新川直司のレビュー一覧
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購入済み
自然と感動してしまう…
前作から続けて読んでいます。
サッカーに携わっていてもいなくても楽しめる内容だと思います。
なかなか声に出して言いにくい本音を代弁してくれているかのような台詞もあり、その丁寧な世界観の描写に感動してしまいました。
次の話が待ち遠しいです。 -
購入済み
虚無感
出会いはJ SPORTSのCMからでした。
普段コミックを読まない私ですが、コロナ禍で何となく面白そうだなと思って読み始めたのがちょうど1年ぐらい前だったでしょうか。
国内における女子サッカーの現状と純粋に楽しくサッカーしたい女の子たち。基本的に明るくて楽しくてかつ専門的で新しいサッカーの戦術も触れられておもしろいのに、挫折や悔しさみたいなものがぐっと出てきて、より引き込まれました。絵のタッチで登場人物の見分けは確かに難しいところもありましたが、各登場人物のキャラは立っていて物語の進行とともに情も入ってきました。
せっかく今からたくさんの新しいの戦いが見れると思ったのになぁ。せめ -
Posted by ブクログ
ネタバレ戦いが終わった後の、そして次なる戦いに向かっていく前の物語が描かれた13巻である。
JKFBインターリーグ決勝での敗戦を経て、翌日に盛大に身内からディスられるところから始まった物語は、一週間の合宿を経て早々に選手権大会編へと突入している。
物語的には間章の役割を持つ今巻だが、そう言って流せないエモさがある。
彼女らがサッカーに賭ける思いの濃さは、2年の田勢、宮坂の両名にスポットを当てる形で十全に描かれていた。
そこには確かに女子サッカーの命脈が感じられる。
彼女らの声に見える命脈こそがこの物語の根幹であることは、疑いようがないところだろう。
サッカー面でも、新たな基幹戦術と -
購入済み
登場人物のキャラが際立つ
女子サッカーマンガを初めて読みました。まだまだ日本ではマイナーな女子サッカーを題材にした作品ですが、とても面白く読んでいます。最先端の戦術や女子サッカーの置かれている環境など、サッカー界の現状も描かれています。でも一番気に入っているのは登場人物のキャラクターが際立っていて、次はどんな人的リレーションシップ(登場人物が織りなす交流の化学反応)が起きるのかが楽しみです。そしてプレーヤーとしても個性があり、この年代のどのメンバーで代表を選ぼうか、といった楽しみもあります。
速く続きが読みたくなる物語でした。 -
購入済み
ハマった
川口、戸田、蕨。女子高校サッカーの世界に特に惹かれたというのではなく、単純に地元地域が舞台ということが気になり、読み出してしまいました。しかししっかりと、そのストーリーゆえにハマってしまってます。構成としては弱小チームに逸材達が入学して、強豪と相まみれていくシンプルなものですが、みんなひたむきにサッカーが大好きな10代の女の子達。その真剣なぶつかり合いの合間に、箸が転げても可笑しい年頃を象徴するような、クスッとさせる描写が挟まり、そのバランスものなかなかです。ワラビーズの躍進や逸材達のますますの成長をさらに見守りたい。
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不思議な世界観
無料版1巻を読んだ感想です。
青春物なのかなと思ったら重い作品だったでござる。
タイトル通り学校に閉じ込められる8人
あの時、自殺したのは8人のうちの誰か? 思い出せない?
話が進むにつれて人がどんどんいなくなっていく設定みたいですね。
漫画と小説だと捉え方が違うようなので小説版を読むのがおすすめみたい。
あの人が・・・まさか・・・こういう事になっていたなんて・・・。
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毎回サイコー
DAYSもジャイキリも面白いが、連載中のサッカー漫画ではアタシは1番好きなサッカー漫画です。
どの漫画にもテーマがあるとは思いますが、この漫画のテーマは明確で真理に近いと思います。
他のスポーツにも云えますが、文化にならなければ消えてしまいます。日本の女子サッカーが正にそうだと思います。その辺は、劇中でも触れてますが世界一になりバロンドールを獲った選手を輩出した国とは思えない扱いぶりだし、ラグビーも開催国だったし優勝は出来なかったが素晴らしい結果を残したが、コロナの影響もあるのだろうケド徐々に熱は冷めつつあるように見える。それは、やはり未だ文化になっていないからなんだなぁと実感している今日この -
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まさしく!
