【感想・ネタバレ】さよなら私のクラマー(13)のレビュー

あらすじ

累計500万部突破!『四月は君の嘘』の著者・新川直司の最新作は、女子サッカー。埼玉県蕨青南高校、通称「ワラビーズ」と呼ばれる弱小女子サッカー部に集まった個性豊かな少女達。名セリフの数々と、躍動感あふれる試合シーンで綴られる彼女達の物語から目を離せない!

激闘の末、興蓮館戦で惜敗したワラビーズは、高等学校女子サッカー選手権・埼玉県予選に備えて合宿を敢行!! そこで深津監督は、彼女たちに新戦術「ゲーゲンプレッシング」を伝授する――!!

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購入済み

まさしく!

素晴らしいサッカーマンガです!
しかも女子サッカーの現状から課題を浮き彫りにしつつ、彼女たちの成長が丁寧に描かれているところも感動します。
様々な伏線もあり、まったく飽きさせません。
次巻も楽しみにしています。

1
2020年10月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 戦いが終わった後の、そして次なる戦いに向かっていく前の物語が描かれた13巻である。
 JKFBインターリーグ決勝での敗戦を経て、翌日に盛大に身内からディスられるところから始まった物語は、一週間の合宿を経て早々に選手権大会編へと突入している。

 物語的には間章の役割を持つ今巻だが、そう言って流せないエモさがある。

 彼女らがサッカーに賭ける思いの濃さは、2年の田勢、宮坂の両名にスポットを当てる形で十全に描かれていた。
 そこには確かに女子サッカーの命脈が感じられる。
 彼女らの声に見える命脈こそがこの物語の根幹であることは、疑いようがないところだろう。

 サッカー面でも、新たな基幹戦術となる「ゲーゲンプレッシング」を導入し、矢継ぎ早に埼玉県での予選二戦を描くことでその強みと弱みを描いている。
 青春物として見ても、夏休み中の一週間の合宿を通じて成長を遂げていく彼女たちの姿は色鮮やかだ。


 間章をここまで描き抜く筆力にはただただ脱帽する他ない。
 文句なしに星五つで評価したい一巻である。

 めでたくも映画とテレビの両面でのアニメ化が発表された一方、本誌ではすでに完結を終えているこのシリーズ、残る巻数もわずかだろう。
 彼女たちの物語の結末を楽しみに待ちたい。

0
2021年03月19日

Posted by ブクログ

女子サッカーの発展のために、自分の世代で終わらせないために、結果を出してきた能見とそのバトンを受け取った高校生たち。深津監督が復活しゲーゲンプレスを教え込む。リアルサッカーに忠実なところがこのマンガの面白いところ。サッカー好きが楽しめる漫画。

0
2021年01月07日

購入済み

毎回サイコー

DAYSもジャイキリも面白いが、連載中のサッカー漫画ではアタシは1番好きなサッカー漫画です。
どの漫画にもテーマがあるとは思いますが、この漫画のテーマは明確で真理に近いと思います。
他のスポーツにも云えますが、文化にならなければ消えてしまいます。日本の女子サッカーが正にそうだと思います。その辺は、劇中でも触れてますが世界一になりバロンドールを獲った選手を輩出した国とは思えない扱いぶりだし、ラグビーも開催国だったし優勝は出来なかったが素晴らしい結果を残したが、コロナの影響もあるのだろうケド徐々に熱は冷めつつあるように見える。それは、やはり未だ文化になっていないからなんだなぁと実感している今日この頃。その辺りを明確に掘り下げて、現代サッカー?近代サッカー?と云う言葉が今あるかワカラナイけど戦術、考え方を織り交ぜて、如何にして定着させ文化に迄、昇華出来るかと云うのを漫画を通して伝えているのだと思う。
それと単純に、この作家のファンなので諸手挙げて満点評価です。

0
2020年10月19日

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