ニーチェのレビュー一覧

  • 善悪の彼岸

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    とにかくニーチェの女嫌いと女のこき下ろしがスゴい(笑)

    こんな本が今出版されたら、問題ありでしょう。

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    2013年08月29日
  • 善悪の彼岸

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    久しぶりに知的興奮をありありと感じた。

    「真理」をあらかじめ設定した上で語り始めることの欺瞞。
    すでに決まっている判断基準によって物事を分類する事への嫌悪。

    「善悪の彼岸」へいくには、この世の中はだいぶ窮屈だ。
    われわれは、「独立不羈な者」にならなくてはならない。

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    2012年12月29日
  • 善悪の彼岸

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    ニーチェさんかっこいい。キリスト教関係の著者や著作に価値のあるものなんてタダの一冊もあるわけ無いけど、ニーチェさんは別。

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    2012年09月20日
  • 善悪の彼岸

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    ニーチェの好んだアフォリズム形式。
    短い断章ほど、ことばが力強い。


    印象に残ったことば。
    「高き人間を作るのは、高き感覚の強度ではなく、持続である。」

    「男の成熟、それは子供の頃に遊びのうちで示した真剣さを取り戻したということだ。」

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    2012年07月20日
  • 道徳の系譜学

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    善悪の起源、良心の起源、禁欲の起源、それらが如何に倒錯的に現れ、人間を支配してきたか。それは近代科学のような学問の領域においてさえ。

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    2012年04月19日
  • ツァラトゥストラ(下)

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    当時のキリスト教権威や教徒に対する批判と思いますが、現代のそれぞれの宗教観にも当てはまる気がします。ボクの持ってる道徳観も刺激を受けました。というより読んでると清々しい気持ちになります。何度も読み返したいです。

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    2012年04月15日
  • ツァラトゥストラ(上)

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    この本は難しい。なんて今さら言うまでも無いが。

    まずは当時、未だ主流だったキリスト教の価値観を否定する。曰く神は死んだ、と。まあ、それは良いとして、次は世のあらゆる価値観も否定し始める。徳も善も愛も正義も、等々。まあ、それもキリスト教を元に作られた価値観だから否定の対象になるのは仕方ないかもしれない。しかし、最後はツァラトゥストラ、つまり自分自身も否定し始める。それを聞いて弟子は怒る。当然、読者も怒る。全ては一時代人に過ぎない人であり神であるツァラトゥストラを絶対化させないために、なのか。そうやってひたすら否定しながら、最後は再び孤独に帰り、思索の時間を過ごす、というところで上巻は終わり。

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    2011年11月05日
  • 善悪の彼岸

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    近代、特に西洋形而上学の伝統を根本的批判的に捉え直したいと思った時、ニーチェはいかに評価するかはともかく必ず通らなければならない道だと思う。西洋形而上学の形式としての体系に対する断章形式、高貴さの称揚… 近代に対して巨大なアンチを突きつけるニーチェの思考は、理性を超越した領域において、魂を揺さぶってくる。

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    2011年10月06日
  • ツァラトゥストラ(上)

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    キリスト教の隣人愛を否定するニーチェの考える生き方が主張されており、衝撃的。キリスト教に関する知識があると少し読みやすくなるかもしれない。自分はキリスト教に関する本を読んだ直後だったので、その知識に少し理解を助けられた。
    唸らされる箇所が多々あったし、教訓ともなり得ると思う。

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    2011年09月10日
  • ツァラトゥストラ(上)

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    衝撃だった。キリスト教の神や人間の精神なんていうのは人間が作り出したものだけど、今は人間がそれらに縛られてる。ニーチェはそれを解放しようとしてる。

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    2011年08月13日
  • ツァラトゥストラI

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    ネタバレ

    高校生の時にこの本に出会って、人生変わりました。マジで。ニーチェを読まなければ大学へ行く事もなかっただろうし、ドイツ留学までして哲学を学ぶ事はなかったと思います。それほど、大きな影響を受けた本でした。今では考え方も変わり、ニーチェへの関心は薄れてしまいましたが、ここを原点にいろんな分野に派生し、今に至るのだと思います。
    ぜひ、一読を!中公クラシックスシリーズは丁寧に編集してあり、読みやすく入門にもおすすめですよ。

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    2011年07月26日
  • ツァラトゥストラ(上)

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    時折分からない文章があり、時折うならされる文章があります。「自分が正しいと主張するより、不正な目に遭うほうが、高貴なのだ。自分が正しい場合は、とくに。ただし、そんなふうにふるまうには豊かである必要がある。」

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    2011年06月30日
  • ツァラトゥストラ(上)

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    名言で埋め尽くされた人生論プラス詩、といった感じ。一章は分かりやすいが、二章以降の比喩の部分があまりにも詩的で少し難解だった。
    1883~1885年にかかれたものだが、「ツァラトゥストラの前口上」中の最後の人間についての件や、「教養の国について」で、現代人について予言しているが、ほとんど的中している。「教養の国について」で無信仰の人々に対し「君たちは信仰なんてできっこない!」なんて言う場面があるが、自分の価値観が否定されているみたいで恐ろしい。
    こういう部分や有名な「神は死んだ!」などのイメージが強く、毒書なんていわれたりもするが、むしろ読んで励まされることのほうが多かった。

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    2012年06月17日
  • 善悪の彼岸

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    これほど多くの気づきを与えてくれる書物は、自分的に「功利的理性批判」以来だ。凄まじい洞察力。徹底したアウトサイダー。いろんな本でニーチェ像を読んできたが、それらが全て陳腐な感想文に思えるほどの衝撃を受けた。そして、陳腐な感想文を自分も書きたい衝動に駆られている。書きたくなってしまう魔力がある、この本には。困ったもんだ。。

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    2011年04月19日
  • ツァラトゥストラI

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    高校時代、社会から疎外されたときに読んだ書。

    冒頭に「毒を以て毒を制する」という内容があったと思うが、まさにこの本自体が毒である。

    毒を飲んで「単なる見下し屋さん」になるか「真の意味でのエリート」になるか、それが問題である。(僕自身もその境界線に立っていると思う)

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    2010年06月15日
  • ツァラトゥストラI

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    僕は本書の中の「友」という項が好きだ。
    自分が「友情」というものに対して漠然と考えていたことを、ニーチェ特有の

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    2009年12月23日
  • 善悪の彼岸

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    我が心の師たるニーチェの一冊。
    善悪の彼岸ってなに?なにが善悪の彼岸なの?
    それは

    愛によってなされること。

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    2009年10月04日
  • 善悪の彼岸

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     一言で言うと、かなり灰汁の強い本(笑)
     精神的に大らかで余裕がある人でなければ、許せない発言もあるかもしれない。でも、個人的には、非常に面白くて好み。この畳み掛けるような毒舌具合が、ある意味、著者らしくて良いのではなかろうか?
     まあ、訳者の資質もかなり加味されてあるのかもしれないが(笑)

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    2012年06月14日
  • ツァラトゥストラI

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    わたしが持ってるのは岩波版だけど、表紙が可愛いのでこっちにした。小説というか散文詩のような感じ。オープニングの綱渡り師が落下するあたりなんて、ホドロフスキーのディレクションっぽい映像が浮かぶ。

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    2009年10月04日
  • ツァラトゥストラ(上)

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    かなり分かりやすく訳してくれているものと捉えました。
    ニーチェのキリスト教に対するユーモラスを帯びた毒はある種現代の怠惰な人間や意志のない人間に痛快に突き刺さりますね、笑いながら読めました。

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    2025年07月08日