新川直司のレビュー一覧

  • さよなら私のクラマー(2)

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    ....私は辻村深月さんのファンでして。
    最初に新川先生の漫画と出会ったのは辻村先生原作の「冷たい校舎~」でした。
    中々の佳作で原作ファンのわたしも「これなら納得の出来」だったのですが...

    数年後、「四月は君の嘘」を読んでビックリ!
    「うわあー、頭角を現してきたなぁ!」ってなりました。

    そして本作。
    ....面白い。相当面白い。
    「さよならフットボール」と合わせて読む必要がありますがこれはオススメです。
    シンプルな線画にはきはきした女の子達....この人はスポーツ漫画描くのに凄く向いているのではないだろうか.....

    続巻が楽しみです。

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    2017年06月09日
  • 四月は君の嘘Coda

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    本編を読んだばっかだけど、既に”誰だ、これ?”みたいな人が何人かいました(涙)。自分のボケの進行具合に泣けます。でも本作自体は別に泣けるでもなく、オマケの域を出ない印象。幼少時にいかに感銘を受けたかとか、各人のある程度の生い立ちとか、物語中で結構語られていますもんね。もう少し”ここでしか”感が出ていたら良かったのにと思いました。

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    2017年06月07日
  • 四月は君の嘘Coda

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    「四月は君の嘘」のサイドストーリー。
    本編を読み終わった後にぜひ読むべき。


    有馬公生初演の日のエピソード「夏の夕暮れ」「夏の幻」。絵見の学園生活を描く「秘密結社KKE」。凪と三池のその後が分かる「2年後」。宮園かをりの想いを明かす「夏のなごり」の全5篇が収録された、珠玉の短編集!!

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    2017年04月23日
  • さよなら私のクラマー(1)

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    ネタバレ

     女子サッカーの現場を描く物語の開幕巻である。舞台は高校、弱小の蕨青南高校に集まった才能たちを描いたド直球スポ根漫画だ。
     非常に現代的なスポーツ少女らを描いたその内容は、例えば「お前はメッシか!?」「50点取れ!」といったネタの新鮮さにせよ、「草生える」「ぐう正論」のようなライトなネタ表現にせよ、らしさのようなものが見える。
     しかし、その中で突きつけるようなやる気なし監督の「女子サッカーに未来はあるのか?」という言葉は印象深い。この命題を解き明かしていくことこそがこのシリーズの担う役割になるのだろう。
     サッカーの内容も戦術的な側面に触れながら、ポゼッションとカウンターに二分して説明すると

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    2017年03月29日
  • さよなら私のクラマー(2)

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    蕨青南。やっぱいいチームだわ。恩田がためれて、曽志崎が展開できて、周防がえぐれる。あとは女インザーギが決めるだけ、なんだけどなぁ。
    夢を見させてくれるワラビーズですが、練習試合はこれ以上ないくらいの0-21という惨敗。その中でも、いいチームと思わせるだけのポテンシャルあることが、コノチームのすばらしさで、希望。
    そして、やっぱりルーレット‼好きになるわ。

    話は、賞金稼ぎのフットサルへ。恩田・曽志崎・周防のトリオに、練習試合で対戦した佃と井藤が加わったチームで、いざ出陣。

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    2017年02月21日
  • 新装版 さよならフットボール(1)

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    「私のクラマー」を読んで、主人公誰だよ!?ってなったので、前日譚であろうこっちを読んでみました。
    主人公は恩田でした。

    フィジカルかテクニックか。格闘技のグラップラーかストライカーかに通じる、永遠のテーマ。もちろん、両方を持ち合わせているのが、一番で最高。なのだけど、それがむずかしいとわかっているからこそ、相容れない二極として語られる要素であるのです。クリロナの存在でアスリート化が進みすぎてる2017現在では、時代遅れの認識かもしれないですかね。
    そこで男性と女性の体格差が歴然としてくる、けれど性別を個人の実力で覆せる最後の時期であろう中学生を舞台に持ってきているところがうまいなぁ、と思いま

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    2017年02月21日
  • さよなら私のクラマー(1)

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    このマンガの中でも台詞として「女子サッカーに未来はあるのか?」と言われていたとおり、確かに男子サッカーに比べるとそもそも観客としても期待値を下げて見てしまうところはある。でも、そんな中で少女たちが強くあるために闘っていく姿っていうのは、クるものがある。1巻の出だしから登場人物が一気に出てきたので、正直まだ敵味方が覚えきれていないけれど、面白くなっていきそうな期待感がある。

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    2017年01月30日
  • さよなら私のクラマー(1)

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    女の子見分けがつかない!おっさん化したんだなーと思わせてくれる作品。
    ストーリー自体は良いです。
    感情表現がとても上手だと思います。

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    2017年01月29日
  • さよなら私のクラマー(1)

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    青春女子サッカー。さて、誰が主人公なのか?
    曽志崎と周防の二人かな、と思って読んでいたけど、どうにも恩田らしい。前日譚にあたる作品を読んでいれば、あっさり解決する問題なんでしょうか。
    読んでないんですよ。
    あ、女インザーギでないのはわかりますよ。

    FWに女インザーギ。WGの周防。おそらくトップ下の恩田。CMFの曽志崎。と面白そうな蕨青南。女子サッカーに未来はあるのか?と突きつけられた言葉には、目の前のなでしこの蕾が見せる未来と希望が、答えてくれるはずです。ソフト面は。

    日本代表が目指すサッカーはなでしこが体現してると思うんだけどな、北京五輪のころから。そういう意味で、男子も女子もサッカーに

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    2016年11月07日
  • 四月は君の嘘(3)

