新川直司のレビュー一覧
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....私は辻村深月さんのファンでして。
最初に新川先生の漫画と出会ったのは辻村先生原作の「冷たい校舎~」でした。
中々の佳作で原作ファンのわたしも「これなら納得の出来」だったのですが...
数年後、「四月は君の嘘」を読んでビックリ!
「うわあー、頭角を現してきたなぁ!」ってなりました。
そして本作。
....面白い。相当面白い。
「さよならフットボール」と合わせて読む必要がありますがこれはオススメです。
シンプルな線画にはきはきした女の子達....この人はスポーツ漫画描くのに凄く向いているのではないだろうか.....
続巻が楽しみです。 -
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ネタバレ女子サッカーの現場を描く物語の開幕巻である。舞台は高校、弱小の蕨青南高校に集まった才能たちを描いたド直球スポ根漫画だ。
非常に現代的なスポーツ少女らを描いたその内容は、例えば「お前はメッシか!?」「50点取れ!」といったネタの新鮮さにせよ、「草生える」「ぐう正論」のようなライトなネタ表現にせよ、らしさのようなものが見える。
しかし、その中で突きつけるようなやる気なし監督の「女子サッカーに未来はあるのか?」という言葉は印象深い。この命題を解き明かしていくことこそがこのシリーズの担う役割になるのだろう。
サッカーの内容も戦術的な側面に触れながら、ポゼッションとカウンターに二分して説明すると -
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「私のクラマー」を読んで、主人公誰だよ!?ってなったので、前日譚であろうこっちを読んでみました。
主人公は恩田でした。
フィジカルかテクニックか。格闘技のグラップラーかストライカーかに通じる、永遠のテーマ。もちろん、両方を持ち合わせているのが、一番で最高。なのだけど、それがむずかしいとわかっているからこそ、相容れない二極として語られる要素であるのです。クリロナの存在でアスリート化が進みすぎてる2017現在では、時代遅れの認識かもしれないですかね。
そこで男性と女性の体格差が歴然としてくる、けれど性別を個人の実力で覆せる最後の時期であろう中学生を舞台に持ってきているところがうまいなぁ、と思いま -
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青春女子サッカー。さて、誰が主人公なのか?
曽志崎と周防の二人かな、と思って読んでいたけど、どうにも恩田らしい。前日譚にあたる作品を読んでいれば、あっさり解決する問題なんでしょうか。
読んでないんですよ。
あ、女インザーギでないのはわかりますよ。
FWに女インザーギ。WGの周防。おそらくトップ下の恩田。CMFの曽志崎。と面白そうな蕨青南。女子サッカーに未来はあるのか?と突きつけられた言葉には、目の前のなでしこの蕾が見せる未来と希望が、答えてくれるはずです。ソフト面は。
日本代表が目指すサッカーはなでしこが体現してると思うんだけどな、北京五輪のころから。そういう意味で、男子も女子もサッカーに -
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病院の待合室に置かれた月刊少年マガジンに載ってた第2話が、出会い。
誰が誰だかよく見分けがつかないキャラが多数登場。
台詞以外での説明がほぼ一切無いため、人間関係も掴みづらい。
なのに、なぜだか印象に残った。第2話なのに既に、「コミックス第1巻、●月●日発売」とか書かれてる違和感も、かな。
で、翌月の第3話、次の第4話と読んで、やっと単行本を手にする機会が。
うん。面白そう。
キャプ翼やらキン肉マンみたいに、実況アナウンスという名の状況説明な皆無な分、プレイの描写を完全に絵で魅せてくる……、きっと、そこが一番気に入った点だろう。
基本設定も興味深いものがある……、 -
ネタバレ 購入済み
ピアノがやりたくなった(^^)
アニメから見たけど、漫画もおもしろかった〜
前半は、音楽漫画でよくありそうな感じだったのに、後半いっきに感動系になりましたね!
登場人物の言葉がとてもいい言葉で、胸に響きました。
そしてやっぱり、演奏シーンかっこ良かったです(*^^*)
ピアノやりたくなったなあ〜(笑) -
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ネタバレ神童、有馬公生という14歳のピアニスト。
11歳で母の死をきっかけにピアノの音が聞こえなくなる。
14の春に幼馴染の椿、渡とともに 宮園かをり を知る。
かをりはバイオリニスト。
ピアノの音が聞こえなくてもいいと、伴奏を頼み。
かをりの全身全霊での演奏、前向きな姿勢。
コンサートから離れていたが、引き込まれていく公生。
かをりに背を押され、立った舞台。
そこには今まで味わった事のない世界が。
徐々にかをりに惹かれていく公生。
かをりは渡が好き。椿は公生が好き。
かをりは緊急入院を繰り返し体調は思わしくない。
公生が舞台に再度立つに当たって、母の親友 紘子 が師匠となる。
そこへ公生によっ