ダイアナ・ウィン・ジョーンズのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
NHKラジオの飛ぶ教室で、子どもの日を前に、親子で読む児童文学として推薦された一冊です。
イギリスでファンタジーの女王と言われた作者の代表連作、大魔法使いクレストマンシーの少年時代を描いたもの。悪ガキのクリストファーが世界の危機を救う物語で、最後のドレイトとの駆け引きや、城のリーダーとして防御体制を組織的に作り上げていく成長ぶりに、読み手としても盛り上がりました。
偉大な人は親との縁が薄いことが多いものですが、このファンタジーの主人公クリストファーもその1人です。父親も母親も生きているのですが、父親は顔を覚えていないほど影が薄いし、母親は冷めた人で息子を応援しつつも利用しようとする人です。それでも父親はクリストファーにとって正しい選択をするところが、さすが父親です。
一方で、その影ともいうべき存在が母方の伯父で、彼の企みで、クリストファーは知らず知らず悪に加担していき、世界の危機を作っていきます。けれど、面白いことに、それがクリストファーを目覚めさせるのですね。
このような父ー伯父の対に対して、母ー家庭教師という対もあるのですが、こちらは2人とも伯父とつながっていて、父ー伯父ほど、分化していません。このようなバランスの悪さも、世界の危機を招く背景にあるのかもしれません。
文庫でも出版されています。読み応えのある物語ですので、大人も楽しめるでしょう。 -
Posted by ブクログ
記憶をすり替えられていることに気づいたポーリィが、失った記憶を取り戻していく物語。
なんだけど、相変わらずのスロースターターで、細かい部分は全然よくわからないし、ちなみに最後まで読んでも結局どんな話なのかを説明できない。なんか煙に巻かれたような気分。
それでも熱烈なファンがいることがわかるというか、癖になるDWJ。もう一周したくなる。ハウルもそうだけど、色んなところにヒントがあるのに初読じゃわからんのよ。
あとこれはたぶん妖精の要素とかイギリスの民話をわかっていた方が楽しめたんだろうな。精進します。
それにしてもポーリィは私の大好きな勇敢で勝ち気なヒロインだし、リンさんは若いイケメンだと信じています。 -
購入済み
ジブリで見て原作が読みたくなって試しに読んでみた
最初はとにかくお口が悪くてびっくり
『こんちくしょう!』とか『おばさん!』とか笑 想像してるファンタジーの世界より、 がやがやバタバタしてる印象でした。 ジブリよりもキャラクターが多くて、 これ誰だっけってなりました。最後は一致
最後のページが近づくに連れて終わって欲しくない気持ちでした。
続きも読んでみようかな -
Posted by ブクログ
面白かった!翻訳作品はどうしても相性があるけども、これは割と好きな部類。
登場人物たちがどこか可愛げがあって、言い争いをしていても憎めないところに愛着を感じました。
小説のハウルのかまって欲しがりなところが愛らしく(多分、実際にいたらアレ…だけど笑)
振り回される城の住人たちもなんだかんだで付き合ってあげてたりするファミリー感がいとしい。
ハウルたちの暮らしに触れている感じがとても楽しかったし、ラストのあたりは思わずニコニコしてしまうような流れ。
終わり際のバタバタ感は否めないけど、そうでもなきゃお互い言えなかったのかな笑
続きが気になる楽しいお話でした!またどこかで読み返したい