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    ネタバレ

    中学地区総体のシーズン、渡と椿の運動部最後の夏、そしてピアノコンクールに戻る公生の自分を見つめる苦しみと見つけたもの。ライバルたちが待つコンクール本番へ。
    葛藤の中、没頭するうちに、過去の自分を否定することではなく、今の自分に精一杯らしくあればいいという想いに共感した。登場人物同士の友情・恋愛感情のこれからも見守りたい。
    16-180

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    2016年10月02日
  • 四月は君の嘘Coda

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    「四月は君の嘘」のスピンオフ。
    昔の話あり、未来の話ありとなかなかおもしろかった。
    わたしもKKEに入りたい^^;

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    2016年09月30日
  • さよなら私のクラマー(1)

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    病院の待合室に置かれた月刊少年マガジンに載ってた第2話が、出会い。

    誰が誰だかよく見分けがつかないキャラが多数登場。
    台詞以外での説明がほぼ一切無いため、人間関係も掴みづらい。

    なのに、なぜだか印象に残った。第2話なのに既に、「コミックス第1巻、●月●日発売」とか書かれてる違和感も、かな。

    で、翌月の第3話、次の第4話と読んで、やっと単行本を手にする機会が。

    うん。面白そう。
    キャプ翼やらキン肉マンみたいに、実況アナウンスという名の状況説明な皆無な分、プレイの描写を完全に絵で魅せてくる……、きっと、そこが一番気に入った点だろう。

    基本設定も興味深いものがある……、

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    2016年09月29日
  • 四月は君の嘘(1)

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    天使が世界にいること、恋をするだけで世界がカラフルになること、答えは女の子が教えてくれるということ。素直に生きて、ぶつかって、2人がつむぐ悲しすぎるラブストーリーに何度も泣きました。

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    2016年09月26日
  • 四月は君の嘘(1)

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    ネタバレ

    ピアノがひけなくなった主人公の男子高校生を取り巻く幼馴染との友情、強引に音楽の世界へ戻そうとするハチャメチャ&美貌の級友ヴァイオリニスト。
    音楽コンテストとコンサートの演奏の違いや使われているクラシック音楽にも関心をもった。
    何となくどこかにあったような舞台設定のようにも感じながら、今後の展開が気になる。(2巻まで)
    16-165

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    2016年09月11日
  • 四月は君の嘘(9)

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    あと4日もこの苦しみに耐えなきゃいけないの

    本当にキライなのは覚悟の出来ないハンパ野郎な私

    綺麗すぎて涙が出ちゃうよ


    凪回。
    本当好きになった。
    そして人と人との関係性が綺麗に描かれている。
    すごく心を揺さぶられる。

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    2016年09月07日
  • 四月は君の嘘(8)

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    時間が止まっているのは私だ
    私の時間動け

    「死んでも忘れない」

    無能はキライ
    有馬公生はもっとキライ

    誰かに吹き飛ばして欲しかったのかもしれない
    ピアノに対する負い目を


    心情描写とそのセリフ当てが秀逸で心にスッと入ってくる。
    特に宮園のセリフは文学的で心を揺さぶられる。

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    2016年09月06日
  • 四月は君の嘘(1)

    ネタバレ 購入済み

    ピアノがやりたくなった(^^)

    アニメから見たけど、漫画もおもしろかった〜
    前半は、音楽漫画でよくありそうな感じだったのに、後半いっきに感動系になりましたね!
    登場人物の言葉がとてもいい言葉で、胸に響きました。
    そしてやっぱり、演奏シーンかっこ良かったです(*^^*)
    ピアノやりたくなったなあ〜(笑)

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    2016年09月01日
  • 四月は君の嘘Coda

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    「四月は君の嘘」のサイドストーリーって言うのかな?
     
    本編が終わっても、まだこう言うのが出てくる所に人気を感じます。
     
    過去の話と、未来の話。
    ナギとミイケ君の所は、かなり良かった。

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    2016年08月23日
  • 四月は君の嘘(11)

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    最終巻。

    全巻読み終えてすごくいい話だったな、と思いつつ、個人的には物語の展開を、非現実的、悲劇的な事実に依拠しすぎたという印象もあります。

    後から公生とかをりの関係の形作っていった周辺事情(公生の幼少期やかをりの病気)を振り返ってみると、ちょっと非現実的すぎるというか、少し情緒的すぎて、納得感みたいなのが置き去りにされてしまってる感じが残りました。
    そういった観点からいうと、椿の純情さの方が心に残ってる。
    個人の嗜好といえば、それまでなのですが。

    すごく感傷的な気分にひたりたいとき、また読んでみたいと思います。

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    2016年07月11日
  • 四月は君の嘘(11)

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    ネタバレ

    神童、有馬公生という14歳のピアニスト。
    11歳で母の死をきっかけにピアノの音が聞こえなくなる。

    14の春に幼馴染の椿、渡とともに 宮園かをり を知る。
    かをりはバイオリニスト。
    ピアノの音が聞こえなくてもいいと、伴奏を頼み。
    かをりの全身全霊での演奏、前向きな姿勢。
    コンサートから離れていたが、引き込まれていく公生。
    かをりに背を押され、立った舞台。
    そこには今まで味わった事のない世界が。
    徐々にかをりに惹かれていく公生。
    かをりは渡が好き。椿は公生が好き。

    かをりは緊急入院を繰り返し体調は思わしくない。

    公生が舞台に再度立つに当たって、母の親友 紘子 が師匠となる。
    そこへ公生によっ

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    2016年06月23日