藤本篤志のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
営業の問題地図―「で、どこから変える?」いつまで経っても成長しない営業マンと営業チーム
藤本 篤志【著】
技術評論社
〇〇の問題地図シリーズの1冊である
現場目線で、くだいて書いてあるのがいい
営業が生きている世界は、パラドクスの中だ。
数字計上主義
新規も継続も、案件の難易度も関わらず、数字だけで評価するアホな営業マネージャー
窓口担当者のみを相手にする営業、その挙句に失注となる視野の狭い営業担当
だらだらと大人数を集めて行う役にたたない営業会議、チーム全体の時間を奪うばかりか、担当者への教育にもなっていない
営業会議の代わりにやるもの、One On One のミーティング、そして、同行営業のほうがよっぽど役に立つ
部下に期待すると、それなりに成長してくれる、これを、ピグマリオン効果という
内勤営業、顧客と接する時間が成績を左右する
量は質を凌駕する、たくさんやるとそれなりに質があがっていく、質と量をスパイラルのように向上させていくこと
誰もよまない営業報告を書く無駄、必要な要件を短くタイムリーに報告するようにする
プレイイングマネージャーは、最悪、自力で成長できる営業マンでしか育てることができない
営業はOJTで育てられるという思い込み
マニュアル不要論、いやいや、教育マニュアルをちゃんと作ろう
営業に必要な7つの知識
①自社の商品
②他者の商品
③業界知識
④商材の関連知識
⑤関連法規
⑥関連学術知識
⑦教養雑学
営業ノウハウは、再現性のあるもののみを対象とする
10の営業技術
①ヒアリング技術
②説明技術
③シグナルキャッチ
④印象良化
⑤商談展開技術
⑥滑舌技術
⑦ディベート技術
⑧アイコンタクト技術
⑨感情コントロール技術
⑩ノンバーバルコミュニケーション
目次
はじめに―不満、不安、不幸の正体を見える化すれば、希望がもてる
1丁目 不平等な結果主義
2丁目 窓口心中
3丁目 役に立たない営業会議
4丁目 内勤だらけ
5丁目 ムダな営業日報
6丁目 マネージャー不在
7丁目 マニュアルがない
8丁目 うまくいかない営業改革
おわりに センスに頼らず、定石に基づいた一手を打てるようになるために
四六/176ページ
定価1628円(本体1480円+税10%)
ISBN:9784297104177
2019年04月25日初版第1刷発行 -
Posted by ブクログ
p.22
多くのビジネス書や自己啓発本で示す「私はこのようにしてきた。だから、あなたもこのようにしなさい」という教えは天才型、もしくは超エリート用のものです。困ったことに、多くの会社が、こうした教えを是としてしまいました。
→ ミラクルヒット、ラッキーパンチをお手本にするのはリスクが大きすぎる。「こんな僕でもできたのだから、あなたにもきっとできる!」というセリフは中毒性が強いやね。自分の可能性に蓋するのも良くないが、誰をマネするかの見極めも大切に。
2025/04/24
p.35
実のところ、私も若いころは四大タブーに共感し、惑わされた時期もありました。ところが、これらをうのみにした言動をしている諸先輩、同僚、若者たちの多くが「こんなはずではなかった」と溜め息をついているさまを見て、これこそが現代社会を支えるサラリーマンへのミスメッセージであることに確信を持つに至ったのです。
サラリーマンの四大タブー
「個性を大切にしろ」
「自分らしく生きろ」
「自分で考えろ」
「会社の歯車になるな」
ここでも、意味を求めずに、まずは続けることを考えてみようというメッセージが。。。
カラーバス効果だなぁ。 -
Posted by ブクログ
この本を読む目的
(1)営業会議を上手に行う方法を知る。
(2)上手な営業日報とはどのようなものかを知る。
予算達成に向けて、日々、営業マンとのコミュニケーションの場である営業会議を上手に活用する方法や、営業日報を無駄なく有効なものにしてもらうにはどうすればよいかを学ぶために読んだ。
営業会議は、不要。それよりも、日次1対1CATを実施せよ。
営業日報は、商談議事内容は不要という大胆な発想。それを補うのは日次1対1CAT。そして、営業日報に必要なものは、商談が今、どのような状態なのか、さらに、営業マンに負担をかけないために、あらかじめ商談の状態を定義しておいて、その中から営業マンに選択させれば出来上がるようにしておけとのこと。
なるほど。
そして、最終章のとおり、営業改革を断行することが、何よりも難しい。
やるか、やらないか。それは、勝つか負けるかだな。 -
Posted by ブクログ
