【感想・ネタバレ】学習まんが 日本の歴史 12 開国と幕府の滅亡のレビュー

あらすじ

※デジタル版には紙書籍の巻頭・巻末特集やコラムなどが収録されておりません。ご了承ください。【カバーイラストは和月伸宏先生描きおろし!】1853年、黒船が日本に来航します。ペリーが率いる巨大なアメリカ軍艦でした。開国をせまられた幕府は、朝廷のゆるしをえないまま、その後アメリカをはじめとする外国と条約を結び、外国をうとうとする攘夷派と、開国派の争いがはげしくなります。尊皇攘夷の動きが高まり、やがて武力で幕府をたおそうと戦いがおこります。幕末の動乱のなかから、次の時代をになう多くの人たちがあらわれますが…。

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Posted by ブクログ

幕末の巻であることは表紙を見ただけでもわかりそう。

ですが、幕末の巻でよくありがちな「黒船来航」から始まるのではありません。
幕末を知るにはそれのもう少し前から学ぶほうがより、時代がわかるのではないかと思いますが、この巻を読んで確信しました。

1章:押し寄せる外国船・・・日本各地に貿易を求める外国船がやってきたことやシーボルト事件、蛮社の獄について。
2章:黒船と開国・・・黒船から日米修好通商条約。
3章:激化する尊王攘夷運動・・・攘夷運動の高まり。安政の大獄。桜田門外の変。公武合体策による和宮降嫁。
4章:尊王攘夷から倒幕へ・・・龍馬登場。八月十八日の政変~(略)~薩長同盟。龍馬暗殺。
5章:大政奉還と戊辰戦争(これはタイトルそのまま)

幕末がコンパクトにまとまっています。
幕末好きにはちょっと物足りないけどこれは学習まんがなので、わかりやすくまとめるならこんな感じなんでしょうね。
(龍馬ナレ死やし)

大人でも「幕末ってよくわからない」人にはおすすめできそうです。

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2018年02月26日

Posted by ブクログ

面白かった!
幕末の日本で起きていた様々な事件、争い、暗殺、交渉。ぼんやりしていた相関関係が、ややクリアに。
当時の人々が置かれた立場と知識と先行きを見通して、それぞれが最善を選択していた。
倒幕か、攘夷か、開国か、交渉か、拒否か。
この時代に生きる面白さと困難さは想像もできない。当時の、未来の日本を案じ、未来の日本人のために尽力してくれた方々には感謝しかない。
この頃の人でもし会えるなら、会ってみたいのは、吉田松陰、勝海舟、高野長英の御三方。
困難な現在をいかに生きるか、歴史はそのヒントをくれますね。新型コロナの混乱を、偉人たちならどう見てどう考え対処するだろうか。

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2020年04月08日

Posted by ブクログ

ビッグネームがぞろぞろ。吉田松陰、勝海舟、坂本龍馬、徳川慶喜などなど。しかし、素晴らしい人材を多く死なせた時代ね…いつでも変わらないか…
薩長ひどいよ。慶喜かわいそうだよ。幕府も悪いんだけど。なんて思ってしまう。他にやりようはなかったのか。そういうの今も同じか…感情抜きで読みたいんだけどな〜。
幕末は興味はあるけど私には難しい時代。この巻で少しはわかったか?どうかな…

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2022年08月04日

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