時雨沢恵一のレビュー一覧

  • キノの旅XII the Beautiful World

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    初版と表紙が変わったのだろうか?

    『あなたが泣いたり
    あなたが怒ったり
    あなたが憤ったり
    あなたが憎んだり
    あなたが叫んだり
    あなたが苦しんだり
    あなたが悲しんだり
    あなたが絶望したり
    あなたが決意したりすることは-

    あなたが正しいことの証明にはならない。』

    この言葉に気づかされる。今の自分の姿。



    「山賊達の話」-師匠たちの活躍が手に取るようにわかる。
    「求める国」-どれだけの皮肉だろう。

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    2017年10月28日
  • メグとセロンV ラリー・ヘップバーンの罠

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     ライトノベルはさくさく読めますね。今日はあと1、2冊読みたいです。週末は読書dayです。
     メグとセロンシリーズの5作目です。前作とは違い、学園内の謎解きが中心です。(前作は殺人事件ですからね、しかも連続。)
     あのラリーが1こ下の女の子から告白されるところから始まります。でも本当にラリーのこと好きなのか・・・?と疑問を感じさせる態度。ラリーも本当に恋しているのなら、もっと余裕がなくなるんじゃないかなと怪しんでいたら、納得のラストでした。
     それにしても良いメンバーですね、新聞部。それにラリー、良い人ですね。男らしくてかっこいい。
     個人的にはジェニーの昔の恋の話が気になりました。今作では多

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    2017年09月22日
  • メグとセロンIV エアコ村連続殺人事件

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     GW、こたつを片付けたので、久しぶりにバランスボールに乗りながらの読書です。メグとセロンシリーズが読みかけだったことを思い出したので、読むことにしました。
     シリーズ4作目。新聞部部長のジェニーが所有するエアコ村の別荘に夏休み合宿として訪れた一行。そこでサブタイトルどおりに殺人事件が発生するのですが・・・。
     前半があまりにほのぼのしていて、とてもじゃないけど事件が、しかも殺人事件が起きそうな雰囲気じゃなかったので、ホントに殺人なんて起きるのかな・・・と疑っていました。
     セロンがとても幸せそうで、こちらまでにんまりしました。でもやっぱりちゃんと起きました、事件。かなりベタでしたが、最後に明

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    2017年09月22日
  • メグとセロンIII ウレリックスの憂鬱

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     メグとセロンシリーズの2作目です。最近読書から離れてしまっていたので、リハビリを兼ねて軽く読めるものを読んでいます。
     今回は学園内の相談事を解決するお話。前作で出会ったメグ、セロン、ラリー、ナタリア、ジェニー、ニックの6人が新聞部に所属して「ある物」を探します。
     これはなかなか推理するのは難しいラストでした。でもハッピーエンドは大好きです。
     メグとセロンも少し仲良し度が増したのではないでしょうか。
     それにしても、この小説に登場する食べ物、いつもすごく美味しそうです。こんなランチ、したい。。

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    2017年09月22日
  • メグとセロンII 三三〇五年の夏休み〈下〉

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     アリソンシリーズの第3弾。アリソンとヴィルの娘、リリアのクラスメイトのメグ。そのメグに淡い恋心を抱くセロンの物語。
     夏休みに入って、メグと会えなくなることを寂しく思うセロンにラリーから演劇部の合宿の手伝いの誘いが持ち上がる。メグの顔を見て、挨拶を交わしただけで幸せを感じるセロン。でもその表情には喜びは全く出てこない。
     久しぶりのアリソンシリーズですが、時雨沢さんの物語はその場所が、情景が頭の中にイメージできるのでとても好きです。
     そしてラストはいつも予想していなかった結末が用意されています。
     またキノの旅シリーズも読みたいですね。

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    2017年09月22日
  • メグとセロンI 三三〇五年の夏休み〈上〉

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     アリソンシリーズの第3弾。アリソンとヴィルの娘、リリアのクラスメイトのメグ。そのメグに淡い恋心を抱くセロンの物語。
     夏休みに入って、メグと会えなくなることを寂しく思うセロンにラリーから演劇部の合宿の手伝いの誘いが持ち上がる。メグの顔を見て、挨拶を交わしただけで幸せを感じるセロン。でもその表情には喜びは全く出てこない。
     久しぶりのアリソンシリーズですが、時雨沢さんの物語はその場所が、情景が頭の中にイメージできるのでとても好きです。
     そしてラストはいつも予想していなかった結末が用意されています。
     またキノの旅シリーズも読みたいですね。

