ニーチェのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
こんな感じだったんだ……。全然想像していたものとは違った……。超人・ツァラトゥストラさん、なんか思考がやたらマッチョじゃない?笑
女性蔑視とまでは言わずとも男性優位が根幹なのか、ちょっと読んでいて疲れた。女性の存在を男性を惹き立てるための道具のようにとらえている文脈が多いので、フェミニストが読んだら怒り狂うような気がするよ。
〈俺たちは薔薇のつぼみと共通点があるだろうか? 薔薇のつぼみは、ひとしずくの露を乗せているだけでも震えている。〉
〈(子どもと結婚について)神にも、やってきてもらいたくない。あいつ、自分がくっつけたわけでもないのに、祝福するために、足を引きずってやってくるからな!〉
-
Posted by ブクログ
ニーチェは語る。道徳は思考停止であり、平等は群畜化である。自己のみを畏敬し、力への意志によって進み、新しい、絶対的な価値を見出すものの到来が待たれる、と。
そしてそれは今日到来しなかった。しなかったまま、個、主体、そういったものが解体してしまったのだ。それは、誰も、ニーチェの語る高みへと上ることができなかったからだ。
ニーチェは、その意味では最後の希望であった。或る一人の人間が往くことのできる最も遠いところを彼は示したのだ。
我々はこの本を読み、ニーチェの批判するところのものを知り、ニーチェの望むところを知り、そのどちらでもない地平にある我々を知らなければならない。