笠井潔のレビュー一覧

  • 青銅の悲劇(上) 瀕死の王

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    大学時代に活動家だった作家・宗像。活動家時代の仲間だった北澤風視の妹・雨香に招待されて鷹見澤家にやって来た宗像。鷹見澤家の家庭教師として滞在するナディア・モガール。地域の実力者である鷹見澤信輔と息子・浩輔。浩輔と対立し引きこもる洋輔。浩輔の娘・緑に頼まれ鷹見澤家に起きる不可解な事件を調査する宗像と雨香の息子・響。三種の神器に関わる事件。鷹見澤家の神事で起きた信輔に対する殺人未遂。信輔に盛られた毒。服役から出所してきた浩輔の弟・隆夫。浩輔の殺害。行方不明になった洋輔。鷹見澤家の周囲に現れた黒い服の女。浩輔の不倫。

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    2015年07月15日
  • 薔薇の女

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    ネタバレ

    かなりひどい評判だったがなかなか面白かった。わりと分かりやすい内容だったということもあるが、誰が、なぜやったのかをきっちりと説明されていて、個人的にはかなりすっきりした。まぁ登場人物紹介に出ていた人物が、はじめからほとんど死んでいて、最後にはさらに減ったことには笑ったが。

    ルノワールが、経済と性犯罪の関係を説明している部分が特に面白かった。

    ところで、ヤン=ジルベールで合っているのだろうか?唐突すぎてわからなかった。

    思想モデル:ジョルジュ・バタイユ

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    2015年03月20日
  • サマー・アポカリプス

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    悪く言ってしまえば、賢いのかお馬鹿なのか判別がつかない小説だった。どこからどこまでが現実で、どこからがフィクションなのだろうか。

    たまに登場する中二病的な台詞や言動や組織には苦笑いしてしまう。あくまでも日本が舞台ではないのが救い。

    結末も、一番まともに動機のある人物が犯人で、一番きな臭いい人物が黒幕的な役割だったという、イマイチ意外性のないもので残念だった。

    思想モデル:シモーヌ・ヴェイユ

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    2015年03月20日
  • リレーミステリ 吹雪の山荘

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    登場人物表に「有栖川有栖」の名前があるのに、執筆者の中に有栖川先生の名前だけが無い…だと…(ざわ…)。
    いやいや、各先生方が一章ずつ手がけてらっしゃるのに、何故か法月先生が二章手がけてるじゃないか!この辺にトリックの肝があったりするんでしょーよー!(興奮)と思ってたら。
    中盤で「案の定ルイス・キャロルきたこれ!見立てや!有栖川先生がキーなんやー!」と鼻息荒くしてたら。

    全 然 見 当 違 い だ っ た←本当に悲しかった…

    後書きを読むと、有栖川先生、リレー連載途中で執筆を断られたとのことΣ('_')がーん
    そりゃ途中まで登場するよね…執筆者として名前載らないよね…涙。

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    2015年02月04日
  • バイバイ、エンジェル

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    『森博嗣のミステリィ工作室』での紹介から。
    探偵さんの言ってることが、哲学的すぎて全くわからない。
    ラストの犯人さんとの会話なんて一つも理解できない。
    それでも面白いと思った。

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    2014年01月16日
  • バイバイ、エンジェル

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    硬い文体と、キーワードである哲学部分が邪魔して読み難いですが、過去の確執や首のない死体、失踪した人物からの手紙など、本格の魅力がたっぷりです。
    死体の首を切った理由は斬新ですし、犯人特定のロジックや、電話の記録帳が盗まれた理由もよく考えられていて秀逸な推理小説だと思います。

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    2015年12月18日
  • 新版 サイキック戦争2 虐殺の森

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     前作ではベトナム戦争を題材にしていたが、近作ではカンボジア大虐殺を題材にしている。解説によると過激な帰農主義政策による弾圧が正体だという。ホロコーストといいシベリアの強制収容所といい、軍主導の弾圧はえぐ過ぎる。無尽蔵の暴力によるか弱き市民への攻撃は非人道の極みだ。上層部にはサイコパスが巣食っており、軍は悪魔の傀儡と化して虐殺を繰り返すのだろう。
     マッカーソンやアンジィ三姉妹、レジュー・ドールを倒し、物語は一応収まっているが『ヴァンパイヤー戦争』に比べると物語に物足りなさがある。

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    2013年07月10日
  • 薔薇の女

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    異常性欲と社会的理性が交錯するとき
    両性具有者を模した人肉人形が企画制作される
    ビューティフルドリーマーがその子宮より産み落とした悪夢である

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    2012年05月31日
  • サマー・アポカリプス

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    たしかに前作を上回る完成度。何重もの黒幕が登場し、どんでん返しの連続。読みごたえあり。「薔薇の名前」みたいだった。

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    2011年09月23日
  • 哲学者の密室

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    ■時空を超えて共鳴する、ふたつの“三重密室”

    開口部を完璧に閉ざされたダッソー家で、厳重に施錠され、監視下にあった部屋で滞在客の死体が発見される。現場に遺されていたナチス親衛隊の短剣と死体の謎を追ううちに30年前の三重密室殺人事件が浮かび上がる。現象学的本質直感によって密室ばかりか、その背後の「死の哲学」の謎をも解き明かしていく矢吹駆。1100ページ超の全1冊で贈る20世紀最高のミステリ!

