大魔法使いクレストマンシー 魔女と暮らせば

大魔法使いクレストマンシー 魔女と暮らせば

両親をなくしたグウェンドリンとキャットの姉弟は、近所の魔術師たちの世話になって暮らしていた。グウェンドリンは将来有望な魔女で、自分でもそのことに自信を持っていたし、キャットはそんな姉に頼りきっていた。やがて二人は、大魔法使いクレストマンシーの城にひきとられたが、「子どもは魔法を使ってはいけない」と言われ、きちんとした暮らしをさせられることにがまんができなくなったグウェンドリンは、魔法でさまざまないやがらせをしたあげく、ある日姿を消してしまう。代わりに現われた、姉にそっくりだが「別の世界から来た別人だ」と主張するジャネットという少女の面倒をみなければならなくなったキャットは、頭をかかえる。やがて、グウェンドリンの野望の大きさと、キャットにしてきたひどい仕打ちが明らかになる事件が…?一九七八年ガーディアン賞受賞作。

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大魔法使いクレストマンシー のシリーズ作品

3~7巻配信中 最新刊へ
1~5件目 / 5件
  • 大魔法使いクレストマンシー 魔女と暮らせば
    1,776円 (税込)
    両親をなくしたグウェンドリンとキャットの姉弟は、近所の魔術師たちの世話になって暮らしていた。グウェンドリンは将来有望な魔女で、自分でもそのことに自信を持っていたし、キャットはそんな姉に頼りきっていた。やがて二人は、大魔法使いクレストマンシーの城にひきとられたが、「子どもは魔法を使ってはいけない」と言われ、きちんとした暮らしをさせられることにがまんができなくなったグウェンドリンは、魔法でさまざまないやがらせをしたあげく、ある日姿を消してしまう。代わりに現われた、姉にそっくりだが「別の世界から来た別人だ」と主張するジャネットという少女の面倒をみなければならなくなったキャットは、頭をかかえる。やがて、グウェンドリンの野望の大きさと、キャットにしてきたひどい仕打ちが明らかになる事件が…?一九七八年ガーディアン賞受賞作。
  • 大魔法使いクレストマンシー トニーノの歌う魔法
    1,776円 (税込)
    魔法の呪文作りで名高い二つの家が反目しあう、イタリアの小国カプローナ。両家の魔法の力がなぜか弱まって、他国に侵略されそうな危機の中、活路は失われた“天使の歌”をふたたび見出すことしかない。だが両家の大人たちは、互いに相手方を責め、クレストマンシーの「危機は邪悪な大魔法使いのせいだ」という忠告にも耳をかさない。そんなとき、両家の子どもたちトニーノとアンジェリカが、「呼び出しの魔法」に惑わされて行方不明に。「子どもをさらった」と非難しあい、盛大な魔法合戦をくり広げる大人たちをよそに、トニーノの兄パオロとアンジェリカの姉レナータは、力を合わせて弟妹を探し始める。一方トニーノたちは、目覚めてみると、人形の大きさにされ、人形の家に閉じこめられていた…!?「魔法のファンタジーを書かせたら第一人者」「ファンタジーの女王」と評価の高い、ダイアナ・ウィン・ジョーンズの代表連作「大魔法使いクレストマンシー」の一作。イタリアを舞台に、クレストマンシーと、呪文を作り、歌う人々が活躍するオペラのような異色作。
  • 大魔法使いクレストマンシー 外伝 魔法がいっぱい
    1,567円 (税込)
    クレストマンシー城に、変わった魔法の力を持つイタリア人の男の子、トニーノがやってきた。 今まで城じゅうでいちばん年下で、みんなに面倒をみてもらっていたキャットは、自分より年下のトニーノが気に食わない。 でも、元・クレストマンシーのゲイブリエル老人を訪ねた帰り、悪の大魔法使いにさらわれて、記憶を奪われてしまった二人は…? 『魔女と暮らせば』の主人公キャットと、『トニーノの歌う魔法』の主人公トニーノが、力を合わせてがんばる『キャットとトニーノと魂泥棒』ほか、強大な魔力を持つ大魔法使いクレストマンシーをめぐる四つの短い短編を収めた、シリーズ外伝です。 売れっ子少女〈夢見師〉キャロルや、太陽の神の血をひく異世界の少年タスパーなど、初登場の人物たちも魅力的。 魔法のファンタジーの第一人者、ダイアナ・ウィン・ジョーンズの待望の短編集。小学校中・高学年~。
  • 大魔法使いクレストマンシー 魔法の館にやとわれて
    1,881円 (税込)
    山麓の町に暮らす十二歳の少年コンラッドは、魔術師である叔父から、「高地の貴族の館にいるある人物を倒さないかぎり、おまえの命は長くない」と言われ、その人物を探すため、魔法の渦巻く館に従僕として奉公に行くことになる。 同じときに従僕としてやとわれた、少し年上の少年クリストファーも、やはり別の目的を持って館に来ていた。 きらびやかな館の中でともに苦労しながら働くうちに、実はクリストファーは、別世界からやってきた強大な魔法使いだということがわかる。 二人は館の屋根裏で、異世界の不思議な塔に通じる扉を見つけ…? 「魔法のファンタジーを書かせたら第一人者」「ファンタジーの女王」と評価の高い、ダイアナ・ウィン・ジョーンズの代表連作「大魔法使いクレストマンシー」の一作。 英国風の貴族の屋敷を舞台に、のちにクレストマンシーとなるクリストファーの十代のころの冒険を、年下の友人の目から描く楽しい作品。
  • 大魔法使いクレストマンシー キャットと魔法の卵
    1,881円 (税込)
    次代クレストマンシーとして城で教育を受けているキャット少年は、あるとき、近くの村に住むマリアンという少女と知りあった。 マリアンの一族は代々続く魔女の家系で、一族の長であるマリアンの祖母は最近、近隣の別の一族と対立しているらしい。 祖母の屋根裏に長年置かれていた卵をマリアンから譲ってもらったキャットが、苦労して孵したところ、現れたのは思いがけない生き物だった。 一方マリアンは、祖母の引き起こした魔女同士の魔法を駆使した争いに巻きこまれてしまい…? 「魔法のファンタジーを書かせたら第一人者」「ファンタジーの女王」と評価の高い、ダイアナ・ウィン・ジョーンズの代表連作「大魔法使いクレストマンシー」の一作。 クレストマンシー城と近隣の村に、魔法の生き物や不思議な機械も登場! 『魔女と暮らせば』で活躍したキャット少年のその後を知りたい、という読者の声に応えて書かれた、にぎやかに展開する楽しい物語。

