ニーチェのレビュー一覧
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社会全体の知識や価値観の土台として、神を絶対的な根拠にすることはできない。神は社会全体に通用する絶対的な権威ではなくなった。神の死(価値の崩壊)。世界には目的や終末は存在せず、あらゆる出来事は意味づけを持たないまま生成と変化を続ける。歴史に一定の方向性(目的)はなく、変化のみが存在する。いつか最後の審判で救われる者が選別される、なんてことはない(ゴールはない)▼もしこの人生が永遠に同じように繰り返されるとしても、それを肯定し尽くすこと。「いま・ここ」の現実から逃げてはいけない。何かのために生きるのではなく、生きること自体から充足を得よ。超人(価値の創造主体)▼ 仮にこの宇宙で起きるすべての出来
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ネタバレニーチェの思想を知りたいと思い買った本ですが、内容は著書に対する補足が主の作品でした。が、作者の考えが詳細に記されているため、作品を読まずともその思想が垣間見えました。これを書いた段階でニーチェは精神崩壊直前だったと触れられています。確かに、自らへの自信、考えの断定、大言壮語友とれる内容が多く、これが精神病によって濃縮されたものなのか、それは他作品を見て検証する他ないですが、「神は死んだ」と主張するニーチェの思想の源泉を確かに感じさせるものでした。自身の作品について「これまでの価値感を転換してその上に創造したものであり、正しく理解できるものを求めている」という主張には驚嘆しました。いつか彼の
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前に読んだ泉谷閑示『「普通がいい」という病』でふれられていた「三様の変化」の話を、原著で読んでみたくて手にとる。
実際の文章(本書では「3つの変化について」という題)は、抜粋よりもさらに肉付けが豊かで、情景に迫力があり、読めてとてもよかった。
どの鱗にも「汝なすべし」が金色に輝く、「つくられたすべての価値」である龍に対し、ライオンの精神が「われ欲す」と言い、新しい創造のための自由を手に入れるーーここの描写が圧巻で、とても好き。
さいきん、なんとなく社会から「こうしろ」「ああしろ」と言われている気がして、それを受け入れてしまいそうになることが多々あるのですが、私の心にもライオンをすまわせて -
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下巻も引き続き難解でした。もっともっと大人になって読み直したりするかな〜しないだろうな。
とにかく2021年初頭に立てた目標のひとつ「ニーチェの『ツァラトゥストラ』を読む!」は達成できたのでよかった。
永劫回帰、【これが生きるってことだったのか? じゃ、もう一度!】ってすごい言葉だよなぁ。
〈 地上では、よいものがたくさんつくられてきた。役に立つものもあれば、気持ちがいいものもある。そのためにこの地上は愛すべきものなのだ。
非常によくできたものもある。たとえば女の乳房。役に立つし、気持ちもいい。〉
〈こんなことを言ってくれた女性がいる。「たしかに私、結婚を破綻させたけれど、でもね、まず最 -
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ようやく読み了える。三島由紀夫『花ざかりの森』を読んだ後は「もうどんな本でも読める」と思い上がったものだが、世の中には三島と違う難しさがあったのか。
ツァラトゥストラの従者みたいな鷲と蛇が人語を操るのに驚く。
福音書のイエスは滅多に笑わぬ印象だが、ツァラトゥストラはよく笑う。ダンスを好み、とりわけサイドジャンプが得意らしい。
自費出版でわずか40部しか印刷されなかったという第4部は、奇人変人が続々と現れいでてくるので、いくらか面白い。
大島弓子がマンガ化するとよい、と萩尾望都が主張していたけれど、ヴィジュアルが想像できない。
これより解説書をひもとく。 -
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登山家のような心理で「あの山にはまだ登ってないな」と、ツァラトゥストラ山の五合目まで登る。大好きな番組『100分de名著』のオープニングで本の見開きが大写しになる。選ばれた書物は『ツァラトゥストラ』だ。
特段これといって難解な言い回しではないのに、どうにも理解しづらい。
熱に浮かされて10日で書き上げたという第1部から圧力が伝わってくる。
引用したくなるくだりも多い。「趣味というのは、秤の分銅であると同時に、秤の皿でもあり、また測る者でもある」。荒巻義雄のSF短篇『大いなる正午』、タイトルの出典は第1部の終りだったのか。
上巻で判ったこと。ツァラトゥストラは40歳ぐらい。ひげをたくわ