門田隆将のレビュー一覧

  • 新聞という病

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    現在における新聞報道に対する苦言を呈している。というかほとんど朝日新聞への悪口かな。
    昔の記者はジャーナリズムの精神に基づいて取材を行っていたが、昨今ではイデオロギーの表現が先に立って、事実でない事も歪めて伝えてしまっていると嘆く。
    政府の権力に屈しないという精神がどこか歪んでしまって、倒閣のためなら何を書いてもいい、それが時には日本を貶めることになろうともそれが正しいと信じている。どこか狂気じみた感じがした。
    従軍慰安婦や福島原発の吉田調書についての世紀の大誤報は、日本全体を貶めるばかりか、他国へも間違った印象を植え付けてしまっている。今も続く日韓関係の悪化の原因でもあるように感じる。
    また

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    2019年09月01日
  • 新聞という病

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    表題の新聞とは、ほとんどの場合、朝日と毎日です。
    確かに、A新聞の反政権振りはデマでもねつ造でもOKという隣国の反日無罪を彷彿とさせるものがあります。
    とはいえ本書全般を通じて、門田氏は新聞の復活を心から願っているテイをとりながら、現状のままでは不可能だということをさりげなく、しかし読めばそうなるとしか思えない不可避な現実として明らかにしています。
    7章立ての本書は、捨て章なしの絶品ぞろいですが、特に6章と7章は必読です。
    それにしてもA新聞がなぜこれほど日本を貶めようとしているのかという1つの回答は、「記者には日本を貶めているという意識はなく、まして中国や韓国を喜ばせるためではなく、過去の日

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    2020年01月01日
  • 新聞という病

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    「新聞」と言ってますが、殆ど売国新聞、じゃなかった某朝日新聞の重篤な病についての解説本です。もう門田氏のご意見に120%同意できます。読んでいてスカッとすると同時に、新聞を筆頭にしたメディアの役割を改めて考えさせられました。

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    2019年07月19日
  • 死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発の五〇〇日

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    ネタバレ

    2011.3.11東北地方を襲った巨大地震。

    その後の津波により福島原発も大きな被害を受け機能が停止。

    その後起こった爆発によりチェルノブイリ以来の放射能漏れ事故を引き起こした。

    あの時何が起こっていたのか。

    そこで人々は大切なモノを守るために何をしたのか。

    緊迫した状況を描いたノンフィクション。

    同じ時代を生きた日本人として読んで良かったと思える一冊でした。


    説明
    内容紹介
    その時、日本は“三分割"されるところだった――。

    「原子炉が最大の危機を迎えたあの時、私は自分と一緒に“死んでくれる"人間の顔を思い浮かべていました」。食道癌の手術を受け、その後、

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    2021年03月12日
  • オウム死刑囚 魂の遍歴 井上嘉浩 すべての罪はわが身にあり

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    オウム真理教の教団幹部のうち最も若い井上嘉浩の評伝である。私はこの著作が世に出された意味は大きく3つに分かれると思う。
    1. 井上の手記の公開と彼の知られざる人生
    2.井上が関わったとする犯罪行為の情状酌量部分
    3.井上から見たオウム真理教の教祖、麻原の新たな実像

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    2019年01月19日
  • 甲子園への遺言 伝説の打撃コーチ高畠導宏の生涯

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    いやぁ、これは良い本でした。
    野球はまったく詳しくないので、高畠さんという方は存じ上げませんでしたが、こんな人がいたんだとは!
    その人の生き方に加え、過去のプロ野球の様子もわかりました。
    最後の女子剣道部のくだりは・・・、ここがいちばんじんときました・・・。

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    2019年01月01日
  • この命、義に捧ぐ 台湾を救った陸軍中将根本博の奇跡

