新川直司のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ前回不穏な登場をしたライバル達が、実はものすごく熱い思いを公生に抱いている人たちだと知って、一気に好感度アップ!!
うわー、二人とも大好き!!
良かったねぇ、報われて…と思いました。
そんな丁寧に描かれた今までの四巻分にすっかり欺かれていました。
展開的にはありがちで、これだけ丁寧に公生の復活する過程が書かれていなければ、たぶん予測していただろう展開を、すっかり忘れていた頃ここで突き付けられて「うわーっ!やられた…!」と思いました。
うーむ、久々だわ、このしてやられた感。
でもいっそ清々しいほどの敗北感です。
元々結構ホラーで呪いだなぁと思っていたけど、まさしく呪縛。
これは弾けなくなるわ -
Posted by ブクログ
ようやく前を向いた、と言うか半ば強制的にコンクールに出場することになった公生。
でも彼がそれを全力で拒否しなかっただけでもすごい前進だと思う。
「君はどんな君でも、君で、君でしかない」という意味の「君はどうせ君だよ」という言葉は、すごく多くの人の心に響いたみたいで嬉しい。
不器用だけど、驚くほど自分と対峙している公生の生き方に、これからどうなるのか、が気になります。
自分の気持ちに気付き始めた椿ちゃん、
渡が好きでいながら(…なんだよね、本当に)公生の深く関わっていくかをちゃん、
二人とも、鬼というより肉食獣みたいなところが好き(笑)
そした渡と椿ちゃんの精一杯と散り際が懐かしくて好まし -
Posted by ブクログ
ネタバレ上半期第一位ッ!
下半期はわかんないけど、まじこの巻最高ッ!!!
面白すぎます!!!
風景を描いたヒトコマヒトコマにすら趣があり、
アスファルトに落ちる花、
椿の気持ち、きゅん、と来る。
最高すぎる。
こんなシチュエーション体験することまずないんだけど、
思いっきり感情移入してしまった。
音楽を通した特別なつながりに、
時間をかけて作り上げた繋がりをあっという間に断ち切られてしまうと思って
自分から距離を置いてしまう、
でも…
という。
最高に青春で、
それで音楽。
ライバルも出てきて、
天才なんて居なくて、
どんなにできる子でも本番前は吐くほど緊張して、
そんな普通の人間ぶりがいとお -
ネタバレ 購入済み
カチコミじゃあ!
彼方に完敗した翌日、即決即断の女・月は夕飛を伴い(事情を知らせず)将棋会館にカチコミをかける。が、
「いや、プロ棋士にならないと対局出来ないから」と夕飛に言われる・・・・・対局出来ると思ってたのが凄い。
一方、夕飛は(帰って来た)と勘違いした奨励会員に連れられて対局で当て馬二号と。
連敗記録更新するも、結局戻る事に。
当て馬一号二号に再登場の日は来るのだろうか?