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    2017年09月22日
  • キノの旅XV the Beautiful World

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     少し一息、と思いキノの旅を読みました。このシリーズ大好きです。
     ちょっと不思議なファンタジー。そしてとてもダークなお話が多数。でもほっとすることもあって、読み終わったときに「面白かったな・・・」と思える本です。
     また最初から再読したいです。京極夏彦さんの本を読む前、まったく小説に興味がなかった自分が小説好きになるきっかけになったシリーズです。たぶんこれ以外にも新巻が発売されていると思うので、順番に購入していきたいです。

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    2017年09月18日
  • キノの旅 the Beautiful World(1)

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    ネタバレ

    表紙から感動してたけどめっちゃキノだった。好きな作品だけに正直コミカライズは不安だったけど杞憂だった。先生ありがとうございます。

    文庫の方は全部読めてないんだけどやっぱり集めとけば良かった……新装版じゃないほうが欲しい……
    1巻からこれって可愛い顔して何気にキノってエグいシリーズだよなって改めて思った。
    生きてる間に完結するといいな……

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    2017年07月24日
  • キノの旅 the Beautiful World(1)

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    ネタバレ

    最後まで読んだラノベって、
    『文学少女シリーズ』かな?

    『しにがみのバラッド。』は、
    全部読んだのかな?

    『スレイヤーズ』は、
    本編は確か全部読んだはずだが、
    ナーガ様の番外編?は30巻まで続いててたぶん半分も読んでない。

    『とある魔術の禁書目録』は旧約?までで、
    新約になってから読んでないんですよね。

    気になるから全部読みたいが・・・。
    つか、
    そんな中、
    今頃『キノの旅 -the Beautiful World-』がマンガになってて驚いた!
    本編も続いてるみたい?
    読みたいかもなぁ。。。
    とりま、
    マンガの感想を!


    「森の中で」
    止めるのはいつでもできる!
    と、
    これ本当な。

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    2017年07月17日
  • キノの旅XX the Beautiful World

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    もう二十巻。
    これだけ続いて、キノ最大のピンチって今回の羊じゃないのか。
    シショーとデシが宝の山を取りに行く話が良かった。腕を切られても問題ない二人の関係性が気になる。

    このシリーズは、各シチュエーションの示唆と共に、水戸黄門的な安心感もあって、バランスが素晴らしい。

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    2017年04月29日
  • キノの旅XVIII the Beautiful World

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    キノの旅18作目。 オススメの話は「キノの旅の国」、「スポーツの国」。 前者はもちろん結末から語られるので、キノどうしたの?!となったけれども、エピローグで真相が分かるので安心。原作と実写と異なるということで物議を醸しだす映画やドラマなどがそうならざるを得なかった理由が分かるかもしれない。 「スポーツの国」はこれまたブラックな感じで終わる話でお気に入りである。 オススメというよりも納得する話として扉小説の「牛の国」と「止まった国」がある。「止まった国」を読んでから再度「牛の国」を読むとベスト。

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    2017年01月30日
  • キノの旅XVII the Beautiful World

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    キノの旅17作目。 この本を読み通してから目次の絵を見ると、色々気づくことがある。 オススメの話は「時計の国」、「割れた国」、「料理の国」。 「時計の国」は何となくじんわりと暖かくなる話である。腕時計の意味が時間に急かされるものなのか、貴方を刻むものなのか。 「割れた国」は良くネットで話題(?)になる某お菓子戦争が発展して本当に国が亡ぶ話。現実にならないといいですね。 「料理の国」は人違いでキノの料理を習得しようとする国の話。この話を読んでから、目次の絵を見ると面白い。実に真っ赤な料理である。

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    2017年01月30日
  • キノの旅XIII the Beautiful World

