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Posted by ブクログ
「人生は何事もなさぬにはあまりにも長いが、 何事かをなすにはあまりにも短い」と中島敦は言っていますが、苦しみを何度味わっても自分の生を肯定的にとらえ上昇を希求すれば、何度繰り返しても足りない。学ぶことは永遠にある。って言ってる気がしました。
最後は、全てのものごとは繋がっている、喜びは苦しみが深いほど素晴らしくなる、しんどいから人生は深くなる、すべてを味わえと、どこか宇宙的な極致に到っている感じがあります。
ニーチェは苦しみの多い生だったのではないかとこの本を一冊読んだだけでも伝わってきますが、そんな中でも、今を頑張れ、過去を肯定しろ、大丈夫だ、笑うんだ、軽々とダンスをしながら、誰かの基準ではなく自らの基準の高みを目指せと言ってる。
社会の定められたレールに上手く乗れない自分のようなポンコツにはとても励まされたし。胸が熱くなりました。
晩年、ニーチェは発狂して生涯をとじますが、ある意味、この人は本当に人を超えたのかもしれないな、と思います。
Posted by ブクログ
下巻も引き続き難解でした。もっともっと大人になって読み直したりするかな〜しないだろうな。
とにかく2021年初頭に立てた目標のひとつ「ニーチェの『ツァラトゥストラ』を読む!」は達成できたのでよかった。
永劫回帰、【これが生きるってことだったのか? じゃ、もう一度!】ってすごい言葉だよなぁ。
〈 地上では、よいものがたくさんつくられてきた。役に立つものもあれば、気持ちがいいものもある。そのためにこの地上は愛すべきものなのだ。
非常によくできたものもある。たとえば女の乳房。役に立つし、気持ちもいい。〉
〈こんなことを言ってくれた女性がいる。「たしかに私、結婚を破綻させたけれど、でもね、まず最初に結婚が私を——破綻させたの!」〉
〈——老いた深い真夜中は、夢のなかで、自分の嘆きを呼び戻して噛んでいる。嘆きが深いとしても、喜びのほうが、喜びのほうが、深い悩みよりも深いのだから。〉
Posted by ブクログ
ようやく読み了える。三島由紀夫『花ざかりの森』を読んだ後は「もうどんな本でも読める」と思い上がったものだが、世の中には三島と違う難しさがあったのか。
ツァラトゥストラの従者みたいな鷲と蛇が人語を操るのに驚く。
福音書のイエスは滅多に笑わぬ印象だが、ツァラトゥストラはよく笑う。ダンスを好み、とりわけサイドジャンプが得意らしい。
自費出版でわずか40部しか印刷されなかったという第4部は、奇人変人が続々と現れいでてくるので、いくらか面白い。
大島弓子がマンガ化するとよい、と萩尾望都が主張していたけれど、ヴィジュアルが想像できない。
これより解説書をひもとく。
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