藤本篤志のレビュー一覧
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現場マネージャの基本を教えてくれる本。
特に新任課長になった時に読むことが大切。
・継続して60点を取れる組織をつくることが優先。
・人のやる気の総量は変わらない。仕事に振り分けるやる気の優先順位を上げることが重要。
・やる気とモチベーションは異なる。
・CATサイクルを回せ。Check(確認)、Advice(助言)、Training(教育)
・必要なのは人材ではなくシステム
・経験の豊かさ=「経験の量」×「経験の質」
・「失敗は成功の母」と言っても、「失敗の連続は成功の母」にはなり得ません。
・マネージャーとは「(マネジメントしなくても)役立つ部下(=2割)」以外の8割の部下の面倒をみるため -
Posted by ブクログ
とにかく最初は「量」を増やす
しかし単に増やせではだめ。増やすためには何かを減らす。
映画「ウルフ・オブ・ウォールストリート」
優秀な社員はそのままやらせる。
現場の声にいちいち惑わされない。
理論よりも現状分析。
ノウハウをマニュアルで共有すべし。
上司は毎日ヒアリングを行う。
単に100件行くのではなく、1件アポとったらその周囲で30件、別の地域へ行って1件アポとって、その周囲で30件といった活動。
★どんな分野でも、できる人間はメモ魔である。
不在でも、その時間帯を記録できる。
ホームズ「君は見ている。でも観察していない」
不利な情報を聞くことを恐れない。 -
Posted by ブクログ
営業の成績を伸ばすには?を
筆者の経験などを交えて論じています。
この本では営業の研修に出ても、
効果があるのは上位2割の人だけで、
まんべんなく効果を上げるためには
営業活動の「量」を増やす事が大事との事。
会社にいると上司から目をつけられるので
外出して時間をつぶすことで発生する
「意識的怠慢時間」
営業するがために遠方に移動したり、
車で客先に向かう時間、
上司に報告するための報告書作成の時間などの
「結果的怠慢時間」
この上記の2つの時間を減らすのが最重要ポイントなんだそうです。
結果的の方は確かに時間のロスだよな~と思ってしまうのですが、
難しい -
Posted by ブクログ
ネタバレチェック項目12箇所。部下の指導がどうもうまくいかない、甘やかすのも良くないが厳しくすると嫌われるのではと恐れているーーそんな上司、先輩サラリーマンたち、会社のどこが間違っているのかがわからないーー経営者たち、私は、この本をそういう人たちに向けて書きました。サラリーマン生活の快適度が高まることを保証いたします、さらに、サラリーマンの本質がわかるようになることも保証いたします。「自分らしさ」を常に追求することは、人間として健全な行為であるのは間違いないことなのです、しかし誤解を恐れずに言えば、サラリーマンとは、葛藤しながらも「自分らしさ」を捨ててしまう存在なのです。サラリーマンの正しい姿とは、個
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試し読み
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架空の物語の中で、コンサルが営業を指導していく。その指導により営業が変化していく様を通じて、学びのポイントを浮かび上がらせる内容。脱二流営業、言い換えれば一流営業との違いはなんなのかを、論じている。帯コメントの通り、確かに今までの営業本とは一線を画す構成内容と独自の視点が面白かった。
以下、参考になった点、自分なりの解釈、引用含む。
・営業成績は、そもそもの会社ブランドや商品力によるところが大きく、良い製品が生まれることで、営業能力を弱体化させる危険をはらんでいる。
・主体的にコントロールできない環境変化によっても成績は当然左右される。偶然の産物も含めて、結果的に数値を達成する営業が評価 -
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友達に勧められて読んだ本。
社会人になる前に読んでおいてよかったと思えた。
読み始めた最初はあまり信じれないような感情になることが多かったが、読み進むにつれて少しずつなるほどと思えることが多かった。
デザイン系ではなく、よりサラリーマンな職種ならば正に。といった内容だと思った。より意識や感覚など絶対的なものがないデザインの職種であっても組織に勤めるものならば参考になることが多かった。
勧められた友人とも議論したが、デザインにおいて若者に求められる感覚というのは絶対あると思うので、100%この本が言うとおりではないと思ったが、そうはいっても社会の流れ実務的なことなど何も知らないのは同然なので -
Posted by ブクログ
ネタバレレビューに少々の私情を挟むのをご容赦いただければ幸いです。
私はSEとして入社して比較的異動が早く、多かった。(自分の会社の中で比較すれば、の話ですが・・・)
業務知識や技術知識などリセットされ、
新しい環境では自分より後の年次の方に上から目線で接せられる日々・・・
もし自分が初めの部署に居続けたのであれば、こんな経験もあんな経験もできたであろうとありもしない「たられば」の念も過ぎりましたが、
著者の記述に「鍛錬を積む」ことの有り難味を、幸福を見出すことができました。
-------------(引用)-----------------------------
優秀なサラリーマンが、ジョ -
Posted by ブクログ
●内容
・人材コンサルによるマネジャー論。
・マネジャーにリーダーシップは不要!という過激な主張から、理想のマネジャー像を描く。
●コメント
○前半で「マネジャーとしていかに出世するか」を語る。心構え、具体的な立ち回り方として「立ち回り策10か条」を提唱。
(引用)
・出世を目指す努力をしない人に、良い仕事はできない
・仕事ができるだけでは、昇進するにも地位を維持するにも不十分。それどころか、能力が足を引っ張ることすらある。では何が必要なのか―まずはあなたの存在に気づかせること。次に、有利な基準で評価されるように働きかけること。そして、上の地位にふさわしい能力を持っていると認めさせる