ダイアナ・ウィン・ジョーンズのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
とびっきり面白い冒険譚がある訳ではないが、クレストマンシーとは何者なのか、奇妙な城の秘密、キャットの能力はどれほどのものなのか知りたくてページを捲った。
『ハウルの動く城』の作者だと知り、なるほどはちゃめちゃなことが巻き起こるのも頷けた。
グウェンドリンの横暴さ、癇癪持ちにイライラしつつ子供の頃に読んでいたら投げ出してしまったかもしれないとちらっと思った。
パラレルワールドの設定には驚いたし、魔法使いや魔女が普通に暮らす世界を存分に味わわせてもらったので、また他のシリーズも読んでみたいと思う。
キャットのその後も気になる。
児童書はわかりやすいきれいな挿し絵があってより作品の世界観が掴みやす -
- カート
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試し読み
ネタバレ 購入済み映画とくらべて
お試しできる4話だと、ソフィーが城に入り込んでハウルに再会し朝食を作るあたりまで。大筋は映画と同じですがエピソード・人物の設定・関係等、ここまでのも、後半はもっと、違いが出てきます。
本は人間関係複雑でごちゃごちゃして来て、初見の時は入りづらかった。アニメはその点かなりシンプルです。
アニメでハウルの城と言ったらここ!というくらい印象付けたハウル初登場のシーンはジブリならではのアレンジだったのねとわかります。
一方アニメではぼやかしてたソフィーの素質・能力が本では触れられてて面白い。
絵で表現されてた帽子作りや城の中のこまごまとした様子、妹との女子トークなど文字で読むのも味があって楽し -
Posted by ブクログ
ネタバレハウルの動く城、シリーズ第2弾!
今巻の主人公はアブダラという絨毯商人
連れ去られた白昼夢の想い人を奪還する為に動き出す!
牢屋に入れられ、盗賊団に捕まり、ジンに追いかけられて……
この物語で面白いな〜って思うのはアブダラの言葉遣い
アブダラの言い回しが卓越してて、語彙力多すぎてある意味尊敬してしまう
相手を物とか色々なものに例えてるけれど、同じ人なのに良くこうも出てくるなぁと
ハウルシリーズなので、勿論ハウルもソフィーも…
まさかのまさかな感じでの登場で驚き!
ハウルとカルシファーはほぼ最後の方だったけれど笑
そしてハウルとソフィーの息子
猫の姿で子供産んじゃうとかスゴすぎか!
次巻は息子出 -
Posted by ブクログ
クレストマンシーシリーズの中でも特にお気に入りの一冊。
急に体が欲したのでしばらくぶりに読んだ。良き!
子どもの頃に読んだから思い出補正ありありだけど、やっぱり大好きだなー。
主人公キャットとジャネットがとても可愛い。健気だけど視野が狭くていじらしい。
そんな二人が一生懸命にどん詰まりに突き進んでいく様は、読んでてじれったいというかもどかしいというか。
だからこそ、終盤のキャットの成長がジンっとする。悲しかったよね。。
読書に限らずだけど、子どもの時の感動したっていう体験が種になって、今また懐かしさと共に感動を収穫できるのって幸せだー。 -
Posted by ブクログ
小さいころに2作目までは読んでましたが、3作目が出てたのは知らなかったので見つけて早速読みました!
1、2作目と同様に前半は少し説明描写が多いので単調に進みがちですが中盤から後半にかけて物語が一気に動いていくと、どんどん読むスピードが上がります!
主人公のチャーメインの成長も微笑ましいですが、やはりシリーズファンとしてはハウル御一行が出てくるとウキウキしてしまいます。
ちなみにジブリとは別物と考えた方がいいです。(私は原作→映画の順だったのですが原作を頭に浮かべて見てたら展開が違うのでおどろきました。今はどちらも好きです!そして結局本作を読みながらも、ビジュアルはジブリバージョンで想像してし -
- カート
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試し読み
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- カート
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試し読み
ネタバレ 購入済みいっしょの様でちょっと?
つい最近、ジブリの作品を見たばかりだから原作ってどれくらい違うのかな?って。
少し違う様でいっしょの様で…原作の方が現実的かな?LOVE的要素がキラキラしてないって言うか。
でも、物語りとして読むのなら原作の方が好きかな?