【感想・ネタバレ】マネジャーのための 出世の教科書のレビュー

あらすじ

「管理職になる=出世」と思われているが、本当はそこからが勝負。実績を出せなければ、出世コースから外され、むしろ平社員よりも過酷な状況。会社と部下の板挟みに燃え尽きてしまう人も……。
管理職になったら、もっとうまく立ち回ることが必要!30代で大企業の役員に昇りつめ、コンサルタントとして多くの管理職を見てきた著者が、誰も教えてくれないマネジャーの処世術、キャリアのつくり方を指南します!

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Posted by ブクログ

●内容
・人材コンサルによるマネジャー論。
・マネジャーにリーダーシップは不要!という過激な主張から、理想のマネジャー像を描く。


●コメント

○前半で「マネジャーとしていかに出世するか」を語る。心構え、具体的な立ち回り方として「立ち回り策10か条」を提唱。

(引用)
・出世を目指す努力をしない人に、良い仕事はできない

・仕事ができるだけでは、昇進するにも地位を維持するにも不十分。それどころか、能力が足を引っ張ることすらある。では何が必要なのか―まずはあなたの存在に気づかせること。次に、有利な基準で評価されるように働きかけること。そして、上の地位にふさわしい能力を持っていると認めさせること。

・「推薦人」がいなければ上にはいけない。出世するために大原則の、「上層部の誰かが推薦してくれる」というもの。出世するためには社内での立ち回り方が重要。それは、推薦されやすくするため。

・マネジャーに徹するのが出世の早道。マネジャーの役割をまっとうする。マネジャーの役割とは、与えられた組織の業績をきっちり上げ、しかも人材育成も行うということに尽きる。つまり、「現在」に貢献すると同時に「未来」にも貢献する。その貢献度が高い人ほど順調に出世していく。したがって、出世を考えるなら、マネジャーの仕事に熟知するのが先決。「マネジャーはただの管理職でなく、”中間”管理職である」

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2012年06月02日

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