あらすじ
そのルーツを知れ! 世紀を超えてよみがえる傑作――蝙蝠を思わせる黒マントの男とその配下が、極秘計画を進めるNASAの通信基地を急襲し、計画を頓挫させる。しかし、それは時空を超えた「光と闇の戦い」の序章にすぎなかった。戦いに巻き込まれた九鬼鴻三郎は、攻防のカギを握る美少女・ラミアに近づく。兆す黒マントの影。壮大な伝奇世界の扉が、いま開かれる! <全11巻>
◎「戦いを宿命づけられた二つの文明、暗躍しあう国家組織、人類史と並走して描かれる確固たる吸血鬼論。この暴力こそ伝奇小説。ここに、僕らがなくした『戦争』が蘇る。」<奈須きのこ>
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
全11巻+番外編が3冊あり。
じつはジャケ買い。絵はTYPE-MOONの武内先生。彼らの作品も素敵です。
ペダントリーな笠井潔らしく、重火器類、諜報機関やらNASA的な用語が頻出します。
物語の核はヒロインキキと、九鬼と出会っては死んでいく女たちの美しさですね。
Posted by ブクログ
今まで、名前だけは聞いていたのですが、なかなか読む機会がなかった笠井潔さん。この度、講談社文庫から装い新たに『ヴァンパイヤー戦争』が出版されたのをきっかけについに読み始めました。
面白い。
内容的には、オカルトチックなタイトルにも関わらず、どちらかというとハードボイルド風。しかし、それでありながら一昔前の伝奇のエッセンスがあますところなく使われているのには脱帽。
全11巻もあるのに序章と終章以外は全て一人称。それも信じられない。
特に興味深いのは背景にある思想です。
やはり、ムラキに憧れてしまいます。
Posted by ブクログ
SFというか怪奇小説というか、ハードボイルドというか、とにかくたくさんの要素がぎゅっぎゅっと詰まった小説です。今回新装版として加筆修正されているそうです。昔々読んだのですが、どこに加筆があるのか分かりません。
とにかく広がっていく世界観がおもしろいです。ただ、講談社版の挿絵にはちょっとひいてしまいました。残念。