鍋田吉郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
徳川吉宗⇛田沼意次⇛松平定信⇛徳川家斉⇛水野忠邦という改革の流れが非常に面白い。
幕府の財政は石高に依存していたので、米の生産量が増えると米の価格が落ち込んでしまい、幕府財政は悪化してしまう。これは経済学で言うところ、需要と供給で説明できるが、当日は経済学的な考えもなく、米価格は増産に伴い下落する一方で、それ以外の産品は供給量に限りがあり、価格高騰していた。
徳川吉宗は米の生産量拡大に注力したが、田沼意次は商人の経済活動を活発化させることで幕府の税収を増やそうとした。商人との結び付きを強めた田沼意次は、既存勢力からの反発を招き、長男が暗殺されてしまう。
田沼意次の政策から一転して、松平定信は商業活動を制限し、質素倹約を是とし、徳川吉宗時代の米中心の政策へ傾倒していく。徳川家斉からの後ろ盾もあったが、大奥の出費にまでメスを入れたことで、大奥が家斉に松平定信を罷免するように進言していた。
松平定信の質素倹約から解放されたように、徳川家斉は大御所政治を謳歌する。しかし、大塩平八郎の乱を代表とする、打ちこわし一揆が盛んになったこともあり、水野忠邦が改革を断行する。贅沢ものの禁止、農村から江戸へ来た貧困層の帰農、株仲間の解散、などを実行し、松平定信に近しいスタンスを取っていく。ただ、上知令など大胆すぎる政策が大名からの反発を招き、水野忠邦が欠席した会議で老中の罷免が決議される -
Posted by ブクログ
歴史めっちゃ初心者だけど、読みやすくて面白かった!
歴史上の人物のことだけでなく、出来事によって一般市民の暮らしはどう変わったのかとかもわかりやすかった。
表紙がジョジョの作者の人で、そういうのもテンション上がった!
教科書だけだと出来事の羅列になっちゃうからいまいち流れが掴めないけど、
マンガだとストーリーになるし、心の動きとかも描かれるから流れを掴みやすい。
憲法が制定される所とか、本当に今の日本の元がかかれている感じだった。
全然昔で別世界って感じじゃない。
あと、理想を進めるのって大変なんだ…っていうのを感じた。。
あまりにも教養がないから、歴史を知ろうと思って、本から入ったら挫折しかけたw
このシリーズを読んでから、もう一度読むと理解が深まりそう! -
Posted by ブクログ
面白かった!
幕末の日本で起きていた様々な事件、争い、暗殺、交渉。ぼんやりしていた相関関係が、ややクリアに。
当時の人々が置かれた立場と知識と先行きを見通して、それぞれが最善を選択していた。
倒幕か、攘夷か、開国か、交渉か、拒否か。
この時代に生きる面白さと困難さは想像もできない。当時の、未来の日本を案じ、未来の日本人のために尽力してくれた方々には感謝しかない。
この頃の人でもし会えるなら、会ってみたいのは、吉田松陰、勝海舟、高野長英の御三方。
困難な現在をいかに生きるか、歴史はそのヒントをくれますね。新型コロナの混乱を、偉人たちならどう見てどう考え対処するだろうか。 -
Posted by ブクログ
ネタバレぼくは生まれも育ちも東京で、ビルの大群の隙間を縫いながら地下鉄に揺られて移動している人間です。
やっぱり憧れますよ、地方移住。
空気の美味しいところで、地産池消を楽しむ。
五感をフルに使い、絶景を楽しむ。
「あーいいなあ地方移住やってみたいなあ〜」
…と想像している人は意外といらっしゃるんじゃないでしょうか。
この本は妻子持ちのおじさんが主人公。
いろんなことに悩んで、地方移住に向かって動き出します。
シンプルに面白かったし、ためになりますよ。
【あらすじ】人生の分かれ道、そんな時どうします?
主人公は東京で働くサラリーマン。妻も子供もいます。
働き盛りで体調も良好。
そんな時に出世の知らせがあり、部署異動、管理職。
帰宅時間は早くなったがモヤモヤする日々が数日過ぎました。
そんな中、大学同期との久しぶりの飲み会で友人たちと旧交を温めていると
なんと、友人のひとりが
「地方移住をはじめた」ことを知ります。
そして……
「新しい生活・仕事という別の山に、いま登り始めたところです」
地方移住の先輩に、苦労や楽しみや醍醐味を聞きに行くシーンがあります。
そこで主人公が考えさせられたワンセンテンス。
「新しい生活・仕事という別の山に、いま登り始めたところです」
主「別の山か…」
どんどん日本の平均寿命は伸びています。
いまの会社を定年まで勤めたとしても、生活は続くでしょう。
それこそ数十年単位で。(順調に健康でいれば)
定年した後に燃え尽き症候群みたいになって
「何をして過ごしたらいいか、わからない…」
とならないためにも、会社以外の物事に目を向ける時間もきっと必要です。
人生は思いのほか長いのです。
下調べ、検討はじっくり、実行はがっつり!
当然、地方によっていろいろなルールや不便があります。
ゴミ出しの捨て方、夜間の街灯の数、交通の便…
しっかりと下調べをすることが大事だということと
やる時はワクワクながら
思い切って「えいっ!」とやってみることも大事だ
ということが書かれています。
大丈夫、実は様々な機関に頼ることが出来るかも…
ということも書かれていて、
本当にシュミレーションにもってこいの内容です。
まとめ、人生において数%でも地方移住の可能性があるなら必読
実際に地方移住やっちゃおう!
…なんてすぐに実行出来る人はこの本を読む必要はないかもしれません。
けど
「いつかは…」
って考えてる人は読んでおいた方が良い。
この本の主人公は都会人のおじさんです。
地方移住を決行する前に、下調べをしたり詳しい人に話を聞いてみたりして疑問点を解消していってます。
疑問に思いそうなことがわかる。
苦労するポイントが見える。
予習には最適な本です。まんがの画もキレイで読みやすかったです。