1.最近、営業の本を読み漁っているので、大好きな問題地図シリーズで簡単に今の営業の問題点を知りたかったので購入しました。
2.このシリーズは、1丁目から何丁目(この本なら8丁目)と目次を定め、問題点をストレートに表題としています。例えば5丁目は「ムダな営業日報」という章立てがされており、なぜムダなのかを簡潔にわかりやすく述べています。そのため、章ごとに目的意識を持ちやすく、かつスラスラと読めます。
この本で述べられている営業の問題点は大きく分けて4つです。1つめは、ムダを削除できていないことです。2つめは、表の結果に囚われていることです。3つめは、ノウハウの伝え方が感覚に頼りすぎていることです。4つめは、常に自分を見つめ直し、他人から勉強する気持ちを持つことです。
3.この問題地図シリーズは大変読みやすく、重宝させてもらってます。個人的に印象に残った部分が3つあります。1つは営業量240分〜/日を意識しておくことです。これは、量を伴わないで質が上がっていくことはないといあことです。ただ、勘違いしてはいけないのが、訪問することではなく、あくまでもお客さんとの商談時間を指していることです。2つめは、ヒアリング能力が低い人ほど、営業能力が乏しいことです。これは言わずもがなです。3つめは、マニュアルは読み物風につくるということです。自分はいつもわかりやすさを意識し、箇条書きでマニュアルを作成していました。ただ、後任が覚えられるかどうかについては、わかりません。後任が理解できるように、箇条書きだけでなく、あえて読み物風につくることも面白いと思いました。
4.まずは営業量240分/日を目指して頑張ります。 -
Posted by ブクログ
・人間関係 会社⇒ストロングタイズ 学生時代の友人等⇒ウィークタイズ ストロングタイズばかりに頼った生き方は多角的な生き方ができず、結果痛烈な判断ミスをする。ストロングタイズはローカルルールな人間関係。
・「実力主義」「成果主義」は給与制度改訂の大義名分。
・「年功序列人事」は人事を牛耳ろうとする者にとってのブレーキとなっている。
・舶来の「実力主義」を導入しなくても、日本は過去から本当の「実力主義」を持っていた。
・中途半端な「360度評価」は百害あって一利なし。
パレート「優秀2・普通8・不良6」の法則。
・「フラット型組織」は中間マネージャーが育たない。※かつての中内功氏のダイエーは「フラット型組織」の良い面と悪い面があった。
・「フラット型組織」は知力・体力とも優れたトップが40年も50年も、組織全体を目を行き届かせて、各所に方向性を決めて細かい部分まで指揮をする最も効率的な組織⇒不可能
・次の世代が育たない組織に明日はない。
・多数決は果たして良いのか?
・多数決は多数が賛成⇒個人に責任が伴わない。
・「サイバーカスケード」⇒インターネット上の小さな情報が発端となり、数段階経た後、ついに多数が雪崩を打ってその情報を信じるに至るプロセス。
・「100人のうち99人に褒めらるるは、善きものにあらず。」
・「実力主義」⇒手元に優秀な部下を囲い込む。
・幹部候補生はやはり、異動によって企業の持つ幾つかのフェイズを経験させること。
・所属長が被るであろう不利益を一切無視し、教育的な観点から積極的な異動を行うためには、どうしても横から口を挟まれない程度に独立し、権限をもった人事部が必要である。
・この人事部の仕事は社内の優秀な人材を定期的に異動させて経験値を積ませ、少しずつレベルアップさせて、ピラミッド組織の頂点に向かってお仕上げていく作業である。
・ピラミッドの一面だけを駆け上った人材と、それぞれの面を経験した人材は、中間管理職をやっている時代は大きな差はない。しかし、もう少し上に上り役員以上となったときは柔軟な発送や視野の広さで圧倒的に開きが出る。
・異動は肥やし、リーダー資質養成に深みを与える。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ本作は現在主流な考え方である「個性重視」な風潮を否定し、
日本の会社文化の主流であった「会社の歯車」として
社畜(会社の家畜)のように働くことの方が
サラリーマンとして全うできるということを唄っている本です。
社畜ってなんか響き悪いですが、
読んで妙に納得しちゃいました。
守・破・離の話とか、非常に理にかなっていて、
少なくともサラリーマンとして働く上での
ベースの1つとして非常に参考になる話でした。
また今、標準となりつつある
「成果主義」「ワークライフバランス」「残業ゼロ推進」
などのおかしい点についても明確に説明してくれています。
一読をオススメします。