藤本篤志のレビュー一覧
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ネタバレパレート(2:8)の法則を使い、いかに標準的な社員で効率を上げるか。
また、優秀な、スパーセールスマンへの幻想を捨てるか。
実際の営業に沿ってわかりやすく述べている。
人材ビジネス業界では2:6:2として分類している。
過去に人財・人材・人罪という表現をした本もあったなぁ。
この法則によって、上位の2割は当然大企業に入っており、
中小企業がどんなにがんばって人材募集をしても、
スーパーセールスマンは入ってこない。万が一にはあるとしても、
現実的ではない。まずこれで幻想を捨ててもらう。
とは言え、働き蟻の例えでは、下位8割だけの集団を集めると、
その中の2割が働きだすとい -
Posted by ブクログ
自分が営業をやっててモヤモヤしたことが言語化されてる本だった。
1丁目 不平等な結果主義
・案件の難易度テーブルを作る
っていうところが特に刺さった。自分の業界でいうと、「担当ガチャ」みたいなところがあって、先方の調子がそもそも悪かったり、今まで取り組んできたことが多くもう新たに取り組めることがない企業の担当になったら苦戦する。など、担当企業によって難易度が違うことをきちんと評価に組み込むべきだな、と改めて感じた。
2丁目 窓口心中
自分が営業してるとき、先方の窓口担当者に不安を感じても、縦軸交渉(特に、相手方の上司にアタック)ができてなかったなぁ、と反省。同僚で成績がいい人がこれが上手い -
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ネタバレ『志高く 孫正義正伝』毎日ひとつの発明をして、音声付き電子翻訳機にシャープが一億円を払った。
学生は、就活で自分を捨てて相手に合わせるコツを覚える。
個性を大切に、自分らしく、自分で考えろ、会社の歯車になるな、はウソ。
もっと自分に合った職場があると思って転職するのは転職癖を身につけるだけ。
自衛隊の「服従の誇り」。真の規律とは命令はつねに適切で自律して服従すること。
体育会系が人気なのは、門灯無用の耐性があるから。
三木谷さんの『成功のコンセプト』の創業時のエピソード。汗をかいて一生懸命話した方が聞いてくれる。腕立て伏せをして、額の汗を拭わず、商店を訪問した。
雇用される人生は自分の -
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法人向けのルートで担当を規定する営業だと、どうやって評価すれば良いかが難しく、客の大きさやタイミングで実力以外の要素に左右される。そうした点を言語化している点で有益だったが、新たな学びは多くなかった。
自力案件と会社案件の区別、新規取引と既存取引の区別ができていないので、不満が高まるという。確かにそういう事だが、実務的に使えそうな事があるかというと少し微妙。
営業スキルの分解については、改めて認識する上でも興味深い内容だった。
ヒアリング技術
シグナルキャッチ技術
商談展開技術
説明技術
印象良化技術
滑舌技術
ディベート技術
アイコンタクト技術
感情コントロール技術
ノンバーバルコミュ -
Posted by ブクログ
○感想
営業のPDCAを回していくための考え方が記されている。各能力の細かい内容も記されている。
もう少し具体的な計画設定や修正の考え方を知りたかったが、マネージャー目線の本だったため若干求めていた内容とは違った印象。
ただPにおいて、"商談フライト時間"は新しい観点だった。
○読む目的
・今のPDCAサイクルの立て方が正しいか
特にcとaをいつどのように修正するかを知りたい
・成果を出す時に立てるKPIはどこに置くか
○内容
まずは量、そして質
1日平均240分以上の商談をKPIに置く
cでは4項目のチェックを
・動きが悪いか
・実行計画に不備があるか
・能力不足 -
Posted by ブクログ
自分が働いている会社でもオンライン商談に今後どんどん力を入れていくため、何か参考になるものがあるかなと思って読んでみた本。テレワーク、オンライン営業でのポイントも記載されていたし、どんな営業スタイルにも共通する大切な部分が多く記載されていたいい本でした。
【なるほど!そうだよな!と思ったフレーズ】
オンライン商談のメリット
・移動時間の大幅削減による商談時間の大増量
・アポイントの自在性による商談段取りの大転換
・組み合わせ自由の同席商談による営業概念の大刷新
・多様なプレゼン効果による商談手法の大変革
・IT技術の活用による社員育成の大進化
「商談件数は営業結果に明確に比例しないが、商談 -