あらすじ
江本マシメサ 異国恋愛物語・最新作!
“調停者”の青年と羊飼いの少女。新婚夫婦が紡ぐ、甘くて優しい遊牧ファンタジー
風の精霊の加護を受ける“調停者”一族「ユルドゥス」の青年・リュザールは、
都からの帰路、羊飼いの少女・アユと出会う。
ワケありな彼女を見かね、一族の遊牧地に連れ帰ると、
なんとそのまま二人は結婚することとなり、思いがけない新婚生活がスタート。
乳製品を作り、絨毯を織り、料理に洗濯…大忙しでも賑やかな遊牧生活。
故郷では虐げられ生きてきたアユは、ユルドゥスの文化に戸惑いながらも、
リュザールとの暮らしのなかで、次第に生きる希望を見出していく光を取り戻していく--。
※電子版は書き下ろしショートストーリー『義母アズラとアユの狩猟ごはん』の特別付録つきです。
感情タグBEST3
大好きな作品です!
江本先生の作品はどれも好きなんですが、これはヒーローもヒロインも魅力的で周りの人達も温かくて…。また相変わらず料理が美味しそう。北欧貴族やタイガが好きな人におすすめ!
とっても面白かったです
一気に全部読んでしまいました!
ヒロインの、儚げで弱そうに見えて
芯は強く、なんでも一生懸命に頑張る姿
とっても大好きです
できればもっともっと、先のお話も見てみたかったです
子供が生まれるところとか
Posted by ブクログ
トルコの文化と遊牧民がモチーフのファンタジーもの。
ファンタジーと言っても生活はしっかりとした地に足ついた感じで、洗濯とか食事とか仕事とか詳しくて面白い。
男の子っぽくてカッコイイヒーローと、寡黙で野生児っぽいけど家事が得意なヒロインがすっごく魅力的。
料理が美味しそうな本は幸せになれる。
遊牧民族文化を一端をみれる作品
不遇の少女が、調停人一族の青年に出会って光を取り戻していく作品。
新しい家族、一族の優しさが沁みる。
遊牧民族の文化が垣間見えるので面白いです。
おもしろかった
『北欧貴族と猛禽妻の雪国狩り暮らし』からの江本先生のファンです。
あのようなお話をまた読みたいと思っていましたが、ついに逢えました。アユちゃんとリュザールだけでなく、取りまく周囲の人々との優しい関係にも癒されます。
続編も読みたいです。
儚げでも強か
シンデレラの様に、家族から虐げられて育った働き者のアユ。
ある日、口減らしに都に売られるところで、侵略者に襲われ、調停者の一族の青年に保護される。
青年がアユを連れ帰ると、勘違いも有ってそのまま結婚に。
習慣も、考え方も丸で違う村で、アユの新婚ほのぼのライフが始まる。
狩り暮らしに続いて、厳しくも豊な放牧生活が、楽しめました