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    キノの旅13作目。 オススメの話は「違法な国」。 法律で禁じられている行為の描写がある本は全て発禁扱いになり、回収する法律ができたばかりの国の話。 国掛かりの大馬鹿な話にしか私は見えないが、ネット規制とかゲームが子供に犯罪性を付与するとか言っている現代に通じるものがある。 それを抑制するのは、教育や本人の経験なのか、原因そもそもを断ち切ることなのか。

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    2017年01月30日
  • キノの旅XII the Beautiful World

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    キノの旅12作目。 オススメの話は「悪魔が来た国」、「日時計の国」、「賭の話」。 「悪魔が来た国」について、異邦人にとっての常識はその国にとってはあり得ないこと故、悪魔と伝えられてしまう話。他文化の人と初めて出会った人はこんな反応をするのかなと思った。 「日時計の国」はオチが良い。最高に皮肉である。読んでからのお楽しみ。 「賭の話」も賭けた結果は全く語られておらず、私たちの想像に任されている。さて、彼らにとってモトラドはどちらに含まれるのか。

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    2017年01月30日
  • キノの旅XVI the Beautiful World

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    「死人達の国」のことの真相(エルメスによる仮説)がSIRENと同じで面白いと思った。実はゾンビは素晴らしい世界を皆にも見せてあげたいという親切心から仲間にしようとするのかもしれない。 そして「昼と夜がある国」はキノを含め3団体の旅人が昼と夜が逆転した国での話を書いているが、その行動は実に彼ららしいものである。 しかしキノのやりたかったことが可愛い。

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    2017年01月30日
  • 答えが運ばれてくるまでに ~A Book without Answers~

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    何が正解で、何が間違いで。人生は先は見えないのに間違いだ正解だが溢れかえっている。でも何がそれかなんて全然わからない。 周りから見たら間違いでも、その人にとっては最上の正解なのかもしれない。 答えが来るまでに、この絵本を読んで、この絵本がきっかけで考えて、何かしら動けたならそれは正解なのかもしれない。 何度でも考え直せる。考える時間はある。この絵本をきっかけにしてみてはいかがだろうか。

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    2017年01月30日
  • お茶が運ばれてくるまでに ~A Book At Cafe~

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    心に寄り添う時雨沢恵一の絵本その2。 一編一編が短いのに、心にそっと寄り添ってくれる。 元気がなくなったとき、勇気がなくなったとき、この本を読めばそれは満たされると思う。 忙しさで心が砂漠になっている人も、休日の午後紅茶を口元に運びながら、この本のページを繰ればいい。短い話に何を考えるか、それはページを繰ってリラックスしている貴方次第。

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    2017年01月30日
  • 夜が運ばれてくるまでに ~A Book in A Bed~

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    絵本と謳いながらも、仕事やプライベートに追われ疲れ果てている人の心にそっと寄り添ってくれる話ばかり。 絵本とは真にはそういうものなのかもしれない。 タイトルの通り、夜、一日が終わり寝てしまう前に一話一話読んでいくのも一興かもしれない。 疲れてしまったり、自分が見えなくなってしまったら、立ち止まってこの本を読むのが良い。

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    2017年01月30日
  • 一つの大陸の物語〈上〉 ~アリソンとヴィルとリリアとトレイズとメグとセロンとその他~

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    新聞部、特にセロンとトレイズの絡みが出てきて嬉しかった。でもそれをさらりと見破るトレイズもトレイズだし、一般の学生になるのは難しいってところが相変わらずの王子っぷりというか、なんというか…。

    ヴィルが2回死んでしまうなんて、ショック過ぎて立ち直れないと思ったけど、今回もアリソンは強かった。この強さにヴィルはずっと救われてきたんじゃないかなあと。

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    2017年01月24日
  • 一つの大陸の物語〈下〉 ~アリソンとヴィルとリリアとトレイズとメグとセロンとその他~

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    本当にオールスターでびっくりしてしまった。
    ヴィルを取り戻してくれたのは私の大好きだった親友くんで、出てきてくれたときは涙がでそうになった。

    ちゃんとリリアにもヴィルのことが伝わってよかった!これで終ってしまうのは悲しい。まだトレイズの「約束」の話も決着がついてないし、メグセロの行く末もみたいなあ。

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    2017年01月24日