鍋田吉郎のレビュー一覧

  • 孤高の人 3
    孤高の人と言うタイトル通り、人恋しさで生きている人ばかりじゃない。森くんが山に飲み込まれて行く様を見届けたい。
  • 孤高の人 14
    孤高の人、加藤文太郎をモチーフとした現代版山岳漫画。

    全体的に暗い雰囲気ですが、楽しめます。
    全17巻
  • 孤高の人 1
    1巻と最終巻の雰囲気が違いすぎて驚き。中盤から象徴的な表現が増え、独自の世界観がぐいぐい読者を引き込みます。
    小説や史実とはまた違う結末のようですが、私は「文ちゃん死なないでー!」と思いながら読んでいたので、これはこれでいいのかなと。愛する人を守ることと、極限まで夢を追い続けることの間で葛藤する文太...続きを読む
  • 孤高の人 1
    坂本眞一氏の絵で、漫画という媒体でこそ表現し得た作品であると思う。もうとにかく絵が圧倒的。全巻通して素晴らしい表現力。漫画作品の絵柄でここまで感動したのは初めて。鬼気迫る生命力、気高く無慈悲な大自然、人間の業といったものを、絵だけで伝えてくる力があります。
  • 孤高の人 17
    9巻まで読んで、続きが気になってました。
    文太郎に救いはあるのかという思いで
    読んでました。
    よかった。花ちゃんと巡りあえて。
    出会ってから、顔が優しくなった。
    あの山との契約は、切れてしまったけど
    大切なものを手に入れたんでしょうか。
    葛藤がものすごい迫力で。
    今、彼が生きてるからこそ、よかったと...続きを読む
  • ワンスアゲン! 2
    現実をモデルにとると生々しいしノレない主張も出てくるんだけど、見事に毎回娯楽活劇で目が離せない。静かな話を熱く見せれる演出勝ち。
  • コンデ・コマ 1
    あれ、藤原さんじゃん、ということで購入
    拳児と同じ絵です。

    買った理由はほぼそれだけ、

    拳児の方が面白い、

    原作しだいなのか、

    もうすこしスキルの話があればいいんだけど

    どっちかと言えば生きざまを扱う感じの漫画ですね。
  • 孤高の人 4
    割と激動。先生の話、同じ登山家の話、同級生の話。普通の生活してないよな。一般論からは超越してるかも。
  • 孤高の人 1
    クライミング漫画。最初からかなり天才的なきらいがあるが、クライミングに引っ張りこむ勢いはある。伏線も大量にあるので楽しみ。
    どうでもいいが、夕実って内山夕実が思い浮かぶアニメ脳。
  • 孤高の人 1
    新田次郎の小説を漫画化。
    絵が凄く上手い。
    クライミングや登山シーン、ギアがかなりリアルです。
    また主人公の孤独感がヒリヒリ伝わってきます。

    後半出てくる主人公の恋人はなちゃんがかなり可愛い。
    めっちゃタイプです(笑)
  • ワンスアゲン! 1
    異能漫画家にして実は原作物の料理も巧い作者。劇中言う通りサラリーマン金太郎流ながら、ソウルは見事にケレンと王道の高遠マンガだった。
  • 孤高の人 1
    ☆3.5。ロック・クライミング/登山の漫画。「岳」とは全く異なる判り易いスポーツ系王道的な展開。時間があれば続きを読みたい。元々同名の実在する登山家をモデルとした小説を原案にしているようだが話の内容は大きく異なるようだ。
  • 孤高の人 17
    孤独のなかで山とともに生きてきた主人公の心のうちに、温かい家庭をもったがゆえの葛藤が芽生える。最後に主人公が下した決断は…。この作品によって作者は画力だけでメッセージを伝えるというマンガの新境地を見出したようだ。
  • 孤高の人 16
    「加藤文太郎」、彼はどこまで自分の夢に向かって一人で突き進むのか。自分の心との葛藤を見事にマンガにしているのに感動する。
  • 孤高の人 1
    ストイックに山にのめりこんでいく人達の話。

    原作とはストーリーが異なるけれど、実在したクライマーの生涯をきれいな絵でリアル描かれていて、こっちもハマります。
    色んなところでからまっている人間ドラマには怖さでゾクっと鳥肌がたちました。

    主人公の文太郎が葛藤しながら進んでいくのが面白い!

    けど、の...続きを読む
  • 孤高の人 1
    読み終わった後、夢枕獏の「神々の山嶺」を思い出した。いずれの作品も単独で山に挑戦するのだが、単独で挑む山への想いが綴られるのだが、孤高の人にはどの様に書かれていくか楽しみ
  • 孤高の人 14
    漫画でしか描けないだろう心理描写。絵も細かくリアル。人間くさい。明るい場面もなぜか暗く、でも暖かさを感じる表現力。ストイックな拘りの世界。
  • 孤高の人 14
    読んでて本当にツラいけど同時に目が離せない。ここまでの丁寧さが効いて「一人で登らせてやりたかった」と思うけどどうにもならんのよね。
  • 孤高の人 12
    たぶん主人公もっとも幸せな巻。それ故にたぶん一番好きになるであろう巻。この作者の表現方法はツボにくる。
  • 孤高の人 3
    凄い。主人公が事件を経て高校生から社会人になるのと同時に
    作品自体も一気に化けたなあという印象です。

    ド迫力且つ緻密な画力と勢いはそのままに、最初と比べて
    意外な展開、社会的な柵との闘争、心象を暗喩する描写など
    一気に冷厳な話になってきました。扱われるギミックも黒い物へ。
    台詞やモノローグでなく、...続きを読む