【感想・ネタバレ】ヴァンパイヤー戦争2 月のマジックミラーのレビュー

あらすじ

これこそ、伝奇小説。世紀を越えて語り継がれる、ヴァンパイヤー物語の決定版! 壮大な宇宙叙事詩「コムレ・サーガ」の扉が開かれる。痛快伝奇アクション巨編――人類を破滅から救うという吸血神ヴァーオゥが眠るトランシルヴァニアへ向ったラミアが、行方不明に。彼女の消息を探る九鬼鴻三郎の行く手に出没する謎の美女・水城蒔恵は、敵なのか味方なのか? 闇の星間文明ガゴールが太古に残したという暗黒装置をめぐり、世界中の傀儡が抗争を始めた! 伝奇アクション第2弾。<全11巻>

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Posted by ブクログ

本作のヒロイン・ラミアは登場なし。九鬼と蒔恵の出会いがメイン。第1巻で語られた光明神ラルーサと暗黒神ガゴールの争いの続きから、日本の真の歴史までが蒔恵の口から語られます。しかし、九鬼は何人殺してるんだか。フリーメーソン・CIA、日本の警官・KGBと今回も派手な銃撃戦が繰り広げられます。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

第二巻では日本に舞台を移し、たった一人で活動する九鬼と、彼を翻弄する水城蒔絵という美女の交錯を中心に、この世界の新たな秘密が明らかにされていきます。

宇宙規模の「文明の衝突」を背景に、日本の歴史を支配してきた「籠目党」とフリーメーソンの抗争に九鬼が巻き込まれるという、いわゆる偽史的想像力が全開の内容になっています。なお、このシリーズは全編を通して笹川吉晴が「解説」を執筆しており、伝奇やSF、サブカルチャーにまでわたる蘊蓄を開陳しながら、本作の位置づけを明らかにしていて、参考になります。

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2020年09月12日

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