藤本篤志のレビュー一覧
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営業の問題地図―「で、どこから変える?」いつまで経っても成長しない営業マンと営業チーム
藤本 篤志【著】
技術評論社
〇〇の問題地図シリーズの1冊である
現場目線で、くだいて書いてあるのがいい
営業が生きている世界は、パラドクスの中だ。
数字計上主義
新規も継続も、案件の難易度も関わらず、数字だけで評価するアホな営業マネージャー
窓口担当者のみを相手にする営業、その挙句に失注となる視野の狭い営業担当
だらだらと大人数を集めて行う役にたたない営業会議、チーム全体の時間を奪うばかりか、担当者への教育にもなっていない
営業会議の代わりにやるもの、One On One のミーティング、そ -
Posted by ブクログ
p.22
多くのビジネス書や自己啓発本で示す「私はこのようにしてきた。だから、あなたもこのようにしなさい」という教えは天才型、もしくは超エリート用のものです。困ったことに、多くの会社が、こうした教えを是としてしまいました。
→ ミラクルヒット、ラッキーパンチをお手本にするのはリスクが大きすぎる。「こんな僕でもできたのだから、あなたにもきっとできる!」というセリフは中毒性が強いやね。自分の可能性に蓋するのも良くないが、誰をマネするかの見極めも大切に。
2025/04/24
p.35
実のところ、私も若いころは四大タブーに共感し、惑わされた時期もありました。ところが、これらをうのみにした言動を -
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この本を読む目的
(1)営業会議を上手に行う方法を知る。
(2)上手な営業日報とはどのようなものかを知る。
予算達成に向けて、日々、営業マンとのコミュニケーションの場である営業会議を上手に活用する方法や、営業日報を無駄なく有効なものにしてもらうにはどうすればよいかを学ぶために読んだ。
営業会議は、不要。それよりも、日次1対1CATを実施せよ。
営業日報は、商談議事内容は不要という大胆な発想。それを補うのは日次1対1CAT。そして、営業日報に必要なものは、商談が今、どのような状態なのか、さらに、営業マンに負担をかけないために、あらかじめ商談の状態を定義しておいて、その中から営業マンに選択させれ -
Posted by ブクログ
1.最近、営業の本を読み漁っているので、大好きな問題地図シリーズで簡単に今の営業の問題点を知りたかったので購入しました。
2.このシリーズは、1丁目から何丁目(この本なら8丁目)と目次を定め、問題点をストレートに表題としています。例えば5丁目は「ムダな営業日報」という章立てがされており、なぜムダなのかを簡潔にわかりやすく述べています。そのため、章ごとに目的意識を持ちやすく、かつスラスラと読めます。
この本で述べられている営業の問題点は大きく分けて4つです。1つめは、ムダを削除できていないことです。2つめは、表の結果に囚われていることです。3つめは、ノウハウの伝え方が感覚に頼りすぎていることで -
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・人間関係 会社⇒ストロングタイズ 学生時代の友人等⇒ウィークタイズ ストロングタイズばかりに頼った生き方は多角的な生き方ができず、結果痛烈な判断ミスをする。ストロングタイズはローカルルールな人間関係。
・「実力主義」「成果主義」は給与制度改訂の大義名分。
・「年功序列人事」は人事を牛耳ろうとする者にとってのブレーキとなっている。
・舶来の「実力主義」を導入しなくても、日本は過去から本当の「実力主義」を持っていた。
・中途半端な「360度評価」は百害あって一利なし。
パレート「優秀2・普通8・不良6」の法則。
・「フラット型組織」は中間マネージャーが育たない。※かつての中内功氏のダイエーは「 -
- カート
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試し読み
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ネタバレ本作は現在主流な考え方である「個性重視」な風潮を否定し、
日本の会社文化の主流であった「会社の歯車」として
社畜(会社の家畜)のように働くことの方が
サラリーマンとして全うできるということを唄っている本です。
社畜ってなんか響き悪いですが、
読んで妙に納得しちゃいました。
守・破・離の話とか、非常に理にかなっていて、
少なくともサラリーマンとして働く上での
ベースの1つとして非常に参考になる話でした。
また今、標準となりつつある
「成果主義」「ワークライフバランス」「残業ゼロ推進」
などのおかしい点についても明確に説明してくれています。
一読をオススメします。