新川直司のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
JKFBインターリーグ決勝ラウンド初戦の相手は栄泉船橋。
平均ポゼッション率29%。インハイ予選総失点2という堅守のチーム。その戦術は、フィールドプレーヤー全員(!)でブロックを作り、カウンター一閃。ユニフォームはバルサだけど、やってることはアトレティコです。
いやー、ポゼッションなんてくれてやる。その変わり勝つのはウチだ。という振り切った信念。そういう全員で一つの事をやりきるチームは、強いです。
最近の堅守速攻は、かつてのようなの奪ってタテポンオンリーでなく、奪ってから人数をかける、二の矢三の矢のあるカウンターなので、見ていて楽しいです。
こないだのベルギーとかね。
試合は、守備に苦しむ -
めっちゃよかった!!
感動しました。最後にいろんな言葉の意味が理解できて面白いし、初見号泣不回避です。キャラも一人一人個性がひきたっていますし、共感できるとこもありました。
ピアノがひきたくなる… -
Posted by ブクログ
ネタバレインターハイ埼玉予選での王者・浦和邦成戦の結末を収録した5巻である。
ただ、ここでの主役は浦和邦成側であった。しっかりと作られたチームの中で、女子サッカーの未来を憂いながら責任を背負う少女たちと、いまだチームすらまともに成立していない主人公らでは格が違った。
だが、ここでの挫折は次なる物語へのステップである。関東予選に進んだ浦和邦成と、全国を制覇した久乃木学園がこの予選で敗退する波乱を挟んで、物語は強豪校の二部チームが参戦するJKFBインターリーグへと舞台を移した。
ここから物語は本格的に始まっていくのだろう。
というわけで、ネタバレも含めての感想となったが、物語は正道を行くもので -
購入済み
最悪だなぁ
他の人のレビューを批判するつもりはないけど、どこがスッキリしたラストなんだ?
全巻購入して一気読みした。
途中、カップラーメンにお湯いれて忘れて麺がのびた。
それぐらいのめり込んだ。
不味い麺を食いながら、でも最後まで食い切れなかった。
きっと美味しく出来上がったカップラーメンでも食い切れなかったと思う。
あと三冊、あと二冊、物語のなかで[曲が終わらないで欲しい]と言う観客の気持ちの描写があるが、それと同じように物語が終わって欲しくないと思った。
ラストは知らないで読み始めた。
だからハッピーエンドなのか悲しい終わりなのか、どっちで終わるのか知らないままで、最後一冊を残して読む -
Posted by ブクログ
県予選1回戦・対浦和邦正。終了間際の失点で窮地に立たされるワラビーズ。ここで、下を向く選手は誰もいない。同点、その先の決勝点へ意気軒高な面々。
だがしかし。
ワラビーズを叩きのめすべく浦和邦正が、真の姿でとどめを刺しに来ます。
はぁあ、偽9番とはね。ミシャの可変3-5-2と0トップか。実力差を見せつけられて0-2の完敗。ワラビーズの挑戦はいったん終了になりました。
敗北から立ち上がるべく、奮起する面々。その中には、フットボールへの扉を叩くことを決意した越前の姿が。スペシャルな恩田たちでなく、ノーマルである彼女の成長が、今後の物語の核の一つになるのかなぁ、と期待してます。テクニックはまだまだか -
Posted by ブクログ
浦和邦正のシステムは、コンテというよりミシャの方がなじみが深いんだよなぁ。両WBの可変システム。大攻勢の時のこわさ、終わりのない守備の時間。バルサのようなポゼッションを相手にした時の、真綿で首を絞められる時間もきついですが、可変システムの押し寄せてくる圧迫感もきついですよ。終わりのない時間はきつい。
その浦和邦正相手の守勢を打開すべく、戦術キーマンのダービッツじゃなかったチカとの戦いへと臨む恩田。
いやー、ピクシーかぁ、ストイコビッチかぁ。そうくるかぁ。土砂降り極度の重馬場に舞い降りた妖精でしたねぇ。恩田が生き生きしだすと、それがチーム全体に伝わって活き活きするワラビーズ。
ピクシーが運んだ