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    日本人がいかに義に厚いかをとてもよく表しています。根本博さんがいたことで今の日本と台湾との友好が保たれているのだと思います。「雪中に炭」という言葉は忘れません。東北の震災の後、台湾は馬英九総統自ら台湾国民に日本に手を差し伸べることを訴えてくれたそうです。そのために信じられないほどの義援金が集まりそれによりますます日台の信頼関係が深まりました。さらに涙が止まらなかったのはWベースボールが日本で行われ、日本は台湾に勝ちましたが、その時日本人の観客は台湾の支援に感謝するプラカードを掲げて、台湾を讃えました。本当に素晴らしいことでした。根本さんの雪中の炭に今度は台湾が日本のためにしてくれたのです。本当

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    2018年04月24日
  • 奇跡の歌~戦争と望郷とペギー葉山~

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    恥ずかしながら,この本で「南国土佐を後にして」という歌を知り,ネットで探して聴いてみました。
    この歌の来歴を軸に,戦争の悲惨さ,豹と人間の奇跡の関係と悲劇,ペギー葉山さんと小学生の心温まる交流まで,引き込まれるように読みました。

    その後,再び「南国土佐を後にして」を聴くと,より抒情的に胸に響きました。

    高知県にはまた行きたいところなので,今度は「ハチ」に会いに行こうと思います。

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    2017年11月23日
  • 奇跡の歌~戦争と望郷とペギー葉山~

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    副題の「戦争と望郷とペギー葉山」がこの本のすべてを表していますね。物語を聞いているかのように、数奇な運命の数々をひとつの線にしてまとめあげた門田氏お得意の泣かせるノンフィクション。ペギー葉山は、歌ってきた曲の数々を「神様からの贈り物」と仰っているが、神様から歌うことを宿命付けられた一生のような気がします。「南国土佐を後にして」を軸にした数奇な極上のドラマのようなノンフィクションをお楽しみください。私は堪能しました。

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    2017年08月31日
  • 日本、遥かなり エルトゥールルの「奇跡」と邦人救出の「迷走」

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    今の日本の危うさをシッカリとした取材に基づいて書いています。なぜこの事にいて議論されないのか!尊い犠牲がなければ変わらないのか?明日、自分の知り合いが巻き込まれるかも知れない事に目を閉じさせているメディアに憤りを感じます。

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    2017年06月18日
  • リーダーの本義

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    これまでの門田隆将のノンフィクション本に登場する人物のダイジェスト編のような作品ですが、これまで取り扱われた人物それぞれがいかにリーダーシップを発揮したのかを己の本義にのっとって人間として正しく躊躇なく行動することの大事さと重ねて表現されていました。
    また、何事も1人では対処できず周りからのサポートも必要となるが、このようなリーダーには、周りからの賛同・信頼も得られやすいため結果、良いサポートを得られるということで、他人を尊重するという姿勢というのが共通しているリーダー像でした。
    このようなリーダーは有事対応時にこそ覚悟をもって逃げずにぶつかっていき力を発揮するのだと感じさせられました。
    その

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    2016年09月07日
  • 日本、遥かなり エルトゥールルの「奇跡」と邦人救出の「迷走」

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    【163冊目】特に日本において、邦人を海外で保護するのは極めて難しいという話。物理的な問題ではなく、法制度が人の命を救う障害になっているという話。

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    2016年09月04日
  • 日本、遥かなり エルトゥールルの「奇跡」と邦人救出の「迷走」

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    著者のあとがきにもあるが、「海外で危機に陥った時、外国人は、「心配するな。必ず国が助けに来てくれる」と信じており、日本人は「絶対に国は助けてくれない」と思っている」ということだ、というか、事実としてそういうなっている、ということが本書を読むといやというほど思い知らされる。

    ここで外務省や大使館の腰の引けた役人根性を批判するのは簡単だが、他国では普通におこなわれている、状況が危険になるほど軍隊が自国民の保護、救出にあたる、ということが自衛隊の他国での武力行使に当たるとして、議論すら許そうとしないマスコミや政治勢力の存在が根本的な要因となっていることは間違いない。

    それにしても100年以上前に

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    2016年03月27日
  • 日本、遥かなり エルトゥールルの「奇跡」と邦人救出の「迷走」

