江本マシメサのレビュー一覧
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ネタバレ序盤で麗子がジュリアンに言われたこととか、麗子の今までの人付き合いのこととかが、地味に身につまされました。
これは自分のことかと。
自分はもう今更この性格を変える気概はないのですが、麗子は新しいお店でのこと、茶人の理人やギルバートたちとの付き合いの中で変えようと思えたところが何とも羨ましかったです。
彼女の変化に立ち会えたことは、自分も少し勇気をもらえた気がしました。
チョコレートの話ばかりかと思いきや、茶道の話も盛り込んであって、どちらのジャンルも楽しめる内容でした。
チョコレートが美味しそうですね。
美味しいチョコレートを紹介するブロガーのブログも再現して掲載してあったのが、演出としてもよ -
Posted by ブクログ
没落貴族の主人公は、今日も税金を納めるため
労働していたら、お買い上げされてしまった。
唯一の肉親である父親から離れる事にはなったものの
連れて行かれる間も、到着してからも
さしたる不幸はなく
衣。食住そろっているので、案外幸せ?
いやでもこの義母に付き合える主人公もすごいです。
義母はツンデレ、主人公は天然
夫は…も? ツンデレ。
はたから見ていたら、なかなかに愉快な家族です。
夫となってしまった男性の体質改善なんかもして
楽しい日々を送っているもよう、ですし。
そもそも言葉が通じない異国に来てる時点で
非日常な気もしますが、行った先での、この待遇。
恋愛小説ですから、と言われたらあれで -
Posted by ブクログ
ネタバレまさか続編が出るとは。
主役2人はもうお付き合いを始めたということで、前回のようなドラッグストアを舞台にした日常ミステリというより、2人が美味しいもの食べながらいちゃいちゃしている話だったような気がします。
確かにドラッグストアの日常話も出てきて、元ドラッグストア勤めだった自分としてはあるあると思いながら読めて楽しめましたが、もう少し困難やトラブルを解決する話を読んでみたかったというのは贅沢な話かなあ。
ただ贅沢と言えば、他作品のカフェの話が出てきたのは、ファンとしては嬉しいサービスというか、贅沢仕様でありました。
また、ワン君の名前の件がお母様登場により、一応解答が出たのもすっきりできました -
Posted by ブクログ
人違いで連れてこられた主人公は、誘拐犯にお願いされ
正当な取引と共に、彼の妹を演じる事に。
聞いていると、ものすごく性格が違うようで。
兄が修道院に放り込む、というのだから大丈夫かと思えば
色々明かされてくる現実に…できるの? と。
こういうプライドは高いけれど負けず嫌いで
頑張る主人公は好きです。
が…本当にいたら同棲受けがきつそうです。
半年ゆっくりするつもりが、なんだかんだで
色々になってます。
働きに行った先も、本人が楽しいとはいえ
交流関係広がってますし。
そしてあの嘘はどこまで使えるのか(笑)
妹の勘違い、誰が訂正してくれるんでしょう…。
もしやこのままいくと、妹さんは道具状 -
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森の奥深くで暮らすフォレ・エルフのメル。
貧乏な大家族を養うために、出稼ぎに王都へやってきて、なんとか雇って貰えた王国騎士団だったが、配属先は第二遠征部隊の衛生兵。
第二遠征部隊は少人数、曲者揃いとあって、予算はギリギリ、メルは支給される保存食の不味さに悶絶する。
里で兄妹のために料理の腕を振るってきたメルは、森暮らしの知識と経験を生かし、遠征先で美味しい食事を食べよう!とひとり立ち上がる。
隊長のクロウ・ルードティンク。見上げるほどの大きな体に、顔の輪郭を覆う灰色の濃い髭、背中の大剣。まるで山賊のお頭のような男。
副隊長のベルリーさん。若い女性で、黒髪青目の短髪で細身の双剣使い。
弓使い -
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物足りない
前世で手作りせっけんなどを作ったところが「"人並み"」の所以でしょうか?
確かに深い知識と記憶(と行動力)がなければ解決しませんでしたが、終始あれこれの作り方を説明していて物語の内容としては薄いです。
そもそも公爵家の次男が王太子妃候補、まだ王族と関係の無い者の護衛をするのでしょうか?背景にもっと大きな力が働いて…これは序章にすぎなかった!みたいな流れだったら面白かったのに残念。 -
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100%コメディ
ラブコメではありません。100%コメディのお話です。
ヒロインは前世日本人の記憶がある転生王女ですが、異母兄弟姉妹で王座を巡っての殺し合いで腕に自信のある女性に育ちました。
粗暴さもある男言葉を話すヒロインは、性格も男性的で脳筋です。
ヒロインが嫁ぐことになる王は、口調がバカボンのパパのようで(語尾が「~なのだ」)性格は飼い犬のようでした。
面白いとは思うのですが、話の設定にもキャラ設定にも無理があるなぁという印象でした。