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    2012年11月07日
  • サマー・アポカリプス

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    黙示録見立て殺人、というだけで一気に読む気が倍増した私。ええええ、期待にたがわず、でした。前回に負けず劣らず重いけれど。密室、アリバイ、見立て、ともう要素要素がツボを突きっぱなし。しかしこういうとき、日本にキリスト教があまり馴染んでないのがちょっと不便かな。宗教観があまり理解できないので。「カタリ派」というのも、ああそういえば世界史に出てきたかな……くらいの認識しかないので、今ひとつ分かりにくかったかも。
    ところでこれ、当初は「アポカリプス殺人事件」だったらしいけれど、それってすごく語呂悪くない? 絶対「サマー・アポカリプス」のほうがいいでしょ。編集部の意向だったらしいけど。

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    2009年12月30日
  • 雷鳴のヴァンパイヤー 九鬼鴻三郎の冒険(3)

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    九鬼の過去とか、裏切り遍歴の理由がわかる物語です(わかるといっても一部分だけど)
    個人的にムラキが出てくるかとちょっと期待してました。
    そして、あの解説には正直驚きました(笑)腐女子を狙っているのでしょうか?それとも解説者がそういったことの関連する方なのでしょうか?ちょっとその辺が気になります。

    個人の意見です・・・続きが読みたいです(切実)

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    2009年10月04日
  • 薔薇の女

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    前2作と比べたら格段に読みやすい。
    けれど楽しみも面白さもキチンと保っていられる作者に脱帽。
    以降の作品が楽しみになりました。

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    2009年10月04日
  • サマー・アポカリプス

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    再読。初読時よりは理解できるけれど、やはり難解な事には変わりない。
    カケルやシモーヌの思想に理解は出来ないけどお話としてはとてもよく出来ていると思います。

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    2009年10月04日
  • ヴァンパイヤー戦争1 吸血神ヴァーオゥの復活

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     けっこう昔に出版されたシリーズの新装版。昨今のセカイ系も良いですが、この圧倒的なスケールには圧倒されます。

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    2009年10月04日
  • 薔薇の女

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    毎回ながら・・・読むのに時間が掛りました!でも事件事態が面白いデティールがいっぱいあり、私はワクワクしながら読みました。伝説的な女優の映画をテレビで放送する度に起きる猟奇殺人。血で署名されるアンドロギュヌスのサイン。アンドロギュヌス自体、なんだか血生臭いじゃないですか。そして切断されて持ち去られる体の一部。まさにまさに私好み!おまけにカケルのことが少しだが過去を含めでてくる。少しずつ影をみせてきた悪霊のことももちろん出てくるし。相変わらず、カケルの話は哲学的すぎて理解するのに大変ですけどね〜。

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    2009年10月04日
  • 哲学者の密室

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    まず、本作品の長さに尻ごみしてしまいますね〜。今までのように哲学的なことがず〜っと書かれているんじゃないだろうか・・・と懸念して読み始めました。が、事件もこれこそ本格推理!っていう感じで、ちょっと違う感じがします。なので厚さはあまり気にならずにいましたが、どこも見逃しちゃいけないと身構えた為に読み終えるまで時間が掛りました。おまけにナチの戦犯のことやドイツ人哲学者(偽名をつかっていますが、あきらかにハイデカーのことだとわかります)などが出てきますから、余計に私には面白く読むことができました。前作までの三冊が三部作とされていますが、本作で「悪魔」的存在で駆のライバルが登場するのか?!とハラハラし

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    2009年10月04日
  • ヴァンパイヤー戦争2 月のマジックミラー

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    本作のヒロイン・ラミアは登場なし。九鬼と蒔恵の出会いがメイン。第1巻で語られた光明神ラルーサと暗黒神ガゴールの争いの続きから、日本の真の歴史までが蒔恵の口から語られます。しかし、九鬼は何人殺してるんだか。フリーメーソン・CIA、日本の警官・KGBと今回も派手な銃撃戦が繰り広げられます。

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    2009年10月04日
  • ヴァンパイヤー戦争1 吸血神ヴァーオゥの復活

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    SFというか怪奇小説というか、ハードボイルドというか、とにかくたくさんの要素がぎゅっぎゅっと詰まった小説です。今回新装版として加筆修正されているそうです。昔々読んだのですが、どこに加筆があるのか分かりません。
    とにかく広がっていく世界観がおもしろいです。ただ、講談社版の挿絵にはちょっとひいてしまいました。残念。

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    2009年10月04日
  • 夜と霧の誘拐

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    哲学や歴史の部分をあまり理解しないまま(しようともしないまま)読んでしまったため、難しく感じてしまいました。

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    2026年05月26日