間も漂流した。漂流の描写は壮絶であった。
    また、日本人にはお馴染みのヒーロー「アンパンマン」の生みの親である、やなせたかし...続きを読む
  • 疫病2020
    まさにコロナに翻弄されている私たち、日本のことなので興味深かったです。
    今に続く続編があってもいいかも。
  • 死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発
    所長が吉田氏でなかったらどうなっていたかと思うとゾッとする。あの過酷な現場で闘った全ての作業員に拍手、そして感謝。大雑把な映画よりこちらの方がおすすめ。
  • 新聞という病
    一つひとつの枚数が少ないので時事を時事としてしか書けないのが勿体ない。各章の最後に論点としてまとめがあるがそこまで深い分析とかは無い。
    ただ、福島原発について朝日新聞が放ったデマについては怒りが行間から滲み出ている。朝日新聞が日本人の敵であると言う事実はもっと知られるべきである。
  • 疫病2020
    コロナが日本では収まってきているので、なぜ日本でパンデミックにならなかったのかを突っ込んで欲しかった。
    武漢の研究所の記述は読み応えがあった。