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    トルコの人々に対して、感動したことが二つ。
    日本人のために救援機を飛ばしてくれただけでなく、空軍の護衛をつけてくれたこと。護衛機が守っていたのが日本人乗客であってもトルコ人スタッフであっても、感動は変わらない。トルコという国が、罪なく殺されかけている命を守ろうとすることに、救援機を飛ばせない日本の民として、感動せずにはいられない。
    そしてもう一つはトルコの人々が、日本人ボランティアの名前を忘れずに覚えていること。トルコのために働いて命を落とした故人を悼んで、ミヤザキという名が冠されたストリート、公園、病院が出来ていると聞くと、頭が下がります。

    しかし自衛って何なのか。命が危ない無辜の同胞を、

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    2016年02月27日
  • 裁判官が日本を滅ぼす

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    こういう意見もあるよ。
    まぁ、タイトルは無理矢理感が拭いきれない 笑
    司法それ自体に日本を滅ぼす力は(残念ながら?)ない。

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    2016年08月14日
  • 日本、遥かなり エルトゥールルの「奇跡」と邦人救出の「迷走」

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    面白かった、と言うか日本の法制のおかしさがわくわかった。
    日本人を助けられなくては、国家の体をなしていない。こんな国だったのか、日本は。

    しかし門田さんの著作は外れなく面白いものばかりだ。

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    2015年12月27日
  • 原発事故に立ち向かった 吉田昌郎と福島フィフティ

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    福島第一原発事故時の吉田所長と、彼の元で働いた所員たちが、どれだけの覚悟と勇気をもって、事態の収拾に全力を注いだ姿は、だれが感動の物語です。彼らの対応が、日本を救ったのは間違いないと思います。
    ただ、美談として受け止めるだけでは正しくないのでないでしょうか。事故を未然に防げなかったのは、事実なので。

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    2015年08月15日
  • 「吉田調書」を読み解く 朝日誤報事件と現場の真実

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    著者の「死の淵を見た男」の補足版のような話で、福島第一原発事故の陣頭指揮にあたった当時所長の吉田氏の「吉田調書」という報告書に込められた真実(事実)を著者が亡くなった吉田氏に代わり、訴えかけるような内容であった。
    マスコミ(ジャーナリズム)のあり方に関しても考えさせられる内容であったが、伝え手も聞き手もゴシップ的な内容を欲する部分があるが、そういうのに迎合することなく、客観的な事実を、きっちり伝える難しさというのが伝わってきました。
    改めて、日本を未曾有の危機から救ってくれた吉田所長をはじめとする、福島第一原発の事故対策にあたった現場作業員の方々に感謝したいと思いますし、事実を正確に伝える著者

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    2015年04月29日
  • この命、義に捧ぐ 台湾を救った陸軍中将根本博の奇跡

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    台湾に駐在していても、こんな話が有ったなんて全く知らなかった。金門島で国民党が人民解放軍に勝ち、その島が防波堤となり、台湾が共産化されずに済み、いまの傲慢な中国が太平洋で暴れるのを押さえ込んでいる。
    国民党は台湾人にとっては目の上のたんこぶではあるが、役に立った側面もあるのだと気づかされた。
    それにしても、日本と台湾の歴史的なつながりはとても深い。

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    2015年03月01日
  • 太平洋戦争 最後の証言 第一部 零戦・特攻編

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    戦後70年だからこそ読んでおきたいと思い読む。
    この言葉にすべて集約される。
    「人は二度死ぬ」という言葉を思い出していた。人の死は二度あり、一度目は文字通りの〝肉体の死〟であり、そのあと人の心の中で生き続け、二度目は誰からも忘れられた時に、今度は〝永遠の死〟を迎えるというものである。
    ーー
    海軍戦没者慰霊祭」(沖縄海友会主催)が開かれていた。  五月二十七日は、「海軍記念日」(いつかいく)

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    2015年02月16日