素晴らしいサッカーマンガです!
しかも女子サッカーの現状から課題を浮き彫りにしつつ、彼女たちの成長が丁寧に描かれているところも感動します。
様々な伏線もあり、まったく飽きさせません。
次巻も楽しみにしています。 -
Posted by ブクログ
栄泉船橋との準決勝。2−3とリードされたワラビーズ。悪魔の10番を止めるためにダブルチームで対抗。越前と恩田のダブルチーム。とにかく、10番国府妙を自由にやらせない、少しでも遅らせることを目的。
今更気づいたけど、妙のモデルはロナウジーニョか。ユニフォームと、ゴールパフォーマンスで気づいても良さそうなものだけど、戦術に目がいっていて気づくの遅くなった。全盛期の彼ならば、手がつけられないのも納得ですよ。悪魔というよりも、天使かなとは思うけどね。楽しそうな感じが。
ダブルチーム行くために、恩田のポジション変更したのは、攻撃時に前を向かせるため。なんだかんだと彼女の力量を信頼している監督。もっとや -
Posted by ブクログ
興蓮館戦に決着が付く12巻である。
JKFB決勝戦は白熱の点の取り合いとなっているが、その中で最後の最後までドラマが描かれた、壮絶な試合の結末が収録されている。
それにしても泣かせる。本当にこの作品は名作としか言いようがない。
それぞれの思いを鮮烈に描きながら、女子サッカーという世界で夢を描く彼女たちの姿は本当に強烈に読み手の心を打つし、そんな彼女たちの結末へのそっと描かれた思いは本当に泣かされた。
その背後で描かれる鞘の当て合いなどもまたこれからのドラマを予告するかのようで、本当に楽しみだ。
(正直、サッカー物だとチームごとに使い捨てに近い形になる例も間々見られるので、その意味 -
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切なくも美しい
何年経っても色褪せない名作だと思います。
とても切なく、美しい物語です。登場人物みんな素敵な人達です。結末まで読んだらもう一度読み返したくなる、そんな漫画です。 -
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はじまり
公正のはじまりの物語。
OVAがあるのだけど、そっちも映像も綺麗で大変良かったです。
おばあちゃんが本当に素晴らしい方で、
「おばあちゃんを生き返らせるの。」 「おばーちゃん」 「おばぁーちゃぁん」が、もう、あそこで涙腺がやばかった。
公正が本当に優しい男の子で、ちびっこ時代の かをりちゃん等を魅了していったんだろうね。
2年後の物語も本当によかったです。
10年後の話も思いついたら描いてほしいなあ
買って後悔なしです!
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とても面白い作品です
紙の本で12巻まで読みました。
この作品で思うことは1人1人のキャラクターが純粋に
サッカーを愛しているという事につきます。
日本女子サッカーの試合映像を画面を食い入るように見るキャラクター描写に
考えさせるものがありました。
この作者の作品にハズレはないですね。アニメ化に期待しています!
追記
『さよなら私のクラマー』2021年4月、映画化&TVアニメ化決定!
アニメ化おめでとうございます! 楽しみですね! -
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とにかくサッカー動作の描写力
作者さんは、相当なサッカー好きで、ご自分でもプレーされるのではないかと推測します。ドリブルの立ち姿で、アウトサイド気味にボールタッチする描写など、何気ないコマに現実のサッカーが凝縮されています。テレビカメラを置けない位置からの、遠近法で誇張した描写も魅せます。絵がサッカー的で美しいです。物語も、それぞれの人物の熱さがほとばしり感情移入させられます。