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

大魔法使いクレストマンシー 魔女と暮らせば のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    クレストマンシーシリーズ、大好きです☆
    中でもこれが一番好きかもしれません。
    グウェンドリン…名前もすごいと思ったけど、本当に悪い子!
    でもそういう、悪くて美しい子に、私は何故か惹かれてしまいます。笑
    イライラするけど、次どうなるか(なにするか)楽しみでした。

    0
    2014年06月02日

    Posted by ブクログ

    ハウルの動く城の原作者とは知らず、ファンタジーの食指が動いて手を取ったもの。逃げ出すクッキーを捕まえて食べるゲームや、魔法世界ならではの、人物の署名(サイン)に値打ちがつくあたり、ワクワクが止まらない。私はキャットが魔法の力を持つことを信じて疑わなかった。それにしてもキャットの頼りないこと、私は我慢

    0
    2014年04月12日

    Posted by ブクログ

     大魔法使いクレストマンシシリーズの中の作品。単体で読んでも十分面白いです。先の読めない展開は流石ダイアナ・ウィンジョーンズ。
     魔法が好きな人にはぜひ読んで頂きたい作品。

    0
    2010年12月02日

    Posted by ブクログ

    面白かった。「9年目の魔法」より
    この本こそ、ハリポタや荻原規子さんの作品に繋がる原点だと思った。

    性格もルックスも可愛いキャットが大好きだ!

    テンポよく読めるファンタジー。[33]

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    魔法使いクレストマンシーのシリーズ。
    エリック・チャントと姉のグウェンドリンの両親は外輪船の事故でなくなり、取り残される。
    募金で暮らしては行けるので、同じアパートのシャープさんに引き取られ、姉は魔術の勉強に通って才能を発揮、魔女や呪術師が多い町で人気を博す。からきし才能のないおとなしいエリックこと

    0
    2009年10月07日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    船の事故にあい両親を失った姉弟は、やがて大魔法使いクレストマンシーのもとに預けられる。
    姉のグウェンドリンにいいように利用される弟キャット。実は自分が九つの命を持つ大魔法使いの素質があるとも知らないで、姉が平気でその命を使ってゆくことに気がつかない。
    姉の恐ろしさととうとう最後に歯向うキ

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    「大魔法使いクレストマンシーシリーズ」の「魔女と暮らせば」
    クレストマンシーシリーズは三巻目。前二冊と比べると、わりと淡々と物語が進んでいったような。
    私もだいぶクレストマンシーの世界に慣れてきたせいか、ちょくちょく先が読めてきてしまった(^_^;)
    キャットはかわいいけど、何かといらいらする主人

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    何度読んでも楽しめる作品です。
    ダイアナさんの作品のクレストマンシーシリーズの中では一番好きです。
    毒性の強い話ですが、読めば読むほど楽しくなってきます。

    0
    2009年10月07日

    購入済み

    楽しい魔法も嫌な魔法もてんこ盛りで、あっという間に読み終わってしまった。特にラストの畳み掛けがまー凄い。面白いのに後味がほろ苦いのもまた良いね。

    0
    2025年11月16日

    Posted by ブクログ

    とびっきり面白い冒険譚がある訳ではないが、クレストマンシーとは何者なのか、奇妙な城の秘密、キャットの能力はどれほどのものなのか知りたくてページを捲った。
    『ハウルの動く城』の作者だと知り、なるほどはちゃめちゃなことが巻き起こるのも頷けた。
    グウェンドリンの横暴さ、癇癪持ちにイライラしつつ子供の頃に読

    0
    2022年11月19日

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