越川慎司のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
読書術というタイトルだが、個人的には「本をどう読むか」以上に、「読書を仕事や生活の中にどう位置づけるか」を考えさせられる一冊だった。
成果を出し続けるトップ5%社員への調査をもとに、年間の読書量、選書方法、積読との付き合い方、オーディオブックの使い方、読後のアウトプットなどが紹介されている。
トップ5%社員は時間があるから読むのではなく、忙しいからこそ読む。仕事のやり方に行き詰まれば他人の知見を借り、固定観念に陥れば異なる分野から刺激を得る。そして、読んだ内容をすぐに自分の仕事で試してみる。
つまり彼らにとって読書は、知識を蓄える行為というより、仕事のOSを更新するための活動なのかなと思う。
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▼個人的に印象深かった点(感想)
・専門領域だけを読み続けない。「5対2」で偶然を混ぜる。
└自分の課題に直結する本だけでは、既存の延長線上から抜けにくい。一定割合で全く違う分野を入れることが、セレンディピティを意図的に増やす仕組みになる。
・読書はインプットではなく、行動実験の起点。
└良い本を何冊読んだかではなく、読んだ後に何を変えたか。 -
Posted by ブクログ
ネタバレあらすじ
800社・17万人以上の働き方改革を支援してきた著者が、膨大な行動ログと定点観測データをもとに、成果を最大化しながら労働時間を最短にする「一流の時短術」を体系化した一冊。著者は、時短がうまくいかない真の原因はタイピング速度などの作業スピード不足ではなく、「そもそもやらなくていい業務や、目的のない長時間の会議を疑わずに続けていること」にあると喝破する。三流は「気合いや残業で力攻めし」、二流は「ショートカットキーなどの小手先テクニックに頼り」、一流は「仕事の完了条件をあらかじめ合意して手戻りをゼロにする」「会議の時間を半分にしてアジェンダを絞る」「定型業務を型化・自動化して手放す」など、成果に直結する核だけを残す行動原則を提示。無駄を徹底的に排除し、余白と高い成果を両立させる再現性の高い型を明快に解説する。
所感・深掘り
「時短の一流になるとは手を早く動かすことではなく、脳のメモリを浪費させる『やる必要のない業務』や『手戻りの不安』を先回りして消し去る『構造的引き算の設計』である」という本質を突きつけられ、日頃の業務選択と仕事の進め方を根本から引き締め直される一冊だった。
特に深く腑に落ちたのは、「『すべての仕事を真面目に早く終わらせよう』とする姿勢そのものが、脳に莫大な認知的負荷を強いている」という構造の罠だ。目的の曖昧な作業や過剰な資料作成に追われていると、思考のメモリは目の前のタスクをこなす焦りで飽和し、本質的な成果に直結する判断力が著しく低下してしまう。最初に着手前の「完了の定義」を明確にし、成果に結びつかない枝葉の業務を客観的な事実として物理的に削ぎ落とすこと。不要なプロセスそのものを捨てて身軽になることこそが、精神的な消耗を防ぎ抜く極めて合理的なセルフマネジメントなのだと痛感した。
また、自らが時短の規律を守るだけでなく、現場を縛る形骸化したルールや無駄な会議を撤廃する姿勢は、組織を率いる指導者やリーダーにとって不可欠な利他の実践であると感じた。リーダーが方針を曖昧にしたまま細部の手直しを繰り返させれば、現場には推測と手戻りが蔓延し、メンバーは疲弊の果てに主体的なエネルギーを奪われてしまう。指導者自らが私心を捨て、現場が迷わず集中できる安全な動線と確かな時間的余白を先回りして差し出すこと。リーダーがブレない引き算の基準を示し続けるからこそ、現場の仲間は安心して力を発揮し、組織全体が淀みなく自走するのだと確信させられた。
小手先のスピードアップや過剰な抱え込みの迷いを捨て、時短の一流の型で業務のノイズを削ぎ落とし、整備された時間的余白を現場の自立へと還元し抜くこと。
日々の激務や終わらない残業に疲弊しているビジネスパーソンはもちろん、業務改善と組織設計の解像度を極限まで研ぎ澄まし、関わるすべての人を迷いなく確かな効率と自立へと導く不動の軸を確立したいすべてのリーダーにとって、常に手元に置いて立ち返るべき生産性向上の教科書だ。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ週休3日を提唱するクロスリバー代表の越川慎司さん。元マイクロソフト社役員であり、分析した結果をもとにまとめている。
各企業で成果を出し続ける社員962名 を「トップ5%社員」と定義し、どのような読書をしているかについてまとめている。
印象的だったこと
・一般のビジネスパーソンは年平均2.4冊の本を読むが、トップ5%は年平均43.2冊を読んでいた。
・読書の前にアファメーションをする。「私は新しい知識を吸収し、それを自分の成長に役立てることができる」など。これは読書だけでなく、プレゼンやミーティングでも使える。
・「瞬読」を活用。
・本を読み終えた後 10 分以内に何かしらアウトプットする。 -
Posted by ブクログ
ネタバレわりと簡潔にまどろっこしくなく書いてあるところが良かった。
土日を戦略的に使い分ける、は自分が何となく考えていたことと近くて。最近何となくやっていたことだけど、戦略的に計画的にもっときっちりやってみてもいいのかなと思った。土曜をチャレンジデー、日曜はリフレッシュデー。
そもそもの前提この本は土日休みに限る話だし、あとは20代はこうだろうというステレオタイプなのかな?とかあてはめているところがあまり気に食わなかった笑
ジャーナリングは手書きに限るというこだわりを見せたかと思えば、YouTubeのまとめ動画を1.5倍でみる、というごりごりの現代っ子加減、と思ってしまったが。笑
金曜日あえて仕事を途中にして、放棄して金曜日からがっつり休暇モードに入る、というのは今後も続けていきたい所存。なんなら金曜日から旅に出るとかやりたい。 -
Posted by ブクログ
習慣化したいこと
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①業務の終了時間を朝のうちに決める
・仕事は終わらせるものではない。切り上げるものだ。
・切り上げる=翌日の生産性をあげるための戦略的中断
・疲れている今の自分より、明日の自分のほうが質の高い判断ができる
②夜は内省→本を読む
・ジャーナリングで成長を確かめる
・課題にまつわる学びをインプットする
③曜日ごとに役割を決め、1週間単位でデザインする
・金曜日の午後はゆっくりする
④起床直後にスマホを見ない
⑤1日の最初に「今日もっとも大切なことは何か」を確認する
⑥16時以降は「人と話す」「本を読む」「考える」に使い、仕事の質をガラリと変える
⑦デジタル・サンセット
⑧夜に20分ほどの軽い運動(眠りのため)